人体の不思議展。 > kuu
先日、「人体の不思議展」に行ってきました。
新技術で作られたプラストミック人体標本というのが売りでした。これは、本物の死体に合成樹脂を注入して人体を固めたものです。リアルだし、匂わないし、触っても大丈夫だ~というのですが、おっちゃんは「かすかに死臭がする」と言いました。おっちゃんは、先に会場を出て待っててくれたのですけど、会場の中では鼻がバカになってわからないけれど、外に出て、会場内の空気が流れ出てくるところにいるとわかると言うのです。
kuuは、わからなかった。だいたい、死臭って言われてもなあ…。
内容はどうかというと。
養老孟司先生の本を読んだ方が学問になると思います。
「病気の臓器とか、そういうのをもっとたくさん見たかったよね」とおっちゃんと話したのですが、人体標本が飾ってあるという感じで、取り扱いが軽いのです。展示が見にくいし、説明文もなんだかな…。
展示物の説明文は、小さな文字で書いてあるのですが、遠くて読みづらくて、読んでもたいしたことが書いてない。←おっちゃん談。
死体は中国人のもので生前に献体を申し出た50体だというのだけれど、それも、ちょっと疑っちゃってます。
会場が空いていないと、ストレスの溜まる展示会だと思います。
kaze&kuuが行った日は、平日でしたし、比較的空いていたかと思うのですが、それでも、展示物を見るためにいちいち人がいなくなるのを待ったし、まわりの声がうるさくて集中できない。
うるさいのは、会場にきている客同士のおしゃべり、と、あと会場整理の係員の声。
しょっちゅう注意事項を怒鳴るんだもん。うるさいよ~!!
そんなことは張り紙しとけ!と思うし、そもそも会場作りが甘いのではないか?
もう少し、医学的なアプローチで見せるとか、安くするとか考えてほしかったです。
それなりに見る価値はあるけど、ぼったくりすぎ、というのが風茶房の見解です。
あれでは単なる見世物である。←って、たぶん、主催者は見世物だと思ってやっているんだろうな~、というのが伝わってきてしまうのが悲しいです。
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