もっとカルシウムを摂ろう。 > kuu
きょうの「食品機能論」は、タイトルの内容でした。
なぜ、カルシウムが必要なのか、生理科学的に教えていただきました。
カルシウムが大事な栄養素であることなんて、周知の事実だと思います。けれど、国民栄養調査をみても、すべての栄養素の中で、カルシウムだけが、ず~っと必要量を下回っているのです。
骨粗しょう症、骨折、動脈硬化、高血圧。これらの疾病は、どれもカルシウム不足と関連が指摘されているそうです。
カルシウム不足で、骨はスカスカ、骨折しやすくなり、血液は酸性化して生活習慣病とお友達になり、筋肉は収縮し、神経が興奮しやすく、寝つきが悪く…。
いろんな困ることが、カルシウム不足からきているのかもしれないんですよ~。(と、おどかしときます。^_^;)
カルシウムは一日600ミリグラム以上必要と言われていますが、800~1000ミリグラムを摂取目標にして、どんどん摂ってほしいとのこと。口から摂る分には、摂りすぎの心配はないそうです。余分はおしっこで体外に放出されますんで。
摂りかたのコツをいくつか。
・一度にたくさん摂っても、全部が栄養に回らないで放出されてしまう。まとめて摂るのではなく、数回に分けて摂るとよい。
・乳製品、小魚、海藻に多い。
・吸収効率がよいのは乳製品。(おすすめしたいのは、ヨーグルト)
・カルシウムはクエン酸に溶けて吸収しやすくなる。焼き魚にレモンなど、かんきつ類を添えるのは理にかなっている。食後にみかんなどを食べるのも効果はある。
・大豆はカルシウム吸収によい効果がある。
・運動にも吸収効果がある。
・ミネラルのうちのひとつ、リンの摂取量が多いと、吸収を妨げる。リンを多く含む食品を摂り過ぎないこと。(加工食品、インスタント食品など)
・トクホなどのカルシウム添加食品を上手に利用する。
・閉経後の女性は、特にカルシウムが不足する。要注意!
年を取って気が短くなったあの人や、寝つきが悪くなったと嘆いているあの人に、カルシウム摂取をすすめてみようと思います。
さて、きょうは授業の後、都心に出ました。
食事して、「人体の不思議展」をみて、丸ビルのコンランショップをのぞき、と充実した一日でした。
そのご報告は、後日。
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