真夜中のアップルストア。 > kuu
きのうの深夜に、おっちゃんが撮影した閉店後のアップルストア銀座です。
人目を惹くクリスマス仕様の雪だるま。さすがです。暗い中で輝いていました。
そして、この写真、かなり面白いと思っています。
閉店後のショーウインドの暗い照明。雪だるまの白さ。ヘッドフォンコードの輝き。周りの商品ディスプレイ。そういう魅力的な要素の全てが撮影を難しくしています。
kuuはうまく撮れませんでした。
雪だるまだけに寄って撮っては、せっかくのお店の様子がわからなくなりますので、深夜のショーウインドの遠景は難しいとわかっていても、チャレンジしたかったのです。
kuuの写真は、雪だるまの周囲がうるさく写りすぎてしまって、バランスが悪かったと思います。立ち位置によっては林檎のロゴマークが一緒に白く輝いて見えるんです。アップルの象徴だからと、欲張ってロゴマークを一緒に写したら散漫になりました。主役は雪だるまなのに、写っているものの情報量が多すぎるのです。
家に帰って、おっちゃんの写真を見たら、ロゴマークが写らないような角度で狙っていたので「なるほど」と思いました。
撮ったら写った、では、写真を撮る楽しみは少ないでしょう。
狙いどころを決めることができるからこそ、個性は出るのですから。
写真が好きな人は、同じ被写体の写真を他の人はどう撮るのか、機会を作ってでも、やってみてはどうでしょうか。きれいに咲いた花などでは、差は出にくいかもしれませんが、それでも差は出ると思います。もし、10人いて、8人同じような写真で、自分の写真がその他の2人に入っていたら、それだけで自慢できます。テクニックは、また別の話ですけれども。
クリスマス限定のディスプレイでしょうから、もう、これは見れないでしょうが、もし、同じ風景を撮影した方がいらしたら、ぜひ、その写真を見てみたいです。
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