中近東の美。 > kuu
後期の講義が始まりました。
今回は「中近東における美」と、ついていけないくせに…懲りずに「食品成分化学」について学びます。
中近東の「花と木と」と題する講義ではスライドをたくさん見せていただきました。日本ではお目にかかれない風景や植物の写真が美しく、特に青空とオリーブとレバノンスギが印象に残りました。
「植物のトゲは水分蒸発を防ぐためのもの」というお話があって、興味を持って調べてみました。
たとえばサボテンのトゲは、気孔からの水分蒸発を防ぐために葉っぱが変化したものだそうです。外敵から身を守るためのトゲ、と思い込んでいましたが、そういう理由だったのですねー。
ウチの庭でトゲがあるのは柚子、棗(なつめ)、と薔薇です。
柚子の果実のみずみずしさを守っているのはトゲだったのか、と思いました。
・・・ということは、棗の実はおいしいのかもしれません。。
さらに、薔薇のトゲは何のため?水分蒸発防止だけだろうか?という疑問が残って検索しましたところ、こちらにこんな記述が。
バラはトゲを持つことで草食動物からの被害を減らしています。たとえ新芽などを食べられることはあっても、茎までは食べられることはありません。そして、草食でない動物もトゲにさされると痛いので避けるようになるため、身が守れます。またツルバラの種類は支えるものに沿って上に伸びますが、トゲがずり落ちるのを防いでいます。Toshi's House 雑学の部屋(6)「バラには何故トゲがある?」より引用
勉強になりました。m(__)m
下の写真はエジプトの楽器です。
中近東文化センターで開催されている「アラジンと魔法のランプと海のシンドバッド」の会場で撮りました。中近東の衣装を着て楽器やおもちゃを持って写真撮影してくれる等、子供も楽しめるイベントをやっていました。明日(9/4)までです。お知らせが遅くてごめんなさい。
10月1日から2006年2月19日までは「ガラスの博物誌展 ~ガラス文化の源流を辿る~」という展示をやるそうです。こちらも楽しみです。
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