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2006年11月の16件の記事

2006.11.29

打毀し。(うちこわし) > kuu

「俳句と写真」を更新しました。ポップアップでは閲覧しにくい方は、ブログ版「俳句と写真」の「言葉は花」をご覧ください。

多かれ少なかれ、「俳句と写真」の更新は毎月、揉めます。
今月は揉め度が激しかったので、kuuは疲れてしまいました。
細見綾子、沢木欣一の俳句とおっちゃん(kaze777)の写真で更新していますので、おっちゃんが積極的に写真を撮ってくれないと続けていくのがむつかしくなります。
俳句と写真のセレクトと、加工とページ作りはkuuの担当です。選んだり、作ったりしてから、おっちゃんにOKをもらうという形式です。上司と部下のような…。

毎月、繰り返すのは、「その俳句にその写真は合っているのか」ということ。
「俳句の説明をするための写真を選んではいけない」と、おっちゃんは言います。「俳句は俳句、写真は写真として独立した作品であり、俳句の説明のために写真を撮っているわけではない」という理屈です。
たまに題材を指定した写真をリクエストしても、腰が重いというか、たいてい嫌がって撮らないのです。無理やり撮ってもらった写真もありますけど、そういうのは出来はどうなんだろーか。

おっちゃんが自由に撮った中で、なるべくいい写真をセレクトしたいというのが、まず思うこと。次に、好きな俳句を載せたいと考えます。

朴落葉少しの風に遠く飛ぶ 細見綾子

少しの風に遠く飛ぶ、と詠った朴の落葉が、朴の木の隣にある杏の木に引っかかった写真でいいのか、と悩みながらおっちゃんに尋ねます。「俳句の情景を説明する必要はない」と言われます。「『少しの風』や『遠く飛ぶ』という言葉に何を思うかは個人の感情や教養によって違うのだから、その意味を狭い解釈で限定するな」と言うのです。
朴の落葉がステキに写っている写真をkuuが選んだのなら、それでいいんだそうです。
【訂正】下線部を追記しました。写真の植物は朴の木ではなく杏(あんず)でした。

石垣の石蕗たくましき寺泊 沢木欣一

石蕗(つわぶき)の花は石垣に咲いてなくちゃ、いけないんじゃないか。花はたくましい感じに見えた方がいいのではないか。昆虫は余分ではないか。と思いながら、好きな写真を前にして悩みます。おっちゃんは言います。「『石垣』はそこに見えている必要はない。『たくましき』という言葉を、どういう意味だと思うか。満開に咲き誇っているのがたくましいのか、虫に喰われても花ひとつ咲かせて生きているところに『たくましき』を感じてもいいんじゃないか」

花八つ手いかに本郷打毀し 沢木欣一

大好きな写真に大好きな俳句です。これは、とても合っていると思いました。
写真の八手の花は本郷の建物(安田講堂)のようにも見えるし、有象無象の学生にも見えるし、ぐんと空に向かっている姿から、いろんな言葉が想像できます。権威主義、若さ、解放、無謀、なんかを感じます。

まとまらないですが、きょうはこんなところで…。

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2006.11.28

ココアのこと。 > kuu

おっちゃん、気まぐれゆえ、自家焙煎の珈琲がいつでもあるとは限らず、切れたときはココアを飲むことが多いです。kuuは甘い飲みものはあまり飲まないので、日本茶かドライジンジャーを入れた紅茶を飲みます。ふたりとも、カフェインは人並み以上に摂りすぎていると思いますが、だからと言って習慣になったものを飲んで眠れないってことはないのです。眠れないなら起きている、という生活なので気にならないだけなのかもしれませんが…。

ココアは明治のミルクココアが定番です。お店に森永しかないとき、買わないで帰ることが多いです。明治の方が好みの味だと、おっちゃんは言います。(だけど、ミルクチョコレートは森永が好きなんですって。ややこしい…)健康のために飲んでいるわけではないので、ポリフェノールを高めたとか言う、お高いやつなど見向きもせず、いつもの味を求めます。

ココアもチョコレートもカカオ豆から作られます。ココアはチョコレートを作るのに必要な脂肪分を搾って減らしたものなので、双方の需要には密接な関係があると思っています。チョコレート製造のピークの時期にココアが安くなる傾向が見えます。ずばり!12月と2月頃。そろそろ、スーパーでココアの安売りが始まっています。

ドイツのココア写真は、きのう買ったドイツのココア。箱の裏にはアラビア語らしき文字が書いてありました。見かけないメーカーでしたがPOPに「プロ嗜好」みたいなことが書いてあったのでお試しに買ってみました。100グラム入りで210円でした。
お砂糖や粉乳など添加されていない純ココアパウダーなので、甘くないし溶けにくいです。

お砂糖と一緒に熱湯で練って温めた牛乳を加える。そういうココアの作り方、しなくなりましたねー。

こういう記事には望まないトラックバックが付くことが多いので、この記事は受け付けない設定にしておきます。

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2006.11.25

オニドコロでした。 > kuu

庭にあるツル性でハート型の葉っぱの植物ですが、ヒメドコロと思っていたのはオニドコロでした。(*過去記事には訂正を入れました)

さっき、もっと零余子はないかと藪庭を探索してたんです。零余子は見つからなかったのですが、夏に花の写真を撮ったあたりの屋根下で、オニドコロの実を見つけました。

オニドコロの実

『oNLINE 植物アルバム』さまのエドドコロ(ヒメドコロの別名)のページに、「実(翼果)を割って中の種子を見るとヒメドコロは真ん中に、オニドコロは端にあります。」との記載があります。それで実を割ってみたんです。

オニドコロの実 オニドコロの実と種

左の写真が実の全体です。3枚の翼のある実がたくさん付いています。右の写真の左から「ひとつの実・実を割って開いたところ・中にあった種(4個)」です。端(下方)に種が寄っているのが見えるでしょうか。薄い膜の翼がひとつひとつの種についています。これが風で舞い、回転しながら飛んでいきます。
種は通常ひとつの実に6個入っているそうですが、いくつか開いてみたところ、3個のもの、4個のものなどがわりとありました。栄養状態が悪いのかも。

零余子が付いたあたりの植物の特定はできていません。
オニドコロもあるし、ヤマノイモ(ウチのはマルイモとおっちゃんは語る…)もある、という結論になりますように~。
芋掘りは、いつするんだろう?

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2006.11.24

ぬかごめし。 > kuu

先日、庭で見つけた零余子(ぬかご、むかご)のことを書きました。「庭の零余子。」 きょうは、その続きの記事です。
うれしいことに、ふにゅさんがお買いになった零余子を半分も送ってくださいました。ふにゅさん、大粒の立派な零余子をありがとうございました。

零余子(ぬかご、むかご)

写真の右手前に小粒なものが5個あります。これは、その後、しつこく探して庭で採取した零余子です。大きさが全然ちがいますね。色も違います。ふにゅさんの零余子が小さなイモだとしたら、ウチのは小石という感じ。

さて、念願のぬかごめし(ウチではそのように呼びます)、おっちゃんにkuuが作るようにと言われて、作ったことがないのでネットで検索しました。
アク抜きが必要と書いてあるところと、アクはない(もしくは少ない)と書いてあるサイトがあったので、少しかじってみました。あ、けっこうアクはありますね。たぶん、ですけど、いろんなイモの零余子があるし、成長段階や条件によってアクの強さは変わってくるのでしょう。細見綾子の俳句はこういうことを詠っていたのかなあと思いました。kuuは実際に零余子を食べてみるまでは、作る時と場合によって調理法が少し変わるというような心の在りかたを詠っていたのかと思っていたんです。そういう己を詠った俳句ではなく、生活の中で自然のわずかな変化をとらえて、その感動を詠ったのかな~などと考えました。

アク抜きは茹でて、そのまま蓋をしてしばらく放置する、という方法でやりました。加える調味料は、おっちゃんは塩と日本酒でやっていたと言いましたが、わたしの好みで塩、酒、しょうゆ、だし昆布を使いました。少量のしょうゆを入れると、ごはんが焦げやすくなって、そのおこげさんがおいしいんだもの。

ぬかごめし

おっちゃん撮影、ぬかごめし。
おっちゃんの強硬なリクエストにより、庭の小粒な零余子も入っています(笑)。
零余子1個1個を味わって食べました。粒によって味わいが違うのが楽しかったです。
味を言葉にするのがむつかしい。深く口に残ります。今まで食べたことがない味だから、言葉を置き換えられない(=表現できない)のです。(イモの味がするとは思うんだけども…) これはアクを抜きすぎてしまっては面白くない。かと言ってアクが強く残りすぎたらきついでしょう。今回はとてもおいしくいただくことができました。

さて、庭の零余子やツル性の植物が何ものなのか、再度調べてみました。
イモを食すことができるタイプ(便宜上、ヤマノイモと総称します)と、通常食さないタイプ(トコロ)、このふたつの、よく言われる違いは、
・ツルの巻き方向。(ヤマノイモは上から見て左巻き、トコロは右巻き)
・葉っぱの付き方。(ヤマノイモは対生、トコロは互生。これは変化することがある)
・零余子の有無。(ヤマノイモはできる。トコロはできても「零余子らしきもの」。サイトによっては「できない」と断言していた)

それから、こういう記述も見つけました。
・冬に地上部が枯れたときに茎を曲げるとわかる。(ポキッと折れるのがヤマノイモ、曲がるだけなのがトコロ)
参照サイト:ShinWorld(あるゴーマニストの書き捨て)さまのコンテンツ、「ヤマノイモ(山芋)掘り」より。

庭の植物は、今確認できるほとんどが右巻きで互生なのでトコロと思うのです。零余子の付いた場所は葉っぱは落ちてしまって茎は巻いていないのでよくわからないのですが、枯れた茎は曲がるだけでした。つまり、これもトコロ? だけど、零余子は小さくてもコロコロしていたし、おいしかったんです。

もう、イモ掘ってみるしかないですね。
おっちゃんが言うには、かつて掘って食べた庭のマルイモは、粘りが強くて味が濃く、たいそうおいしかったそうです。丹波から持ってきたものなら霧イモと言われる系統なのかな? 零余子は今回採取したような小さいのだったと言っています。

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2006.11.23

柿、干し柿、柿ジャム。 > kuu

今年の柿はおいしくて、熟柿になる前に食べちゃったら、どうしよお~!と思っていたら、柿のおいしい贈り物をいただきました。

柿盛り

うしろは義父母のご縁で毎年送っていただいく次郎柿をむいたもの。

左にあるのは西条柿の干し柿。松江からのいただきものです。西条柿は中国地方に特有の渋柿だそうです。普通の干し柿よりず~っとやわらかくて中は透明でトロトロになっていました。うっとりする甘さがあります。kuuだけ早く起きた朝、おっちゃんが起きるまでの空腹の虫おさえで、渋い日本茶を入れて、この干し柿をひとついただくのが楽しみです。

右手前のなんだかわからない物体。これは手作りの柿ジャムをマスカルポーネチーズと混ぜたものです。これをトーストに塗ると激ウマ!でした。「マーマレード+サワークリーム」に似ていますが、おいしさはこっちの勝ちかな。おっちゃんなど、食べ終わるまで黙々ともぐもぐ(笑)。
材料にこだわりがありますので、そのことを書いておきます。

柿ジャムの作り方は去年と同じでした。→「30分で作る柿ジャム。」
材料の柿はご近所の庭に生った小ぶりの柿をいただき、それを使いました。(品種不明、4個使用) 皮をむいて種を取った中身は240グラム。
その他の材料、グラニュー糖は柿の20%の重量で48グラム。酸味はレモン1/2個。お酒も使いました。今回はコアントローです。大さじ1+1/2くらい。多めです。
鍋の中で果肉を大ざっぱにつぶすのですけど、今回は手抜きしたため、大きめの果肉が残りました。

先日、ロマノフを作ったときに使ったマスカルポーネチーズが残っていたので、それを手作り柿ジャムと混ぜたんです。マスカルポーネはイタリア産パルマラットです。分量はジャム1に対してマスカルポーネ1/3くらい。(*ジャムとマスカルポーネを混ぜるのは食べる直前です!)

ロマノフを作ったとき、1度目は国産のマスカルポーネを使い、2度目にパルマラットを使ったのですけど、出来上がりの味に差は出ました。パルマラットは小さいサイズのもので250グラムありましたので買うとき迷ったんですが、これにして良かったです。だって、おいしいもの。ただ、ロマノフを5回作る気持ちはなく…、残ったマスカルポーネの使い道をどうしようかと思っていたんですね。ジャムと混ぜてパンに塗るというのはお手軽でいいです♪

【関連記事】
「30分で作る柿ジャム。」柿ジャムの作り方はこちらをご覧ください。
「熟柿のデザート。」柿とコアントローの出会いはこちらから。
「栗と林檎のロマノフ。」ロマノフの作り方はこちら。とてもおいしいデザートです。
「マーマレードサワークリーム。」こちらも十分おいしいです。
【追加関連記事】
「サツマイモとリンゴのジャム+マスカルポーネ。」長い記事ですが、最後の方でマスカルポーネについて書いています。
「熟柿の楽しみ。」熟柿はアイスクリームとも相性がいいです。我が家では、1月末まで保存して熟柿を楽しんでいます。

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2006.11.21

仲良くなりたい。 > kuu

人生最後の商売として喫茶店をやりたい。
とおっちゃんが言ったから、本サイトは風茶房と名乗っているのです。
けれど、それは遠い未来なんだろうなあ~と思います。

実現の日は遠いとしても、料理を作るとき、アレンジしていくとき、喫茶店のメニューになるかどうか、ということはよく話します。それは夢のように楽しい時間です。
おっちゃんは、ある程度納得するまで同じものを作り続ける傾向があり、現在は「うどんもどき」を「うどん」にするべく研究中で、何度か「もどき」を食べさせられています。
その道草で出てきたのが「揚げ菓子」なんですが、最近コレばっかり!
小麦粉の種類、塩や卵の割合、混ぜる具など変えて作り続けています。
さすがに、、、、、げっぷ。
そしたら、今度は揚げずに焼くようになりました。
生地に重曹と きな粉を足して、小さくカットして延ばしたものを、ストーブの火でじんわり焼くのです。砂糖を加えず、きな粉だけの甘みです。焦げたところや膨らんだところがかなりおいしいのですが、kuuはきな粉の風味が好きではないのです。それを言ったら、きな粉風味を消すのにシナモンを混ぜたらどうだろ?ということになりまして、次回はそれを作ってくれるそうです。完成された味になったら、またここで紹介いたします。

作った!→ブログで紹介→作ってみてね♪
 ではなく、
作った!→ブログで宣伝→食べに来てね♪
 になるのは、いつの日か~。

チッチ写真は、今年の初夏に庭で生まれたらしき子猫です。
最初は鳴き声だけ聞こえました。
初めて見たときは、兄弟というより三つ子のようにそっくりな子猫が三匹一緒にいました。
次に見たときは二匹でした。当時はやせ細っていました。
寒くなってから、ときどき見かけるようになったけど、今は別行動みたいです。それぞれ、別の大人猫と一緒にいたりします。
まったく人慣れしていなくて、見かけるとすぐ隠れ、すきを見てもっと遠くに逃げ出します。いじめないよお。(´・ω・`)
補色に隠れたりしてかしこいね。( ̄o ̄*

チッチ
最近は、隠れながらも、顔をいっぱい見せてくれるようになりました。
勝手にチッチと名付けています。

もう一匹はポッポ。こちらは隠れ方が激しく、まともな写真はまだ撮れません。
チッチとポッポ。名付けたのはおっちゃんなのですが、どこかで聞いた名だと思って検索したら、『狼少年ケン』に出てくる双子の子供の狼と同じでした。おっちゃんの発想は「犬のポチ」のポとチからだそうです。

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2006.11.20

庭の零余子。 > kuu

零余子は「むかご」と読む人が多いでしょうが、細見綾子は「ぬかご」と言っていました。東では「むかご」、西では「ぬかご」が一般的でしょうか?

ぬかご飯二度炊きし二度味ちがふ 細見綾子

kuuはヤマノイモの零余子を一度も食べたことがありません。実物を見たこともなかったのです。ミントのみんさんふにゅさんちのエントリーをうらやましく拝見しました。
ところが…。

零余子これは!
零余子ではないでしょうか。
2個づつタマタマみたいに(^^;)、等間隔で5cmおきくらいにくっ付いたツルが月桂樹に絡まっていました。
この写真を撮って、少しさわったら、見事に全部落ちました。・゜・(/Д`)・゜・。地面は枯葉や雑草に覆われており、落ちた零余子は拾えませんでした。。

おっちゃんに報告すると、マルイモ(丸い形のヤマノイモ)を義母が面白がってたくさん植えていたそうなので、その零余子だろうと言うのです。

オニドコロ
だけど・・・庭のツル性の葉っぱは、付き方がヤマノイモの特徴の対生じゃなくて互生なのでトコロ(野老)の類だと思うのです。ツルの巻き方は上から見て右巻きですしね。これが左巻きだとヤマノイモの特徴なのです。

本日替えたトップバナーも右の写真と同じ株の植物です。トップバナーの写真だと、互生なのがわかりやすいですね。
これはヒメドコロ (もしくは、オニドコロ?)だと思うのです。

オニドコロ右の写真は、夏に撮ったこの植物の花です。雌雄異株なので、雌株の花かなと。
これを見てヒメドコロだと思っていたんです。

【訂正(2006/11/25)】ヒメドコロではなくオニドコロでした。

う~む。どっちなんでしょうか。
マルイモも、ヒメドコロ オニドコロも、両方ある!
のかもしれませんが。

マルイモなら掘って食べたいし…。

【関連追加記事】
ぜひ読んでいただきたいです。ぬかごめしを作りました。^^
「ぬかごめし。」

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2006.11.19

いも汁。 > kuu

最近、よく食べているのがいも汁です。

いも汁

今晩のいも汁は、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、キョウイモのイモ4種でした。その他に、秋鮭、大根、しいたけ、突きこんにゃくが入っていました。白みそ仕立ての薄味です。作ったのは、おっちゃん。
写真のイモがキョウイモ(京芋、別名たけのこ芋)です。
kuuは初めて食べたのですけど、見かけはたけのこですよね。味はジャガイモとサトイモの中間というと大ざっぱすぎか…。ぬめりのないサトイモのようで淡白な味。
サトイモはおいしいけど、調理するとかゆくなったり包丁がすべったりするので、それに比べたら扱いやすくていいと思いました。長さ30cmくらいのものが220円でした。

いも汁のコツは、数種類のイモを使うことだと思います。
特にサツマイモは欠かせないと思います。近所の八百屋で売っている紅あづまがおいしいのですよ。

おっちゃん流の手抜きがありまして。
この料理では下処理のアク抜きをことさらしないのです。
下茹でなど、いっさいしません。
kuuなら水に浸けるくらいはするのですが、切るのが早いおっちゃんは切ったはしからぼんぼん鍋に入れていきます。
ただ、煮立ったところで出たアクはすくいます。
それから味噌を入れます。
コトコトと15分くらい弱火にかけてじんわり煮ます。

突きこんにゃくを使うのも手抜きとしては上等です。切る手間いっさいなし。

アクというものの考え方ですが、神経質に取りすぎると旨味も捨ててしまうことになると思います。家庭料理では汁の透明度とか、素材の出来上がりの色などにそれほど とらわれる必要はないと思うのです。むしろ、手間を省きたい。(^^;)

そうして出来上がった汁は野菜と魚の旨味が合わさって、とてもおいしいスープになります。粗野な味とも言えますが、おっちゃんの味がします。^^

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2006.11.18

昼風呂生活。 > kuu

数日間、昼風呂に入る生活をしていました。
のんびりしていて羨ましいね。
なんて、言わないでください。。

お風呂の電球が切れて、夜は真っ暗で入れなかったのです。
買ってきたらいいじゃないかと普通は思うでしょうが、切れてもすぐに買わなかった打ち明け話は、過去にも書いてきました。
おっちゃんが買いに行くと言って聞かず、でも買いに行かない、というのがパターン化しています。kuuが買うと無駄に高い新製品に目を奪われたり、ワケありの安売りを見抜けずに買ったりするから、kuuひとりでは買いに行ってほしくないんですって。というか、おっちゃんが自分で見て、新製品なり安いものなりを判断して納得いったものにお金を払いたいのだそうです。
なら、好きにすればいい。
お風呂が真っ暗で夜入れないくらいじゃ、ケンカのネタにさえ、ならなくなりました。ウチのお風呂は冬に給湯器が壊れて、おっちゃんの簡易修理でいちおう復旧していますが、チョロチョロとしか湯は出ないのです。風呂桶に十分なお湯が溜まるのに、夏なら2時間、今だと3~4時間はかかる、という付加条件があるのですけど…。
その間は洗い物など、水をたくさん使う家事はできなくなります。。

そもそも、お風呂の電球が切れたのは、その前に洗面所の照明が切れて、風呂場のガラス戸越しの灯りが洗面所に入るようにと、点けっぱなしにしていたから。
洗面所の照明はトイレの電球が切れて以来、トイレの中も明るく見えるようにと、点けっぱなしでした。

まとめると(笑)、今、ウチの切れてる照明は。
お風呂、洗面所、洗面台、トイレ、階段の踊り場。それから、いちばん使っている部屋の蛍光灯が落ちて1ヵ月以上経ちますが、あれもそのままになっています。(←つまり、大中小の蛍光灯の小しか点いていません)

昨夜、ようやく買い物に行って、本日(ほとんど)復旧しました。規格サイズ外の洗面台の蛍光灯だけは買えなかったのですが。

部屋の落ちてきた蛍光灯は、留め具が壊れているのを針金や紐を使って固定したので、照明器具ごと取り替えるのかと思ってましたけど、そういうことにはなりませんでした。kuuの以前の家で使っていた余分な照明器具がふたつもあるというのに。どこにあるかは探さなければ出てきませんけど。

明るくなっただけで、この世の春みたいに機嫌がよくなったkuuでした。
がっ!
部屋に大きな蝿が入ってきて、蛍光灯の周りをブンブン飛んでいます。うるさいです。針金と紐で取り付けた蛍光灯をバシバシはたくわけにもいかず、だんだんイライラしてきました。(-_-;)

どこかの家

【関連する過去記事】もしよろしければ、お読みください。
(タイトル眺めるだけでもお察しいただけるかと思いまして…)
「自力でするという罠。」byつづきをり(2004/8/20) 給湯器が壊れた話。その1

「kaze&kuu、同じお題で記事を書く。…予定。。」(2005/2/8) 台所の蛍光灯が切れた話。
「蛍光灯が切れたあ。」(2005/2/18) その顛末。おっちゃん編
「蛍光灯が切れたあ。」(2005/2/18) その顛末。kuu編

「温泉に行った理由。」(2006/2/18) 給湯器が壊れた話。その2

「今朝の目覚め。」(2006/10/12) 部屋の蛍光灯が落ちてきた話。

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2006.11.16

義父の植えた薔薇。 > kuu

我が家の薔薇は1種類。
この花の咲く時期は、5月、10~11月、1月頃。年によって冬は咲かなかったりします。
ちょうど今、一輪だけ咲いています。

庭の薔薇
11月14日のつぼみ。

庭の薔薇
本日11月16日に開花。

これは義父が苗を買ってきて植えたんだそうです。
義父はこの色と小ぶりな花の大きさを、「品がある」と言って愛でていました。おっちゃんが挿し木して増やし、多いときは5株くらいあったのが、今は2株。

一輪挿しに合う薔薇。

と、義父は言っていたそうです。

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2006.11.13

揚げ菓子。 > kuu

つややかな次郎柿をたくさん いただきました。
今年の柿は特においしいような気がします。
お天気がうまい具合に味方してくれたのか、丹精こめて作られた成果なのか。どっちもなんだと思います。

熟柿になる前に食べ尽くしてしまいそうな勢いのkuuを、熟柿が大好きなおっちゃんは実力行使で止めました。
ズバリ!それは、おいしいおやつを作ること。
薄力粉で作った揚げ菓子。かりんとうもどきです。
もっか我が家のブーム。腹持ちいいし、揚げたては自家製ならではの香ばしさ。いろいろアレンジできますが、一番おいしかったのは黒ゴマの入ったコレ。

揚げ菓子

薄力粉を手打ちうどん用に捏ね、その生地をちょっと応用です。
材料の分量は、薄力粉400g、卵1個、塩小さじ1、水は適量(粉の半量200ccくらい)
この半分、薄力粉200g分を揚げ菓子にしました。

作り方(薄力粉200g分)
・捏ねた生地は30分寝かせます。
・しっとりしたら、さらにねります。このときに煎りゴマを小さじ1杯、混ぜ込みます。
・くっつかないように、乾いたまな板の上で生地を平たく延ばして細長く切ります。3mm幅くらい。
・これを揚げます。軽く揚げたかったのでキャノーラ油を使用。低めの温度でないとゴマがはぜるので注意です。キツネ色になったらOK。
・取り出して油を切ります。
・火にかける前のフライパンに100ccの水と大さじ1~2杯の砂糖を入れます。
・中火にかけて砂糖が溶けて泡立ってきたら、揚げた生地を一度に入れて砂糖を全体にからめます。大きなフライパンだと200g全部入ります。(ウチのは直径28cm)
*からめるやり方は、フライパンを振るのがいいのですが、お箸で混ぜてもよいです。

ゴマをクルミなどのナッツ類にしても、おいしそうですね。
お砂糖を黒砂糖にするなど、いろいろ応用できます。
粉は中力粉、強力粉でもできますよ。

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2006.11.11

京劇・雑技・武術。 > kuu

京劇・雑技・武術を鑑賞しました。
演目の一部を写真で紹介します。JavaScript ON ならクリックで写真がポップアップします。(拡大写真上のクリックで閉)

獅子舞獅子舞。
ピンクのコスチュームの女性が一緒だと・・・まるでサーカスのノリ。と思ってしまいました。

京劇「孫悟空」京劇 「孫悟空 仙桃を盗むの巻」。
桃は食べたフリで終わると思いきや、ホントに食べて皮をペッしたのに驚きました。

京劇「孫悟空」京劇 「孫悟空 仙桃を盗むの巻」。
孫悟空と青龍の戦い。
迫力ある場面でした。

雑技 皿回し雑技(曲芸) 皿回し。
身体を傾斜させちゃっても皿は落とさない。身体をぐにゅぐにゅ曲げて、それでも回り続ける皿!すごいです。

雑技 フラフープ雑技(曲芸) フラフープ。
フラフープの数がどんどん増えていき、最後は30本ですよっ!

京劇「三岔口」京劇 「三岔口(三叉路)」。
最後の演目、見ごたえがありました。
「お互いを敵と思い、暗闇の中で戦う」という設定。ユーモアたっぷりな緩急ある立ち回りが繰り広げられました。

このほか、写真はないけど武術の人は強靭を超えた超人でした。のどに刃物刺しちゃっても平気なんですよっ。

すばらしい演技の数々を見て思ったのは。
繰り返しによる笑いや感動をそそる要素が強いのです。
ループするものの心地よさと同時に ねちっこさを感じ、この国とは敵にならない方がいい。・・・と、おっちゃん、つぶやきました。

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2006.11.09

栗と林檎のロマノフ。 > kuu

ロマノフというデザートをご存知でしょうか。
kuuは、『「ラ・ベットラ」落合務のパスタの基本』 というレシピ本で知りました。
簡単に言うと、マスカルポーネと卵入りのホイップクリームです。

本の最後に、落合シェフの大好きなデザートとして作り方とアレンジが載っています。材料を見て想像できちゃうオイシサが悲しい…。なぜって、乳脂肪控えめを心がけて、ヨーグルトでさえ低脂肪か無脂肪のものしか食べないようにしていると言うのに。ケーキなんて、ハレの日にしか食べませんよ。
そう、・・・きょうはハレの日でした。←無理矢理!
最初、お試しで作って今回2度目。2週間以上おいて作ってますので許してください。

栗のロマノフ
栗のロマノフ

出来上がったロマノフにココアパウダーを混ぜ、甘さ控えめに煮た栗と合わせました。仕上げにブランデーをちょこっと振りかけます。

林檎のロマノフ
林檎のロマノフ

こちらは、リンゴと先日作った姫リンゴのジャムを合わせました。

どちらもとてもおいしいです。お皿を舐めるように食べました。
おっちゃんは、「市販のケーキはもういらね~」と言いました。

プレーンのロマノフもおいしいのですけど、(いい意味で)乳臭いので、なんか合わせた方がいいと思います。豪華になりますし。イチゴやバナナなどの果物、ジャム、エスプレッソソースなど、いろんなものが合いますよ。抹茶も合うだろうな~。

では、ロマノフの作り方です。『「ラ・ベットラ」落合務のパスタの基本』参照

材料:卵2個、マスカルポーネチーズ100g、生クリーム(40%)300cc、グラニュー糖40g、と書いてありますが、このままだと10人分くらい出来ちゃいます。ウチでは半分の量で作ります。
卵1個、マスカルポーネチーズ50g、生クリーム150cc、グラニュー糖20gです。

作り方
1、卵を卵黄と卵白に分けておく。
2、マスカルポーネチーズと卵黄をよく混ぜる。
3、グラニュー糖を入れた生クリームを六分立てにする。
4、2のボウルに3を2回に分けて入れ、八分立てにする。
5、卵白をツノが立つくらいまでしっかり泡立てメレンゲを作る。
6、4のクリームに5を加え、泡がつぶれないようにやさしく混ぜ合わせる。

面倒なようですが、火を使わないのでそんなにタイヘンではありません。ボウルを2、3、5用に3つ用意して手早くやりましょう。

さて今回、甘さ控えめに煮た栗は、同じ落合シェフの『ちゃんと作れるイタリアン』より、「モンブラン」のレシピで煮ました。
和風の甘栗の煮方より単純で、煮崩れなく固めに仕上がるのでkuu好みです。

甘栗の煮方
・むき栗を量り、栗の70%の分量のグラニュー糖を用意する。
・栗がしっかりかぶるくらいの水を用意。(栗500gなら800ccくらい)
・鍋に水、グラニュー糖、栗を入れて火にかける。
・沸騰したら中弱火で50~60分煮る。途中、ごちゃごちゃ触らない。
鍋に入れる順番は大事です。水、グラニュー糖、栗の順番です。
もし、うっかり煮詰めたり焦がしたら、あわてず水を足します。うっかり焦がしても、飴色で香ばしいのが味のうち。と体験者kuuは語る。。
この先の、モンブランの作り方はとってもシンプルでうまげで目からウロコ。
知りたい人は本を買いましょう。^^

【関連記事】
「栗をむく。」 我が家の栗のむき方です。少し面倒ですが余計なものを入れないので栗本来のおいしさが味わえます。コメント欄に栗むきの道具についてのリンクがあります。栗むき1年の初心者kuu。今年むいた栗はすでに54個。でもケガなしです。^^

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2006.11.07

野趣あふるる姫リンゴのジャム。 > kuu

おっちゃんが拾い集めて持ち帰った姫リンゴの果実。

姫リンゴ、kaze撮影

直径15~20ミリ程度の小さな果実が30個くらい。
ひとつ生で食べてみたら、全然おいしくありませんでした。食感はじゃりじゃりしてて、アクがあり、酸味とか甘みとか、そういうおいしい味はしなくて、ぼんやりとしたリンゴ風味でした。
食用と保障されていないものを拾って食べるなどということは、良い子は真似してはいけません。ウチではよくやっていますけど…。

姫リンゴ

上の写真は先日、キャンパスで撮った姫リンゴです。
同じ木を3年前の11月10日にも撮影していまして、1枚目の落ちた果実は、そのときのおっちゃんの写真でした。同じ日の写真はこちらとこちらにもアップしています。
比べると、今年は枝の葉っぱがほとんど落ちていたのが印象的でした。

おっちゃんから姫リンゴのジャム作りを期待されてしまったkuu。
食べてみておいしくないものの方が、おいしいジャムに変身するような気がしているので、不安はあったけど、いい予感もしました。たとえば、梅や橙(ダイダイ)。そのまま生食しないこのふたつからこそ、最高においしいジャムとマーマレードが作れました。
いろいろ作りましたが、ジャムの最高峰は完熟梅ジャム。マーマレードの最高峰は苦味のある橙のマーマレードと思っています。

さて、姫リンゴ。このちっちゃいのを、どう扱おうかとネットで検索。
まず出てきたのが「透明林檎ジャム」なる作り方。
「4時間煮る→24時間漉す→砂糖を足して煮詰める」
で、やってみたんですが、4時間煮ても姫リンゴの組織が壊れず、漉しても汁が落ちないんです。さらに2時間煮てもダメ。電子レンジで様子を見ながら合計5分あたためて、それでもダメです。漉せません。
結局、散々煮てやわらかくなった姫リンゴの果肉を裏ごしして煮詰めてジャムにしました。普通の作り方ですね。。

今回の作り方をまとめると、(姫リンゴは約30個で200グラム)
・2日間、水に浸けておきました。途中、何回か水は変えました。アク抜きのつもりと、ヘタのくぼみのところに土が入っているものがあったので、砂抜きのつもりで。
・砂が取れないものがあったので、その部分は包丁でえぐり取りました。痛んだところやヘタの反対側のトゲみたいに硬い部分も切り取りました。
・小さなステンレスの鍋で合計6時間水煮しました。途中で何回も水を足しました。
・電子レンジで合計5分、あたためました。(少量の水を加えて)
ここまでは透明ジャムを作ろうと思ってやったこと。

ここから方向転換。
・やわらかく煮えた果肉を裏ごしします。裏ごしは面倒という声も聞きますが、パンチングメタルの底の平たいザルと木べらでやると楽にできます。果肉を取りきろうと思わず、だいたい取れたらいい、くらいの気持ちだと苦行になりません。
・裏ごししたピューレを計量。100グラムでした。
・これに、鍋で煮たときの煮汁が20グラムあったので加えました。
・全体の重量から砂糖の量を40グラム、と決めます。
・レモン果汁は半個分用意しました。材料の姫リンゴを食べたとき、酸味を感じなかったので、酸味は必要と思いました。
・ステンレスの小鍋にピューレと煮汁、1/3の砂糖とレモン果汁を混ぜて火にかけます。
・常に焦げないように様子を見ながら弱火で煮詰めます。途中、1/3づつ、2回に分けて砂糖を足します。
・リンゴはペクチンの含有量が多いので、まだ全体がかたまり始めていない、少しとろっとした状態で出来上がりとします。ゲル化するまで煮詰めると冷えてから固くなりすぎると、梅ジャム作りで学びました。

わずか100グラムの姫リンゴジャムです。

姫リンゴのジャム

野趣あふるる味。昔、駄菓子屋で売ってた10グラムくらいの小袋入りのリンゴジャムと同じような、懐かしい味がしました。

手間とガス代を考えると、割に合いません。
おっちゃんが嬉々として拾っていた姿を見なければ、作らなかったように思います。
子供がくれた木の実や貝殻、猫の戦利品の昆虫と同じ価値、と言うと、どうでしょうか。

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2006.11.04

大学祭の動物。 > kuu

またしても、大学祭へ遊びに行きました。
今度は一番お世話になっている食品科学の勉強をしている大学です。
駅で”ペットショー開催”の垂れ幕を見て、「行きたい!」と、なりました。

ペットショーなる言葉から連想したのは、ミニ動物園のように、いろんな小動物がワンサカいるところ。しかし、実際は・・・犬のちょっとした催し物。

ご近所の飼い主&ペット(犬のみ)がワンサカいらしてましたが、なんだかワンちゃんたちは楽しくなさそう。その象徴のような写真はこれ。おっちゃん撮影。

犬

大学内にいる犬以外の動物を探そう!ということになって、いつも猫のいる場所を見に行きましたが、さすがに犬だらけのキャンパスからは避難したらしく、いない。

キャンパスの隅にヤギが繋がれていました。
これは2匹いたうちの若い方のヤギさん。おっちゃん撮影。
なぜかシニカルに見えます。

ヤギ

学生さんが連れてきていたフェレットは、kuu撮影。
おしゃれ着と帽子でめかしこんでいました。らぶり~。

フェレット

ウサギは檻に入っていたので写真はパス。
第2校舎の馬は厩舎でおやすみ中でした。

買い食いもしました。
チーズケーキ、めちゃうま♪
ふたりで1個分け合って食べただけでは飽き足らず、さらに2個お持ち帰り用に買いました。チーズ具合が程よい正統派のベークドチーズケーキ。1/6カットで270円は高くありません。

長野の有機栽培のリンゴと米と餅も買いました。安くはなかったけれど。
リンゴ、おいし~。1個150円也。果実の大きいものより小さい方が甘みがあっておいしいとのアドバイスがあって、学生さんに4個選んでもらいました。
見かけは美しくはなく、高級果物店では決して店頭には並ばない顔をしていましたが、味は一流でした。近所で買う、ぼやけた味のリンゴやミカンとは全然違います。

さて、第2校舎には、ときどき観察している姫リンゴの木があります。
葉っぱはほとんど落ちていましたが、実りのピークはもうちょっと先みたい。
kuuが木を見上げて写真を撮り始めると、おっちゃんは下を見ています。
地面に落ちた果実を撮るのは、おっちゃんの得意技なので、またやっているのかと思ったら、カメラは使っていませんでした。
おっちゃんは、熟して落ちた姫リンゴを拾っていたのです。

「これ、ジャムにしたらおいしいんじゃないかなあ」
・・・・・。
姫リンゴってジャムになりますか?!

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2006.11.02

あぶり栗ごはん。 > kuu

今晩のご飯は栗ごはん♪
おっちゃんが作ってくれた1回目は普通の栗ごはんでした。
きょうは2度目なので、ちょっと工夫しました。あぶり栗ごはんです。

あぶり栗ごはん

先日、我が家の栗のむき方を書きました。→「栗をむく。」
このときのように、むいた栗をあぶります。ただし、切ってからです。

作り方は、まず、栗の鬼皮と渋皮をむいて水に浸けておきます。
米を研いで水に浸けておきます。(30分)
栗を食べやすい大きさに切って、ステンレスの柄付きのザルなどに入れてガスコンロの直火に当ててあぶります。あぶった栗は洗いません。焦げ過ぎて気になるようなら、その部分は落としてください。
炊飯器に米と分量の水と調味料を入れて混ぜます。
上にあぶった栗を載せて、普通に炊飯します。
これで、出来上がり。

調味料はお好みでいいのですが、ウチの場合、米2カップに対し、日本酒大さじ1、しょうゆ小さじ1強、塩小さじ1/2、昆布つゆ小さじ1/2、でした。昆布つゆの調味料はお昆布さんが見つからなかったので代わりに使ったのです。

栗から香ばしい香りがするかと期待しましたが、それはなく…、でも、ほっこりかための栗がとてもおいしかったです。←先日、生栗を入れて作ったときよりも。
見た目、焦げが食欲をそそりますでしょ。^^

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