可愛い子猫写真がいっぱい載った本を送っていただきました。
『誰かいませんか』(ソフトバンク文庫) 《別窓表示》
ネットでも素敵な猫写真はたくさん見れますので、あえてこういう本を買ったことはなかったのですけど、さすが!単行本から文庫になるような人気書籍の子猫写真は超カワイイです。
それで、ようやく深く納得できたのです。以前から、おっちゃんに言われていたことの意味が。これは動物と人物写真に共通だそうです。
いい動物(人物)写真は表情と動作を撮ること。
上記文庫の写真は、まさにそのお手本だったんです。
kuuの作例で申しわけないですが説明いたします。

表情の可愛い子猫

動作の可愛い子猫
どちらもモデルがいいので(笑)、「かわいい~!」と多少は思ってもらえる写真と思っています。思ってください。。しかし、、、

表情も動作も可愛い子猫
3枚目は無敵のカワイさですよねっ!ねっ!ここは賛同してください。。
子猫は特に動きが激しいので、いい表情をしたまま動く瞬間を撮影するのはけっこうムツカシイのです。猫もケモノですから、無心に動くときは怖い表情になっちゃってる場合もありますし。
表情と動作、両方魅力的に撮れる偶然を待ってシャッターを押し続けると他に気配りするのもキツイです。構図、光、いい写真には他の要素もありますのに。
これが「猫(子供)を撮っている間は写真は上達しない」と言われる理由じゃないかと思いました。つまり、初心者が撮るにはムツカシイ題材なのです。
PIEのとき 《別窓表示》、いいモデルの条件は「目力と手の美しさ」とおっちゃんは言いました。いいモデルは目に力があって表情が作れるし、手の動きで美しい仕草(=動作)を見せることができる、ということを象徴的に言ったんだと思いました。もちろん例外はあります。バックスタイルや脚の美しさとか。
話を猫に戻します。
じっとしている猫を撮っただけの写真がつまらないと思う理由がよくわかりました。猫には手(前足)だけでなく、シッポという可愛い武器もありますし、人間の子供よりは撮りやすいと思うんですよ。
だけども。
表情がすごいとき、動作がすごいとき、どちらか単独で勝負できることがあります。そんな写真も大好きです。
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