栗と林檎のロマノフ。 > kuu
ロマノフというデザートをご存知でしょうか。
kuuは、『「ラ・ベットラ」落合務のパスタの基本』 というレシピ本で知りました。
簡単に言うと、マスカルポーネと卵入りのホイップクリームです。
本の最後に、落合シェフの大好きなデザートとして作り方とアレンジが載っています。材料を見て想像できちゃうオイシサが悲しい…。なぜって、乳脂肪控えめを心がけて、ヨーグルトでさえ低脂肪か無脂肪のものしか食べないようにしていると言うのに。ケーキなんて、ハレの日にしか食べませんよ。
そう、・・・きょうはハレの日でした。←無理矢理!
最初、お試しで作って今回2度目。2週間以上おいて作ってますので許してください。
栗のロマノフ
出来上がったロマノフにココアパウダーを混ぜ、甘さ控えめに煮た栗と合わせました。仕上げにブランデーをちょこっと振りかけます。
林檎のロマノフ
こちらは、リンゴと先日作った姫リンゴのジャムを合わせました。
どちらもとてもおいしいです。お皿を舐めるように食べました。
おっちゃんは、「市販のケーキはもういらね~」と言いました。
プレーンのロマノフもおいしいのですけど、(いい意味で)乳臭いので、なんか合わせた方がいいと思います。豪華になりますし。イチゴやバナナなどの果物、ジャム、エスプレッソソースなど、いろんなものが合いますよ。抹茶も合うだろうな~。
では、ロマノフの作り方です。『「ラ・ベットラ」落合務のパスタの基本』参照
材料:卵2個、マスカルポーネチーズ100g、生クリーム(40%)300cc、グラニュー糖40g、と書いてありますが、このままだと10人分くらい出来ちゃいます。ウチでは半分の量で作ります。
卵1個、マスカルポーネチーズ50g、生クリーム150cc、グラニュー糖20gです。
作り方
1、卵を卵黄と卵白に分けておく。
2、マスカルポーネチーズと卵黄をよく混ぜる。
3、グラニュー糖を入れた生クリームを六分立てにする。
4、2のボウルに3を2回に分けて入れ、八分立てにする。
5、卵白をツノが立つくらいまでしっかり泡立てメレンゲを作る。
6、4のクリームに5を加え、泡がつぶれないようにやさしく混ぜ合わせる。
面倒なようですが、火を使わないのでそんなにタイヘンではありません。ボウルを2、3、5用に3つ用意して手早くやりましょう。
さて今回、甘さ控えめに煮た栗は、同じ落合シェフの『ちゃんと作れるイタリアン』より、「モンブラン」のレシピで煮ました。
和風の甘栗の煮方より単純で、煮崩れなく固めに仕上がるのでkuu好みです。
甘栗の煮方
・むき栗を量り、栗の70%の分量のグラニュー糖を用意する。
・栗がしっかりかぶるくらいの水を用意。(栗500gなら800ccくらい)
・鍋に水、グラニュー糖、栗を入れて火にかける。
・沸騰したら中弱火で50~60分煮る。途中、ごちゃごちゃ触らない。
鍋に入れる順番は大事です。水、グラニュー糖、栗の順番です。
もし、うっかり煮詰めたり焦がしたら、あわてず水を足します。うっかり焦がしても、飴色で香ばしいのが味のうち。と体験者kuuは語る。。
この先の、モンブランの作り方はとってもシンプルでうまげで目からウロコ。
知りたい人は本を買いましょう。^^
【関連記事】
「栗をむく。」 我が家の栗のむき方です。少し面倒ですが余計なものを入れないので栗本来のおいしさが味わえます。コメント欄に栗むきの道具についてのリンクがあります。栗むき1年の初心者kuu。今年むいた栗はすでに54個。でもケガなしです。^^
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コメント
ロマノフに反応です♪
子供の頃に穴があくほど読んでた、今田美奈子先生の「世界のお菓子大辞典」って名前だったと思う本に、いちごのロマノフってのがありました。
うるおぼえですが、いちごにコアントローにからめて、とろり生クリームをかけて食べるデザート。
昔風シャンパングラスに盛り付けられた姿に憧れたものです。
懐かしいな~・・・。
もちろん作って何度も食べました。
kuuさん、たまには生クリームやチーズたっぷり食べましょ♪
バチはあたらぬ!(笑)
投稿: Rico | 2006.11.12 12:27
◆Ricoさん、コメントありがとうございます!
ロマノフってロシアのロマノフ王朝時代のデザートなんだそうです。
そうかあ~。元々は生クリーム+イチゴなんでしょうか。
マスカルポーネを使うところが、すでにアレンジだったのですねー。
今回、奮発して国産を止め、イタリア産パルマラットのマスカルポーネを使ったところ、お味がアップしました。やはりチーズはヨーロッパ産がいいですね。
しかし、これが250g入りでしたねん。。
あと200gの幸せが待っています。うれし泣き~!
このレシピは黒豆ヨーグルト以来の、我が家の最強メニューと自負しております♪(ただし、ハレの日用。^^;)
投稿: kuu | 2006.11.12 17:49