ちり紙と輪ゴム。 > kuu
ゆうべ、おっちゃんのお母ちゃんが遺した本を読んでいた。
項の間にちり紙と輪ゴムが挟まっていた。
おっちゃんが言うには、
「なんかのしるしだと思うよ。そこいらへんにあるものを付箋代わりに挟んでいたからね」
輪ゴムはくっついてしまって、はがすと、少しだが紙も一緒にはがれた。はがれたのが文字のないところで、よかった。
10年以上は過ぎているだろうに、輪ゴムはつややかにきれいだった。
おっちゃんに「とっておけば?」と言うと、
「kuuちゃんにあげる。大事にしまっといて」と横を向いた。
お母ちゃんの本には、おっちゃんの子供の頃のエピソードがたくさん書いてあって、甘えんぼだったおっちゃんは、まるで今のわたしのようだと思った。
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