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2006.12.15

乙女椿の名前の由来。 > kuu

2005年の古い記事の話ですけど、上段左上の植物の名前が今頃になってわかりました。ホウガンノキでした。「銀塩、山本さんの花。」 《別窓表示》
サガリバナ科ホウガンノキ属、珍しい植物のようです。検索すると果実の写真も出てきますが、その果実が砲丸そっくりです。

さて、毎度おなじみ、庭の乙女椿。次々に可憐な花を咲かせています。

乙女椿

椿は山茶花との見分けが難しいし、ましてや椿の品種を見分けるのはkuuには無理。だけど、乙女椿は容易に見分けがつきます。それはなぜか。
雄しべが(見え)ない、というはっきりした特徴があるからです。
ネットであらためて検索してみたら、面白い発見がありました。

雄しべが「ない」のか「見えない」のか、両方の説があります。どっちだろ? そこまで気にして見ていなかったので、失礼して、ひんむいてみました。

乙女椿にはシベがない!

どんどん、むいていっても・・・。雄しべどころかも雌しべも見当たりません! 最後に1ミリよりもっと小さい芯のようなものは残りましたが、雌しべというより、萼の芯のように思いました。

ここで、こう思ったのです。
そうか、生殖のシベがなくて実ができないから「乙女椿」と名付けたのか、と。
今までは、乙女を思わせるような可憐な桃色をしているから乙女椿なのかと思っていたのですけどね…。名前の由来をちゃんと知りたくなって検索してみたら、kuuのような下世話な説を書いているところは非常に少なく…。(^^;)
多くのサイトではこういう説明でした。
乙女椿は江戸時代からある園芸種で他藩や他家に出すのを止めたため、「お止めの椿」が「乙女」に変わった。

本当のところはどうなんでしょうか。

それから、この咲き方を「八重咲き」とするサイト、「千重咲き」とするサイト、「宝珠咲き」とするサイトが入り乱れています。多くは「千重咲き」としていて、これが正解のようです。千重咲きとは、花弁が重なって咲き、雄しべがない(もしくは、見えない)こと。雄しべのある乙女椿もあるそうで、それは「八重咲きの乙女椿」というのでしょうね。
さらに、「千重咲き」の読み方を、3つ見つけました。「ちえざき」「せんじゅざき」「せんえざき」(笑)。

ややこしい話になりましたので、これで終わりにします。

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庭の植物たち(2004~2007)」カテゴリの記事

コメント

ひんむいてみましたか~(@^▽^@)

>そうか、生殖のシベがなくて実ができないから「乙女椿」と名付けたのか、と。

新説ですね~、1票投じます。
kuuさんの好奇心の旺盛さは素晴らしい。
私なんて見過ごしてしまうことばかり。(;´д`)

投稿: ふにゅ | 2006.12.15 16:07

◆ふにゅさん、1票ありがとうございます。m(__)m
でも、ジェンダーで引っかかりそう?(^^;

最後に残った芯が小さすぎて、老眼で見るのがきつかったです(涙)。

投稿: kuu | 2006.12.15 16:34

kuuさん、
さきほどはありがとうございました。
乙女とお止め・・・・うーん、やはり乙女の響きがいいです。
命名されたときは、そういう時代でしょう。

お泊めはナシでしょうね・・・。

投稿: ミントのみん | 2006.12.15 21:03

乙女椿ですか。私も生殖できない説に1票投じたいです。

ブログに来てくださってありがとうございます。
朴の花の記事も読ませていただきました。
生物って本当によくできてますね。
自然てすごい。感動しました。

投稿: Agent_R | 2006.12.15 21:04

◆ミントのみんさん、「お泊め」。( ̄□ ̄||)がーーん!!
言葉から想像が広がります。
表向きの由来と別に、真実の由来があってもいいような気がしてきました。
確かに、そういう時代だったでしょうね。

お役に立ったようで、なによりです。^^

◆Agent_Rさん、やはり、そう思いますよね。(^^;
昔から、自慢の庭に美しくて珍しい花を咲かせるため、いろんな園芸品種が作り出されたのでしょうね。花を見ながら話のネタにもしたでしょうし。乙女椿なんて、かっこうのネタになりそう…。

朴の花の記事が、 Agent_R さんちの最新の記事にまさにドンピシャな気がして、図々しく紹介させていただきました。(^^ゞ
こちらこそ、ありがとうございました。

投稿: kuu | 2006.12.15 21:45

おくればせながら、結婚記念日おめでとうございます♪
いつもお幸せなご夫婦で、何よりでございます。
おいしそーなごはんなんて作ってもらっちゃって・・・
うっうらやましいです。

さて、乙女椿キレイ可憐です。
その子をひんむいて露わな姿にしてしまうなんて、
なんて人なのかしら!?
でもきっと雄しべがないから乙女なんでしょうね。
秘めてるかんじも乙女?
昔の人は、いろんな使い方をしたんだろうな~などと
思いをはせてみたりしました。

kuuさん、ありがとう。

投稿: Rico | 2006.12.20 00:09

◆Ricoさん、うれしいツッコミありがとうございます。
ひんむいた罪悪感ってのは、あったのよね。(^^;
きれいに咲いてる乙女椿を最後までひんむくことはできず、最初に観察したときは2枚目に撮った写真までの観察で終わりでした。これで雄しべがないことは察しがついたのでここまででもよかったんだけど。。
ブログ根性というか、記事にするからには最後まで見たくなって、枯れかけてから、もっとあらわに最後までひんむいてしまいました。ええ、しっかり最後まで…。

Ricoさんのように、雄しべがないから女の子で乙女、とも思ったし。
雌しべもないみたいなので (雄しべがないだけでも、雄しべも雌しべも両方ないのでも、どっちにしろ果実は生らないのですが…)、「雌雄」という性的なイメージのある言葉から離れてるような、そんな無垢なイメージを感じたのです。
ネットでたくさんの乙女椿を載せているサイトやブログを見たけど、「乙女」って言葉は強力なのね~と思ったよ。シベのことなんか関係なく、この花全体の可憐なイメージから乙女椿という名前がぴったりと思っている人が多いのを知ったから。私自身も、つい先日までそうだったしね。^^

投稿: kuu | 2006.12.20 00:41

お邪魔して見せて頂き有難う御座いました。

乙女椿の名前の由来などは、異説が多くて何れが適切かは識見によるのではと思います。

雄蕊雌蕊が無いようですが?
雄蕊雌蕊は花弁化したものと思っています。

八重咲きの山吹には実が着かないが、普通の山吹には実が着くように、雄蕊雌蕊の役目が花弁化したので果たせないだけの事と思います。

私見を忌憚無く書きましたが悪しからず諒恕を・・・

投稿: OHMY | 2008.12.29 17:28

◆OHMYさん、はじめまして。「乙女椿」のワード検索でいらしてくださったんですね。ありがとうございます。

ネット上によくあるところで話が終わってはつまらないので、わいのわいのと書かせていただきました。いちおうの説は存じております。

投稿: kuu | 2008.12.30 11:06

初めまして。
近所に咲いていたツバキの名前を探しているうちにたどり着きました。
http://saikido.at.webry.info/200903/article_5.html
>失礼して、ひんむいてみました。
という探求心に感動したので(笑)、コメントを残させて頂きます。
私のブログに引用させて頂いてもよろしいでしょうか?

投稿: 彩季堂 | 2009.03.10 10:36

◆彩季堂さん、はじめまして。
面白がってくださってありがとうございます。^^
もともとが無知なもので、いろいろやってみたくなるんです。ネットだと、わりと間違った説も述べられていますし、確かめてみたくなっちゃうんですねー。
引用、どうぞ、どうぞ。(*^_^*)

面白いブログを書いてらっしゃいますね。
興味の対象に共通のにおいを感じてしまいました。
「とりぱん」読みたくなりました。

投稿: kuu | 2009.03.10 16:47

さっそく、追記として引用させて頂きました m(__)m
この「実験」は貴重ですよ〜!
トラックバックも可能でしたら御願いします。

>興味の対象に共通のにおい
それ、私もスゴーク感じました (^.^)
猫、花、食べ物・・・(笑)
一眼レフは銀塩のしかなくて、今はコンパクトデジカメで遊んでいます。散歩に持ち歩くには一眼は重すぎてシンドイし、まあ良いかと・・・
でも、kuuさんの写真を見ていたら一眼デジカメが欲しくなって来ました ^.^;
また、お邪魔します! 今後ともよろしくお願いします。

あ・・・ とりぱん、お薦めですよ♪

投稿: 彩季堂 | 2009.03.10 18:11

◆彩季堂さん、嬉しいご紹介、ありがとうございました。
こういう実験ノリのエントリー、たまにします。(^^;
植物と食べ物でやることが多いです。

猫、花、食べ物、むふふ。
彩季堂さんの食べ物ジャンル、濃いですね♪

とりぱんは、早速買いに走りました。
まだチラミだけですけど、期待でドキドキしています。
楽しいものを教えていただきまして、ありがとうございました。

カメラジャンルはここのもうひとりの管理人のおっちゃん(kaze777)担当です。
お値段控えめで良いものを選ぶのが得意な人です(笑)。
わたしは一眼はデジタルの経験しかないのですが、今はコンデジもいいなあ~と思っています。持ち歩きに便利ですものね。候補はいくつかあるのですが、お財布のヒモが固いので実際買うかどうかは微妙です。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。(^^ゞ

投稿: kuu | 2009.03.10 18:43

2年も前の記事でのやり取り、面白いですね♪
トラックバック、有り難うございました! 私のブロクに来て下さる方は物好きな方が多そうなので、何人かは引っ掛かると思いますよ(笑)

投稿: 彩季堂 | 2009.03.10 18:57

◆OHMYさん、はじめまして。
俳人の中には園芸専門家が何人もおりまして、親しくさせていただいたこともありました。
椿、山茶花と桜、竹に関しましては江戸時代中期より商家や豪農の内庭や盆栽が爛熟し全国的に新種あるいは亜種の製造がされたそうです。

結果、専門家としてみても諸説が無数にあって、「よくわからん」が本音のようでした。

忌憚の無いご意見ありがとう。またおいでください。

投稿: 風茶房の・おっちゃんkaze777 | 2009.03.11 10:44

◆彩季堂さん、はじめまして。
記事の紹介ありがとうございます。

とりばん面白いかったです。無名の作家の処女作は気合が込められてるようで読み応えがありました。^-^

投稿: 風茶房の・おっちゃんkaze777 | 2009.03.11 11:23

kazuさん、ひょんなことからご縁が出来ました。よろしくお願いします。

とりぱん、お気に召して頂けたようで私も嬉しいです。
「自然」とご近所付き合いしているようなスタンスが面白く、愛読しています。

投稿: 彩季堂 | 2009.03.11 13:21

わあっsweat01 kazeさん、お名前を間違いました。
近頃、何の因果か細かい字が読みにくくなる業病を患っておりまして、どんどん進行中です。大変失礼しました。

投稿: 彩季堂 | 2009.03.12 14:35

◆彩季堂さん、同病のようですな。
友人の眼鏡屋に言わせると、13代前の先祖が受けた呪だとかで・・・

私はドの付くほうの近眼でしたが、老眼になったとき、そのおかげで眼鏡が薄くなって快適になりました。遠近両用など無縁の世界です。

くれぐれもお大事に。ではでは。

投稿: 風茶房の・おっちゃんkaze777 | 2009.03.12 17:16

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» 椿・・・なんでしょうね(静岡市駿河区谷田) [静岡始めました]
 前の記事と同じく、静岡県立美術館の構内で咲いていた八重咲きの椿・・・と思われます。  椿も種類が多すぎて素人には判別不能 ^.^;  雄しべはツバキの花の大事なパーツだと思うのですが、それが隠れているのでバラのように見えますね。  ひとくちに八重咲きにもいろいろあるようで、調べたらどうやら「千重咲き」か「宝珠咲き」と呼ばれるものらしい。 ・千重咲き(センエ咲き、花弁の重なりが多い。雄しべは無いか、もしくは落花まで見えないもの。) ・宝珠咲き(ホウシュ咲き、花心部の花弁がお互いに...... [続きを読む]

受信: 2009.03.10 17:58

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