毒のある…。 > kuu
先々週、「講義中に眠るなかれ。」の記事に、担当教官が講義中の私語や居眠りを許さない人だと書きました。
さぞや静寂な授業風景かと思いきや。
私語は聞こえてくるし、寝ている学生さんも、いました。(^^;
寝ている学生さんの存在は、先生が、
「おい、きみ、大丈夫か」と声掛けしたのでわかりました。「具合が悪いんだったら、すぐに保健室に行ったほうがいい。ここで寝ていても良くならないよ」と。
その手できたか…。
おっちゃん、シンパシーを感じ、おおいに気に入った様子。(^◇^)
個人的にテープを借りたりして、仲良くなりたいみたいです。
「テープ」と書きましたが、ちゃんと説明しますと。
先生 「カセットテープとCDと、どちらがよろしいですか?」
おっちゃん 「CDでお願いします」
翌週。
先生 「CDで録音できなかったので、これ、MDです」
おっちゃん 「あ、ありがとうございます」
・・・・・ウチにMDの聴けるハードはありません。
おっちゃん、買うのでしょうか?!
写真は、ケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔)、別名アメリカチョウセンアサガオの実です。夏に上向きの朝顔に似た大きな白い花を咲かせます。地域によってはよく見かけますが、他のチョウセンアサガオ類と同様、有毒植物です。
事故例は、「花を炒めて食べた」、「ゴボウに似た根を食べた」、「種を間違えて食べた」、「葉や茎を手折ったときの汁が目に入った」など、たくさん報告されているようです。全草にアルカロイドを含むそうですので注意が必要です。その割には公園などでよく見かけるし、果実の生ったところを刈って無造作に公園の隅に放置していたり…。
kuuは一昨年、ネットで検索するまで有毒だと知らなかったし、事故が多いということは知らない人は多いのかも。
今回、写真を掲載するのに、改めて検索してたくさんのサイトを見ましたが、「実のトゲトゲは意外にやわらかい」、「葉はふわふわ」、「花はジャコウに似た芳香を持つ」と読んじゃうと、猛毒と聞いても触ってみたいし、香りを確かめたくなっちゃいます。。
ついでに。
チョウセンアサガオの流通名はダチュラ。中国名はマンダラゲ(曼陀羅華)。む~。魅力的な名前ですね。
華岡青洲は、この抽出物を主成分として、全身麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」を完成させたんだそうです。
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コメント
母と散歩中にチョウセンアサガオが咲いていて、実もなっていて、
母が手を出しそうになったので毒よ~!! と言って止めました。
でも事故多いのは知りませんでした。
「華岡青洲の妻」のテレビドラマで曼陀羅華の花というセリフが印象に残っています。
投稿: ふにゅ | 2006.10.14 22:41
◆ふにゅさん、なんでもよくご存知で。^^
自分の無知を恥じます。
ダチュラも曼陀羅華も、きょう知ったのです。
遠い昔に『コインロッカー・ベイビーズ』は読んだのですけど、ダチュラは、「そうか、こういう意味だったのか」とウン十年後の今になって感激しています。
曼陀羅華は濁点抜きで、まんだらけ?と思ってしまいました。中野にはずいぶん通いました。売るために。w
投稿: kuu | 2006.10.14 23:49