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2005.12.15

出会いの話。 > kuu

結婚記念週間もそろそろ終わりですが(笑)、おっちゃんと出会った頃を思い出していました。義母の言葉に「たしかなものは、かすかなもの」、というのがあったなあとぼんやりと記憶があり、出典を知りたくて古い本を探していました。

『俳句の表情』 細見綾子(昭和57年発行、求龍堂)の、自分の俳句を解説したページにありました。

 遠雷のいとかすかなるたしかさよ (昭、一七)

 遠雷、えんらい、またはとおかみなり、ともいうが、この場合はえんらい。遠くの方でとろとろというようにひびき、それが雷だ、と知るには時間が要った。遠く、かすかに、けれども雷特有のひびきを持って。かすかであって手応えのあるものだった。遠くであるから、かすかであるから、たしかさなのだ、と思ったのがその時の発見といえようか。
 それ以来私は、たしかなものは、かすかなのではないかと思うことがある。


そうか、おっちゃんは雷さまだったのだ。

雷さまは、まだ真っ赤だった術痕を気にするわたしを日帰り温泉に連れて行きました。「お蕎麦を食べに行こう。→→→(移動) あれ?温泉施設に入場しないと食堂に入れないみたいだね。どうしようか?」
「・・・みたいだね」って、知ってる場所のはずなのにっ!と疑いましたが、おっちゃんはそういうのをトボけるのがうまくてねえ。
蕎麦の誘惑に負けて、温泉に入ったわたし。。
温かいお湯に浸かりながら、心がほぐれていきました。
恥ずかしいことじゃない。
そのまま人前に出ていいんだ。
普通に堂々としていればいいんだ。
恥ずかしいと思う弱い心を克服しなさい。と、導かれた気もします。

4年目の結婚記念日に、最初から温泉に連れて行くつもりだったと白状しました。
ねっ。「たしか、で、かすか」ですよね。^^

先日、おっちゃんがひとりで都心に出たとき、おみやげに買ってきてくれたもの。長い柄のキャンディの上にくまさんサンタがのっかっています。胸にベルが付いています。

 くまさんサンタとおっちゃんの耳

うたた寝しているおっちゃんを、そろそろ起こしたくて、耳元でくまさんのベルを鳴らしました。

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コメント

kuuぅ~よ、その温泉は家族風呂だったのか?
「たしか、で、かすか」、いい表現だね。
何度か復唱して、腹入りしたい…。
結婚記念週間を延長して、月間にするかぁ~?

投稿: | 2005.12.15 23:21

kuuさん、とても心が温まりました。
ありがとうございます(*^_^*)

投稿: miu | 2005.12.15 23:27

◆姫よ。うん、そうだよ。
と言いたいけど、ちがわい。
初めてのドライブで、そんな大胆な。ヾ(´▽`;)
世間の目にさらされる、いい訓練でしたあ。

月間・・・いいアイデアです。

◆miuさん、こんばんは~。
あったまりましたか?
ちょっと熱めでしたね。(^^ゞ

投稿: kuu | 2005.12.15 23:42

たしかなものは、かすかなもの・・かぁ。
わかるような、わからぬような。でも心の奥でわかるような気がします。 

先ほどはありがとうございました。 kuuさんも、結果よかったね♪ 


投稿: Rico | 2005.12.16 00:17

◆Ricoさん、おはよ~ございます。
たしかなもの、って足音が小さいのかもしれません。
わたしも忍足の練習をしよう。←違う?w

結果、よかったね♪ ヽ(´▽`)/

投稿: kuu | 2005.12.16 08:33

kuuさん、
しみじみさせていただきました。
良いご夫婦ですねぇ。
お義母さまのお言葉も味わい深いですね。

投稿: フラウ | 2005.12.18 22:45

◆フラウさん、ありがとうございます。
いつまでも、ほやほやを目指したいです。

義母の人生が言わせた言葉だと思います。
雷に、わたしはなぜかセクシーさを感じてしまいます。

投稿: kuu | 2005.12.19 00:35

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