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2008年2月の12件の記事

2008.02.28

食生活を見直したい。 > kuu

きょうは、この3月で退官されてしまう教授の研究室へ行きました。食文化と食品機能と乳製品について教えてくださった先生です。研究室へも何度かお邪魔して、授業外ならではのお話もたくさん伺いました。

健康は食から。
療養しながらの長生きなんて、したくありません。
心身ともに自立した状態で活動できる期間のことを「健康寿命」と言いますが、この健康寿命を延ばすための食事について考える機会を与えてくださいました。

過去にも度々書いてきましたが、あいだに健康に悪くておいしいもの(^^;;)のことも、たくさん書いてしまったので、改めてここに反省をこめて記しておこうと思います。
以下はその教授の話だけでなく、他の先生方の意見も総合して、kaze&kuuが心がけていることです。(できてないですが… -_-;)

動物性脂肪はよくない。
乳脂肪も動物性脂肪だから、もちろんよくない。特にバターとチーズは×。
植物性脂肪も積極的に摂る必要はない。
脂肪は魚や植物(大豆、ゴマなど)に含まれる分だけで足りる。
たんぱく質は必要だが多くは要らない。
炭水化物はなるべく精製されていないものから摂る。白米より玄米がいい。精製された小麦粉製品より全粒粉のものがいい。
卵はたくさん摂らない。鶏卵だけでなく魚の卵も同様。
野菜や糖分の少ない果物から、ビタミン、ミネラルを積極的に摂る。
日本古来の発酵食品は良い。納豆、味噌、ぬか漬け。ただし、塩分過剰に気を付ける。
便秘を避ける。便秘にならない食事を心がける。
アルコールは必要ない。摂るとしてもごく少量に。
タバコはダメ。
肥満しないこと。

痩せるコツとして、一流のフランス人シェフから教わったこと。←おっちゃんが実践して成功してます。
卵と牛乳(=脂肪を含む乳製品)をできるだけ摂らない。
食べるとしたら、どちらか片方にする。
卵と牛乳や生クリームを一緒に使った料理、菓子は避ける。

数々の矛盾したレシピを載せてきた風茶房のkuu、ここに記します。m(__)m

過去記事の中から関連リンクをひとつ。
「健康のため、食べた方がいいもの。」 《別窓表示》
これは2004年5月に書いた記事ですが、見直してみたらリンク先がふたつ消滅していましたので、その部分だけ書き直しました。

白梅

本日、近所で撮った白梅です。

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2008.02.25

喜びを持っている。 > kuu

2年前に書いた記事ですが、
「牡丹の新芽。」 《別窓表示》

義母の俳句を知って以来、牡丹の新芽は筆にしか見えず、細筆が太筆になっていくさまを、観察し続けるのがこの季節の習い性となりました。
現在のトップバナーは2月21日に撮ったもので、下の写真は本日撮影です。

牡丹の新芽

数日では変化が見えませんね。あいだ、寒かったしね。


細見綾子の俳句に

チューリップ喜びだけを持つてゐる

というのがありますが、「喜びだけを持つ」という表現が大好きなんです。
頭の固い人は「喜びだけを待つてゐる」と読み間違えたりします。
「待っているんじゃないんだ、もう内に持っているんだよ」と語りかけたいときが、あったりします。

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2008.02.24

デジカメ新時代到来。 > kaze777

メカは大好きで、毎日デジカメ関連のサイトを彷徨うのが日課になってしまっている。
今後デジカメに入門されたりデジイチを買い換えたりの物欲盛んな方々への指針になれば、それでいいのです。
デジカメは20世紀の終末に発売され、しばらくは好事家の高級玩具。
それがまたたくまに低迷の写真業界の救世主になりあがり、一般の家電売り場にも携帯電話と並んで専門の売り場ができた。
いまや、一家に一台、ひとりに一台になってしまった。「ちょっと古いけど使えるから、よかったらあげるよ。」なんて話も聞く。どれにしよ~~か、なんて選んでるうちに新機種がバンバン出る。どれもこれも画期的、新時代のじゃあ・・・なにがなんだかワカランチン。

ず~~~っと機能重視、”画素数が増えました。見やすくなりました。速くなりました。軽く小さくなりました。あんなこともこんなこともできるようになりました。”の新機種ばっかりでした。
ネット情報によれば40Dがどうたら、キスデジX2がどうたらこうたらと賑わっておりまするが。買う気などサラサラない。同感の諸氏も少なくないと思います。

写真機は音楽家の楽器、絵描きの絵筆と同じで表現の道具です。
一家に一台、チヤノンやノコンがあれば、いいのです。
娘さんがいれば、ローンでヤマヘのピアノという時代もありました。ブームてのは似たようなものです。「イベントやるのにピアノあるといいな」てな時は娘さん3人いたとこをあたれば、たいがい借りられます。調弦してピカピカになって帰ってくるし、壊されればお金になるし、イイコトずくめです。グランドはめったにないけど、小型の縦型はアチコチにあります。

横丁にトコトコは仕様です。大通りに戻ります。
フィルム時代の末期にはEOSなんぞがデザインに芽生え、ちいとはマシになった一眼レフ。
デジイチ時代に突入と同時に、どこもかしこも真っ黒け。表現の道具なんだぞお。石炭細工はやめちくれ。ちゃちな機能重視は文化ではない。「ダイヤルやシャッターボタンも使いやすさを考えて大きくしました。」程度ではバウハウスには遠く及ばない。
この調子では、愛車と同色のカメラが選べる時代は来ないだろう。

「まくら」はさておき。最近ながれが。。。変わってきたようです。
ようやく表現の道具だということに気がついた製品が出てきましたので、ご紹介します。
シグマのDP1 《別窓表示》、デジイチ並みのコンパクト機。文中にあるように2006年に発表された。すぐ販売されていれば、飛びついて買って愛機になってたはずでした。
そのくらい画期的、いや革命だった。
ところが開発に手間がかかったとあるが、折りしも空前のデジイチブーム、本業の交換レンズの製造に追われてたのでしょう。2年間も待たされた。「まだ、でない」「もう、でないのでは」の文字がネットのあちこちに見られました。専門サイトの掲示板には社長も出てきてコメントも。
ムツカシイ写真機です。向こう5年は、もっとかな。いじくりまわして楽しめます。買ってたらライカの名機のごとくマッキイロに塗装しようと思ってました。
改造したら、下取りも保証が無くなるからしない、なんて寂しいやないかい。眼鏡や義足とおんなじで体の一部みたいなもんです。使いやすいように使えばいいじゃないですか。
2年間の時間の経過の中でいろんなことがありました。
かわいそうなほど商売の下手な「PENTAX」が倒産しました。「坊や」^6^になるそうです。
最後の最後の悪アガキなのか技術屋の意地なのか・・・素晴らしいデジイチをこさえてくれました。K20D 《別窓表示》
「世界をありのままに写し取る。私は、このリアリティが欲しかった。」
これまでのデジカメは、あるがままが撮れなかった。コントラストが強くて荒っぽい。
学術標本や図面複写には良いのだが、表現となると難しい面がある。情緒的なものは避けざるを得なかった。爺様は撮れるが、婆様は辛い。・ム・
メーカーのサンプル写真は悪く、なんの参考にもならない。参考になるのはこちら 《別窓表示》のブログ。K20D撮りおろしの人物写真、ポッポ屋のおじさん 《別窓表示》がよろしい。(ただし、食べ物の写真はレッドカード。まねをしてはなりません…)
3月7日発売 《別窓表示》だそうですが、半年くらいして値がこなれてきたら買います。FA50mmF1.4(オススメ)が付けっ放しになるはずです。

お茶、kuu撮影

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2008.02.22

『癌病棟』を読んで。 > kuu

おっちゃんの『癌病棟』の記事は10日かかってしまいました。。
書こうと思ったときは、そんなに長く書くつもりじゃなかったみたいだけど、封印していた過去のいろんなことを次々と思い出してしまったようで、初稿は3倍の文章量だったそうです。関係者に配慮してカットした箇所や、話が飛びすぎるので次に回した分があり、・・・・・そう、あれは続編に続きます。(^^;

頭の中を整理するつもりだったのでしょうが、下書きするかのようにたくさんの話を聞きました。そして、ずいぶん泣きました。おっちゃんは、読んだ人にも泣いてもらいたかったようです。

わたしもまだ「がんの話」を書きたいと思っています。未来の自分に宛てた備忘録のつもりです。誓ったはずのことをすぐ忘れるから。
走り続ける。がんばれば報われる。そうすれば幸せになれる。
病気の前はそう思っていたけど、そういうのは違っていたと思います。
レールを降りても、そこに居場所はあったんです。
ほかほかと、あたたかい。居心地のいい。

おっちゃんに、せめて21日までに書き上げてほしい、と頼みました。
22日はにゃんにゃんにゃんの猫の日だからです。

ウチの猫

ウチの猫、すず、チッポ母さん、ふう。クリックで大きくなります。
どれも最近の様子で、それぞれの性格が出ているような、よく見せてくれる表情の写真を選びました。

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2008.02.21

癌病棟。 > kaze777

癌病棟なるところに1980年台の初めの頃、足掛け3年半住んでいたことがある。患者としてである。
爆発事故をおこし下腿に大怪我をしたからである。

最初は救急車で最寄の救急病院へ。初期の処置だけしていただいて、専門医のいる大学病院に転院した。
筋肉と関節だけであれば整形外科なのだが、皮膚も繊維もなんもかもとなると形成外科の守備範囲になる。
稀なタイプの治療で専門病室は無いから、大怪我の患者であっても癌病棟になってしまった。

朝6時に検温、パルス、採血があって、だいたいこれで起きる。
起床は7時、8時から朝食、10時までに点滴や包帯しなおしたりの諸々の処置をして教授回診を待つ。
12時に昼食、4時から風呂、6時に夕食、9時就寝。

ワンフロアに約100ベッド、これを東西に分け真ん中にデイルームがある。
ここでかろうじて自力で動ける患者が食事やお茶をしたりする。

極めて重篤な病人の巣窟であって、都内の便利な場所に存在するものだからして、見舞い客がいっぱいやってくる。
手ぶらで来るのはめったにいない。食べられらないのはわかっていても、古今東西の銘菓やら高級果物をぶらさげてくる。
命の蝋燭がまたたき、最後の砂時計の砂が落ち始めている病人を抱えた家族は睡眠も食事もろくにしてない。見舞い客に挨拶してノートにメモするのがやっとだよ。
連休ともなると、がさっとやってくる。ナースセンターの面会申し込みの窓口に行列ができる。
財界人とか。京・奈良の古刹、聖ナントカのエライかた。お茶やお花の家元級などなど取材がくるクラスが果てかけると倍増する。
がん専門の病院から、見舞い客が多過ぎで業務に支障をきたすと追い出されてきたと嘆いている爺様もいた。
届け物みやげ物は全部チェックされる。世の中には非常識な輩がいっぱいいて、洋酒タップリのケーキ、香辛料や塩分の強いもの、地方特産の発酵食品。
患者本人さんが元気だった頃は好物だったかなんかしらんけど、点滴何本もつないで、やっと生きてるんや。本場のキムチなんか舐めただけでKOじゃんか。
ドリア、ポポーなどのくっちゃい果物。患者達の病状を悪化させる物は見つけ次第ごみ箱へ。

7時に見舞い客追い出しのアナウンスあって、病室を警備員が回り、付き添いの家族以外の一般人を丁重につまみ出す。
看護婦さんが部屋を廻り、生クリームたっぷりのケーキやら熟れきった果物など「皆様でどーぞ」をかき集めきてくださる。
当直のドクターやスタッフの控え室にも届け物がある。しかしながら優秀なかたは間食なぞしない。食べ過ぎてというか、バランスを崩して病気になったのを山ほど知ってらっしゃる。
そちらの分もプラスになるから、なにを食べてもかまわない食欲旺盛な患者達にすれば、食べきれない量がやってくる。
食べるだけ食べて、残ったら全部捨てる。桐箱入りのメロンを丸ごと食える日もあった。
食欲がまったく無くなって点滴だけで生きてるかたでも、ばか言い合ってワーワーやってると、ぶどう一粒とかケーキの上のゼリーのかかったキウイを食べたくなるんです。
そんなんで食欲が戻って元気になられたかたが何人もいらっしゃいました。
退院できるのは1/3、あとの2/3はあちらに行く。退院できても半分は2週間もすると救急車で戻ってくる。とても悲しい場所でした。

おとなしく模範患者だったのは10日ほどで、またたくまに本領を発揮してデイルームのヌシになってしまった。
どうせ向こう半年はいるんだし、楽しくやらにゃ損じゃないかい。
大会社の社長もいれば米屋のオヤジ、ヤクザの親分、銀行員、ヘルスの女王、有名俳優、シェフ、司祭もシスターも坊様も。。。
ありとあらゆる経歴の持ち主がパジャマ姿で集まる場所。
身の上話や病気の進行具合、退院後の生活。深刻な憂鬱な話をしても扉は開かない。押し黙って青ざめて、屋上からヒラリになるだけじゃない。
今日だけでも楽しかったらいいじゃないか!がやがやわいわいげらげら。
はじめは5人ほどで9時までだったのに、ひと月も続けてたらドクターやナースどころか院長や教授も加わって11時までOKのワイワイになった。
うわさを聞きつけて他のフロアーからもスタッフが車椅子で患者さんを連れてくる。
三肢切断の少女、頭半分しかないおっさん、顔に鼻も目もない女性、転移で半身マヒ、まるで地獄絵図。
酒抜きドンチャンで、みんなぐっすり寝れる。入院してから初めて寝れたあ!と笑みいっぱいで翌日やってくる。
みんな夜が怖いのだ。毎晩どこかの部屋がバタバタ、廊下を走る音や家族の鳴き声が聞こえ、ストレッチャーの車輪のカラカラカラが闇に消えていく。
最初の入院は14ヵ月いましたが一番多い日は6人でした。梁の上の死神も病院のスタッフもヘトヘトだったでしょう。
地下の安置室は3部屋しかない。先にどなたか入っていらっしゃれば、あとからのかたは暗くて寒い廊下で部屋が空くまで待たなきゃならん。
そういう最後の最後までついてないのはヤダネ~~~と、翌日のデイルームは盛り上がりました。
抗癌剤の副作用なぞ普通に見えてくる。毛糸の帽子かぶってるのが半分くらいはいる。
顔色も青黒く肌もカサカサ。むくんで白くなっているのもいれば、骨と皮になっているのもいる。
胆嚢や膵臓からチューブを出して、消化液を貯めるタンクを腰にぶらさげていたり、胃に流動食を送り込むパイプが肩口に見えたりする。そして全員に点滴のチューブが付いている。

膝の関節炎の美人の美容師さんは術後に片足が無くなっていたし、腱鞘炎のはずの銀行秘書嬢は肩から先が無かった。
それでも動けるほどに回復すると喜んでやってきておりました。
「なんか変だと思ってたんだよねえ。難しい関節炎だからって大学病院を紹介されてさあ。整形外科の病棟からこっちに移されて、連日放射線治療だったし。抗がん剤が万能薬で関節炎にも効くなんて、どう考えてもおかしかったし。『メス入れてみたら、検査で見えなかったところに悪性の腫瘍を発見、教授の判断で足を付け根から切除しました。転移が始まる前で良かった。もうどこにも悪いとこはないです。健康そのものです。』なんて担当さんに言われたけどねえ。尻のでっかいのが目立つし、便器なんかね気をつけて座らないとボッコリ嵌っちゃってさ、何回もナースコールで引っ張り出してもらったあ。笑っちゃうよお。」
肩を揺らしてケラケラ笑って騒いでいるけど。悲しみでいっぱいの目が宙を泳いでいた。

腱鞘炎のほうは入院時から確信犯。妹さんが付属看護学校の学生さん、前の年に乳癌を切ってる。約3ヵ月間つきっきりで看病してるから病気の知識は半端じゃない。
夏の終わりに右手の小指と薬指のマニュキュアが乾かないのに気がついた。爪の手入れに3時間もかかっっちゃしょうがないからドライヤーで乾かしてた。
紅葉シーズンの社員旅行で保養所のエアホッケーをやって、思うように肘が動かないことがわかった。ぜんぜん痛みはなかったからリウマチではないなと自己診断してた。
12月になって、妹の術後1年目のお祝いをと伊豆へ湯治に出かけた。いっしょに入った露天風呂で腕の色が悪いのを発見。ふたりで丹念に触診して、肘の関節の下のグリグリを発見。
妹は「腱鞘炎だと思うけどね」なんて言うけど。顔色が真っ青になって震えていたから。あんたのウソはばればれだよと思ってた。
まだ先生いるはずだからと旅館から電話かけまくって、3日後に診察。局所麻酔でサンプルを採り緊急検査、即日入院とワンウイーク全身緊急検査後オペ決定。
「腱鞘炎の患者さんだから、ホントは整形外科だけど、部屋がなくてスイマセン」と告げられ、癌病棟のナースセンターまん前の個室へ。
田舎から駆けつけてきた両親と婚約者と家族が部屋で待っていた。おまけに今晩は補助ベッド出してもらって両親が泊まっていくという。
これで悪性の癌で右腕は無くなることを・・・確信した。
その日のデイルームはTVデレクター氏の葬式。
たまたま叡山の高僧がいて、「戦国時代の武将なんぞは戦に出る前に生前葬やってたんだし。江戸時代は不治の病になったら縁者で葬式やって死に装束で四国や富士詣でに出かけて、どっかで果ててたんだし。
病院だから罰当たりかもしれんが本人の希望があれば葬式やりましょうや。坊主冥利につきますなあ」
まあ同病相哀れむというか、極限状態の悪ノリか。希望者続出で連日葬式になっていた。
机の上に毛布を敷いて「死に装束」を纏った本人が横たわる。祭壇にみたてて「皆さんで、どーぞ」を積み上げる。ありがたいお経が約10分。灰皿に火をつけた煙草を3本置き、歳の順でほぐした煙草を石鹸箱からつまんで御焼香。
集まった本人の家族や縁者も加わり「嫌な爺さんだったけど死んだらかわいいもんや」とか「現役の頃は甥もこき使った鬼やったぞ」などと口々にお悔やみを語る。最後ににこやかな喪主の挨拶があって、おしまい。
古来よりのしきたりで葬式が終わるまで本人は一言も喋ってはいけない。怒ったりしたら地獄へまっしぐら。式が終わるまでハンディな楽器をチンチ~ンと鳴らしながら大僧正が小声でムニャニャニャ~~~。おごそかなものでした。
式が終われば「なおらい」。祭壇の供物をくずしながら本人をかこんで団欒。
当然、私もしていただきました。嫌々親父が喪服でやって来て、喪主の挨拶をしてくれました。「息子に先立たれる親というものは。。。なんやかんや」一字一句全部覚えてますがね。
大僧正がなかなかあちらへ行かないもので。本山から様子を見に来た正装の偉そうな坊様が4人加わった大合唱で、本格的だったのです。
それもあってか、なんなのか、親父さん挨拶の途中で感極まって目頭を押さえて止まった。30秒ほどして「はぁ~~~~~~」と息をついてから、とつ・・とつと・・・。
実習生のナースがふたり。。。「ウワアァァァ====!!!」大声をあげて泣き出してしまい、つられて全員嗚咽。。。エライことになりました。
TVデレクター氏は末期になってからの入院。美しい奥様と仲の良い家族の献身的な看護と、本人の類稀なる貪欲な生命力のかいがあり1年もった凄いかたでした。
私がデイルームにデビューした頃、すでに腰椎の両側にモルヒネを注入するためのステンレスのパイプが入ってた。フォークソングが大好きで、デイルームで合唱していると奥様に車椅子を押してもらってやってきて愛用のマーチンを奏でてる。
廊下で歩行練習していると、たいがい個室からギターの音色が漏れてくる。ご主人のギター伴奏で仲良し家族が楽しそうに歌っている。
本人のたっての希望で音楽葬。ゲストに本物の歌手を何人も呼ぶんだと言い張るし。。。芸能人もいっぱい来るらしい。。。デイルームや個室では、到底むり。
キャンパス内の教会に交渉してOK。^-^ 動ける人は全員移動。動けないかたのためにTV局の技術のかたが気を回されて、デイルームの大型テレビに実況中継。
本人の担当のドクターは色白の太っちょで頭がピカピカ。あだ名は「オバQ」。
本人はもちろん列席した患者のほとんどが抗癌剤のおかげでクリクリ。大合唱して熱くなっちゃって帽子をみなさん脱いでいたし。司祭と大僧正はピカピカ。クリクリピカピカ合唱隊。
どなたとは、ここでは書けませんが。長髪の歌手に「オバQ」が「あんたも我慢しとらんで、脱げ!毎日外来でズラかぶってる患者を見慣れてるから、はじめっからわかってるよ」
人前で脱ぐのは初めてだったそうです。絶対にナイショですよと、何度もことわって・・・脱がれました。ピッカピカ。おまけにてっぺんが凹んでたあ。爆笑の渦になりまして。大変なごやかな葬儀になりました。
9時ちょっと前に、どやどやがやがや戻ってきたら、表参道あたりのブランド物とおぼしき派手なシルクサテンのパジャマ姿の美女が「初日からコレカヨー!ヲカシーヲカシスギルウ~~~」などと叫び、笑い転げておられたのです。
デイルームで、まだおなかを押さえて笑い転げている婆ちゃん達に伺ってみると。
「みんなが教会に移動して10分くらいした頃かな、検査で切ったところが痛くて我慢できないとベソかいてきたんよ。痛い薬もらってあげて飲ませたら、なお痛くなってね。『痛くならない薬もらうんだったあ』って泣いてたの。特別番組が始まってさ。あのピッカピカの大ファンでね。会社さぼっちゃ公演いってたんだって。痛いのなんかどっかいっちゃて。もう10分早くきてたら一緒に教会で歌えたのにクヤシイ、クヤシイ連発だったんだけどね。ヅラでスイッチ入っちゃって。。キャーーーーー大きな声で叫んで。。。ずっとこれ。」

ケタケタが落ち着くのを待ってデイルームの仲間に紹介しようとしてたら、青ざめて目が吊り上ってきた。「痛いの?」と訊いたら「痛くしない、ゼンゼン痛いことなんかナイヨって言われて病院きたのに、ず~~~っと痛い。ウソばっかだ」えらい怒っとる。
「どのくらい痛いの?」と尋ねたら、「腕全体が心臓でドクーンドクーン。時々ビリビリビリっと来て、背中から頭のてっぺんに抜けて・・・グラグラッと世の中が揺れる。」
マラカスを持って踊っている当直医の「ねずみ男」に頼んで、肩にブロックを打ってもらう。5分もすると「痛いの飛んでった」にこにこしとる。
なんかしらんけど、トコトコついてくる。本人の個室を覗いてみたら。ソファーで父親がおいおい泣いて、母と妹がベッドで抱き合ってグシュグシュエ~~ン。「あんなとこ戻れん。やだー」
教会をかたずけた警備員さんから”とんでもない忘れ物”をことづかっていたのですよ。”ねずみ男の腕時計、オバQの聴診器、ピッカのズラ。”
まだ個室でやっとるはずだし、いっしょにおいでと誘ったら、「いいのお、サインもらおっと。」おめめクリクリ、キャピキャピ。
『この子は治って帰れるなあ』と感じた。元気という気は悪性の癌でもはねかえす。どんな薬よりも効く。
「死神」が「天使」を連れて登場。個室の皆様に大歓迎されました。応接セットの机の上にはあちこちからこの日のために贈られきたケーキがいっぱい。
天使さま・・・ケーキにどえれー詳しい。これはどこそこのなんとか、こっちはあそこのホテルの注文品、去年のクリスマスに予約殺到で食べ損ねたという有名店のブッシュ・ド・ノエルを発見。
またたくまに半分食べて、あっちゃこっちゃから5つほど切り分けてきてパクパク。「シアワセヤ~~~」などとつぶやき。ここのプリンおいしいんだあ。3個ぺろり。
だれとはなしに「どこの癌なの?」て話になり。右肩に左手の手のひらをあて・・・「週明けらしいよ」一同なみだはらはらはら。
お目当てのスターにパジャマの背中いっぱいに大きなサインを描いてもらい、居合わせた芸能人達も膝に書いたりお尻に書いたり。キャピキャピさんは「ぼわーん」

美容師さんは再発も無く、3児の母になりました。天使さんは半年後に職場復帰され、3年後に子宝に恵まれました。
三本足の「死神」こと私自身も重度の火傷による骨癌や皮膚癌、繊維腫の発生も無く、現在に至っております。
瘢痕性の良性の腫瘍はときおりできますが、発見しだい切除しております。

この文章を書くにあたり、記憶の箪笥の隠し引き出しの封印をあけました。思い出が走馬灯の影のようにかけめぐり。なんどもなんども涙しました。

Schubert - Death and the Maiden 《別窓表示》 (音声あり)
死神与少女 (1987) (DEATH AND MAIDEN) 《別窓表示》 紹介サイト
  〃 映画 《別窓表示》 (音声あり)            

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2008.02.14

閑話休題、バレンタインイベントのこと。 > kuu

前の記事を読んでから、おっちゃんは一生懸命、文章を書いています。
よろしい!

原則、日々雑記の更新は1日1記事にしているので、ここでkuuが記事を書けば、おっちゃんの猶予時間が増えます。なのでkuuが書いてます。あわてないで、じっくり書いてください。何も、早く書けって言ってるわけじゃないので。書くって言ってて書かないのに怒ったんです。

リンクの件は、みっともなく怒りを表明しましたが、Cafe Ricoのイベントの記事にリンク張ってくれるとか、風茶房 自家焙煎珈琲の記事がトップにあるときにリンクを張ってくれたのなら、なんとも思わなかったはずなので、気分屋さんでごめんなさい、と謝っておきます。
しかし、自分のみっともなさを今さら隠したくないので削除はしません。

イベントの準備で一番タイヘンだったのはパッケージでした。
販売用のアイデアは普段から話し合っていたけど、実際に形にするのは時間や手間がかかるわけですから。
おっちゃん、自分でやると言いながら形になって出てこないんですよね。時間ばかりが過ぎていく。まるで今回のがんの件と同じ。いっつも、そんな感じです。

おっちゃんの意見は、牛乳ビンに入れる、とか、日の丸のラベルにする、とか、ウチの猫の写真を探したり…。。そんなん違うよ! ゼッタイヤダ!
だから、ラベルデザインはkuuがしました。しかし、これは簡単でした。枠の中に文字を入れただけなので。
問題は印刷設定と包み方。これはどっちもおっちゃんのアイデアです。結果、Ricoさんとこのデザインをしているyukiさんにも褒めていただいたようで嬉しかったです。^^
全部自分たちでやったので、1パッケージ約10円の超低コストで仕上がりました。
あ、そうだっ! kuuが付けたハートのシールは予算外でした。。

ぎりぎりまで試行錯誤と作業が続いたので、いつものように(笑)、精神的に追い詰められましたけど、結果は楽しかったです。Ricoさん、ありがとうございました。
今回の経験が、早く販売に繋がるといいのですけど…。はたして。

イベントの様子はこちらにアップされています。
「焼き菓子のアトリエ”Cafe Rico・カフェリコ”にようこそ♪: パレンタインイベント終りました。」 《別窓表示》
一番下の写真で両側のスタッフが持ってくださっているのが、今回販売した風茶房の珈琲です。
kaze&kuuや友人の間で一番人気のお菓子は「塩を散らしたチョコケーキ」でした。意外性があって、でもとても正統派においしいケーキなのです。今回逃した方は次回ぜひ!ねらって食べてみてください。
その一押しケーキも入った「デギュスタション・デ・ショコラ ~バレンタイン・セット」は豪勢な大盤振る舞いで、お腹いっぱいになりました。だからこそ、一杯の珈琲がとてもおいしく感じたと、正直な感想を言ってくださった友人がいました(笑)。
スタッフがとても親切だったというお声もありましたよ。スタッフの方々、お疲れさまでした。ウチの珈琲豆がお世話になりました。

そして、風茶房からご案内差し上げてご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。m(__)m

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2008.02.13

がんシリーズ。 > kuu

前の記事を読んだおっちゃんは、がん関連の記事を続けて書きたいと思ったそうです。「自分とがんとのかかわり」だと思います。
とても興味深い内容で、昨年、リアルで知り合ったある宗教家に話したところ、ご自分の書籍にエピソードのひとつとして書きたいというオファーをいただき、実際、その書籍は出版されました。
ネットに自分で書いたらいいとkuuも思いました。
しかし、待っていたら、いつものように日にちが過ぎてしまいました。orz

前記事を書いたことには意味はあるし、覚悟してネット公開していますが、同じ記事をいつまでもトップにおいておくほどの・・・・・なんというか、見知らぬ方に大声で宣伝したいわけじゃなくて、たま~に「何のがんですか?」というような質問もあるので、なんと言ったらいいのか、いつも読んでくださる方に伝えたいのと、検索でたどり着くような病気の体験談を求めてくださった方と、病気ネタには全く興味はなくても、料理や写真の記事の中に紛れた雑記のひとつのとして読んでいただきたいという…それくらいの気持ちなのです。

期せずして意図しなかったリンクを張られ、リンクは自由なので抗議はしませんが、なんというタイミングかと。何日も前記事がトップにある今なのかと。

そういうおっちゃんに対する怒りの気持ちを持って、このエントリーをアップします。削除の可能性はゼロではないけど、たぶん消しません。

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2008.02.10

がんのこと。 > kuu

このブログで自分のがんのことは何度か話題にしているんですが、どこのがんなのかははっきり書いたことがありません。わだかまりあったからです。

乳がんでした。2001年の初夏に手術して、左乳房を全部切除しています。左胸は痩せた男性のように平板で乳首はなく、大きな術痕があります。乳房再建はするつもりがありません。

よく温泉や銭湯に行っていますが、単に気持ちのいいお湯に浸かるだけでなく、意味を求めた行動でした。人前にこの身体を晒せるか、平気でいられるか、試しているというような…。
何のためにそんなことをするのか。
きっかけは、おっちゃんだったんです。
初めての遠出のデートで無理矢理(笑)、日帰り温泉に連れていかれました。術後、まだ2ヵ月でした。おっちゃんの意図は『病気に負けるな、他人を恐れるな、勝者になれ、強い心を持て』というようなことだったと思います。
おっちゃんは過去、医療関係者でした。

それから、6年半で100回くらいは温泉や銭湯に行っています。
乳がん患者を対象にした「1・2の3で温泉に入る会」というのがありますが、どうして大勢でつるまなくちゃ、温泉に入れないのでしょうか。術側の胸を隠す入浴用の着衣がありますが、どうしてお湯に入るのに着衣が必要なのでしょうか。
わたしはひとりで平気です。隠しません。

と、偉そうに言いたいところですが、腕で自然に隠すように、コソコソと入浴していました。目立たないようにして、誰かの視線を感じたら、ときには逃げ、ときには相手を睨んでいたんです。
そして、探していました。同じ術痕を持ったひとを。胸を切除して、それでも平気でお湯に浸かっているひとを。
乳がん患者が増えているなら、どこかで逢ってもいいはずでしょう?

6年半、ひとりも逢いませんでした。
だけども先日、とうとう出逢ったんです。
その方は経験豊富な看護師さんで、わたしと違い、堂々と胸を晒していました。こちらから話しかけました。お湯から上がって着替えたあとだったんで、わたしは服を着ていましたが、その方はまだ裸でした。30分くらい夢中で話し、話し足りなくて再会を約束しました。

そして、わたしも。
次は堂々と隠さずにお湯に浸かろうと思っています。

空

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2008.02.07

風茶房 自家焙煎珈琲豆。

明日から5日間、焼き菓子のアトリエ”Cafe Rico・カフェリコ” 《別窓表示》のバレンタインイベントが開催されます。

日時: 2月8日(金)~12日(火) 12:00~17:00
会場: 東急田園都市線・藤が丘駅から徒歩5分の「カヲリの木」

Ricoさんの著書、「大人のバレンタイン」にちなんだチョコレートショップとチョコレートカフェです。詳細はリンク先をご覧ください。
「バレンタインイベントのお知らせです。」 《別窓表示》

カフェでは風茶房の珈琲がメニューに並びます。『コロンビア・エメラルドマウンテン』です。
それから、珈琲豆の販売もします。

風茶房 自家焙煎珈琲豆

風茶房 自家焙煎珈琲豆
『コロンビア・エメラルドマウンテン』 ケーキやお菓子に合う珈琲、200g
『ケニア・ルイスグラシア』 香り豊かな珈琲、250g
どちらも 1,500円です。
これが初めての販売になります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

風茶房 kaze777&kuu

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2008.02.06

豚肉の隠し味は紹興酒。 > kuu

おっちゃんの好きなテレビの料理番組は、テレビ朝日で土曜の早朝に放映している「おかずのクッキング」 《別窓表示》です。
土井善晴さんが、素材の扱い方やプロのコツを惜しげもなく教えてくれますので、我が家のおかずも、いつもよりおいしくなったりするんです。

料理に日本酒やワインを使ってコクや旨みを出すのは誰でもやっていると思いますが、焼酎や紹興酒はあまり使わないですよね。土井さんは、いろんなお酒を自在に使ってらっしゃいます。
その中でも、『豚肉料理には紹興酒が合う』というのが、おっちゃんの印象に残ったみたいで、最近は豚肉料理の隠し味に紹興酒を使うようになりました。

これがすんごい旨みを増すんですよ。
写真は普通のポークソテーですけど、タレは市販の焼肉のタレに紹興酒を同量混ぜています。それだけでもおいしかったんでしょうが、もうひと工夫して、炒め油に良質のゴマ油を使いました。

ポークソテー、二人分 ^^;

どこへ出しても恥ずかしくない味!と思います。
それから豚肉の煮込み料理にも紹興酒を使います。これも旨いです。

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2008.02.05

椿はつぼみを楽しむもの。 > kuu

年が明けて、椿のつぼみをいくつか見つけました。
だんだん膨らんでくるのを楽しみに見ていますが、椿って、つぼみの時期が長いのですよね。おっちゃんは、「椿っていうのは、つぼみを楽しむものかもしれないな」と詩的なことを言いました。

椿のつぼみ

光源氏という名の椿です。たぶん。。
ピンクと白、2色のひらひらの花びらが華やかに咲きます。

さて、おっちゃん、数日前に熱を出して、それから体調が良くない日が続いていたので、昨日、夜間病院に駆け込みました。インフルエンザが流行っているので、50歳以上の患者には必ずウイルス検査をするようにと、お達しが出ているそうで、おっちゃんも検査を受けました。
インフルエンザでも、ノロウイルスでもなく、単なる風邪だと診断されました。良かったあ~。どっちにしろ、kuuはうつされない自信があります。きっぱり。
ひとりだけ健康でも、しょうがないんだけどな。。

その病院へ行くと、禁煙セラピーを熱心に勧められるそうです。
んで、いつも、「近いうちに」と答えるんですが、前回言ったのをカルテに書かれていて、お医者さんに 突っ込まれたんですって。ナイスつっこみ!(笑)

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2008.02.03

節分だから?黒豆! > kuu

東京は再び雪! 前回よりたくさん積もってます。
なのに、今回はおっちゃんのテンションが上がりませんでした。
外へ出る気配もなく、「この雪はすべる。危ない」とか、なんとか。
寒さがこたえているだけのような気がしますが…。玄関前の南天は積もった雪の重さで垂れ下がり、外出を阻むかのようで、そういうときは自然のお導きに従った方がいいと思うので家にこもってました。(けっこう縁起かつぎ ^^;)

きょうは節分です。
季節の行事には疎い我が家ですが豆はいっぱいあるので、「豆まきしようか?」とおっちゃん。豆と言っても、珈琲の生豆です。。
Cafe Rico バレンタインイベント用珈琲豆のハンドピックを開始したので、撥ねたクズ豆があるのです。購入先には「これはいい豆だから、ハンドピックは必要ないよ」と言われたんですが、どうしてどうして。ウチの基準では撥ねる豆、けっこうありましたよ。
同じ銘柄でも豆は農作物ですから、毎回同様の品質とは限らないし、保存状態によっては悪くなっている場合もあるので、おっちゃんは必ず現物を見て買っています。電話やネットで注文なんてありえないのです。少量だとふっかけるところもあるけど、仕入れは安くあげたいわけで、昔からの顔でなんとかお願いできるところへ出向きます。そういうのをRicoさんがわかってくださって 《別窓表示》、おっちゃんも喜んでおります。^^

豆まきの件は、「猫が食べたらどうすんの!ヽ(`Д´)ノ」ということで止めました。珈琲豆は、生でも焙煎したやつでも、たくさん食べたらお腹こわします。(ワケあって、おっちゃん実証済)

だから、先日煮た黒豆がたくさんあるのですが、おっちゃんは煮汁とイチゴだけ~。kuuはしっかり黒豆ヨーグルトをいただきました。

黒豆

いつもはヨーグルトに黒豆も煮汁も一緒にして出しちゃいますが、別々にして自分でトッピングっていうのは、イベント的でよいかも。今回の黒豆はお砂糖控えめにしすぎて、おっちゃんの評判は良くなかったです。(-_-;)
一昨年の写真のもの 《別窓表示》に比べると黒豆の煮方はましになっててシワはありません。(リンク先に我が家の作り方があります)

今回の黒豆ヨーグルト、前の記事の熟柿のデザート、両方ともリンクをたどって過去記事を見るとわかりますが、Ricoさんのレシピを参考にしています。(*^。^*)

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