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2006.07.09

花びらの数。 > kuu

こうの史代さんの「さんさん録」(全2巻)を読みました。

妻が遺した分厚いノート。それは生活レシピ満載の『奥田家の記録』だった。

というようなことがカバーの裏表紙に書いてあって、読んでみたくなったのです。
こうの史代さんは「夕凪の街 桜の国」で有名になった方。ネットでも、多くのサイトで紹介されましたね。

エッセイや小説の中に入っている生活の工夫やレシピを読むのは好きなんです。作家さんが、作品の彩りとして書くことって、意外に役に立ったり、おいしかったりすると思っています。
「さんさん録」に書かれた生活レシピは、期待ほどの濃さはなかったのですが、印象に残ったところをひとつ。
主人公のじいさんの息子の嫁が植物に詳しいという設定で、幼い娘に『葉脈が平行に走っている単子葉植物は花弁が3の倍数』と教えた場面。
植物に詳しい人なら常識なのかもしれませんが、kuuは知らなかった。へぇ~っと思って検索してみたら、原則はそれでいいみたいですけど、例外もありました。
わかりやすい説明をしてくれたページは「単子葉植物と双子葉植物」(親ページは「カネゴン先生の植物教室」

花弁の数は、3の倍数が多いそうですが、必ずではないようです。3の倍数じゃない例外ってのを、続けて調べています。(イネなど)

ツユクサは単子葉植物です。普通のツユクサの青い花びらは2枚に見えますけど、もう1枚、目立たない白い花びらがあり、3枚なんですね。
ユリも単子葉植物で、花びらは6枚に見えます。でも、ホントの花びら(内花被)は3枚で、外側の3枚はガク(外花被)だそうです。こちらの参考図でふむふむ。(親ページは「市川自然博物館」

写真はおっちゃん撮影、(たぶん)スカシユリのつぼみ。

スカシユリ

話題が本から植物に移りましたが(^^;)、「さんさん録」は読みごたえのあるコミックスでした。主役、脇役、登場人物のキャラクターが特化して良かった。これ原作で面白いテレビドラマや映画になると思います。くだらないコメディタッチにしないで、じいさんの恋話を見せてほしいな。相手役のイケズなところに、とっても共感できましたもん。
それと、あとがきがすごいです。『今まで商業誌で発表した中で、いちばん自信のない作品』と書いてありました。こういうこと、言えちゃうんですね。

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