« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年7月の17件の記事

2008.07.31

健康診断。 > kuu

おっちゃんとふたりで市の無料健康診断に行ってきました。
毎年、大学の履修時期にあわてて診断書目当ての検査を受けますが、これでその検査の必要もなくなります。自費で受けると4,500円で検査項目は肺のレントゲン、尿検査、血圧、問診程度ですけど、市のは充実してて血液検査、心電図、メタボチェックまでやってくれます。
大便検査もあるんですよ。おっちゃん、出ないとぬかしておって持って行かなかったら先生に叱られました(笑)。だけど他の項目を見て、「経験上、あなたが大腸がんである可能性はほとんどないから、まあいいか」となりまして、ちょんちょん。

今回は血圧が気になりました。ふたりとも低かったんです。おっちゃんはもともと低め。kuuは正常値の範囲でたまに高めだったんですけどね。遺伝的にはふたりとも高血圧家系です。
先生は高血圧だそうで、「うらやましい」と言われ、思い当たる節について語ってきました。まず、ふたりとも低いってことは食事が起因だろうと。確かにそうだと思います。水分摂取量に対する塩分は少ないです。
ただし、摂っている水分はカフェイン(珈琲、日本茶)が多いので、世間で言われている理想の感じではありません。
食事は普通の味付けをします。塩分控えめの不味い食事をがまんして摂っているわけではないです。
おかずの量は少ないです。以前にも書きましたが、食べ過ぎほど身体に悪いことはない。「1日3食、バランスよく多くの食材を使って」というスローガンを信じていません。「バランスよく少なく」は難しいですもん。難しいことは続きません。

kuuの血圧が「どちらかというと高い」から「低い」になった理由は、たぶん、塩気のあるおやつを食べなくなったからです。口内炎予防のためだったんですけど、おせんべいやスナック菓子、断ちましたからね。
買い物に行くと、新製品や名産物の塩気のあるお菓子に目を奪われて、たまに買おうと思うこともあるんですが、そのたび、おっちゃんに止められます。止めてくれて、ありがとう。(TーT) ※塩気のあるお菓子はkuuに与えないようにお願いします。m(__)m

うれしかったのは、おっちゃんの便が出ますように、と待合室でお腹のマッサージをしてたら、それを見られて、「相変わらず仲良しだね」と言われたこと。(*^。^*)

ティーセット

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.07.28

ぶっちゃ子猫。 > kuu

子猫の紹介2匹目。先日アップした、てん 《別窓表示》のきょうだい、生後40日あたりのころんです。ころんころんしてたので、見たまんま名付けました。

ころん

他の猫とは違う系統の顔立ち。この猫(ゴンちゃん)の血筋かしら?と思います。子猫の写真を友人に見せると、ころんはウケがいいです。「ブス猫」「ぶっちゃカワイイ」と言われる一方で、「一番カワイイ♪」とも言われました。

最初、オスだと思ってたんです。。。メスでした。
餌への執着おそるべし。お皿を独り占めします。自分より小さい猫やきょうだい猫だけでなく、大きな兄猫ふうや、お乳をもらって仲良くしている姉猫すず、母猫チッポまでも押しのけたり、前片足で子猫の頭を押さえつけながら餌を食べるんです。猫のことは猫に任せよう、とおっちゃんに言われてたんですけど、がっついてるときに何度も頭をチョイしちゃいまして・・・それ以来、嫌われてしまったようで、近付くと逃げるようになってしまいました。(T_T)
おもちゃ遊びでも好奇心より怖がりが目立ちます。
餌の時間以外は他の猫と仲良くしています。

ころんきょう撮ったころん、2枚。

ころん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.26

東京タワー。 > kuu

フランスから可愛いお客さまがいらして、一緒に東京タワーに行ってきました。

東京タワー

撮影ポイントは係員の人が教えてくれました(笑)。
実は行き先はどうでもよくて、一緒に過ごす時間を持てたことがとても嬉しかった kaze&kuuなのです。

意外に面白かった水族館。一部、魚の値段表示があったり、大きな水槽はなかったり、マニアックな雰囲気が漂ってました。個体観察するにはいいかも。

東京タワー水族館のお魚さん

帰り、東京タワーから浜松町まで、ベロタクシー 《別窓表示》に乗りましたよ。ベロタクシーって高性能三輪自転車のタクシーのことです。kuuはまったく知りませんでしたが、けっこういろんな地方を走っているみたい。通り抜ける風が気持ちよかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.25

夏日のお散歩。 > kuu

きょうは前期、最後の講義でした。聴講生は試験がないので、これでしばらく大学にも用がありません。講義が終わって雑談して、ふたりになって、さて。

新しくできたパン屋でお茶していこう♪
そこは隣駅の洋菓子屋が開いたベーカリーカフェで、パンもおいしいのです。

おっちゃんの10D を持って出たので、撮影しながらのお散歩でした。レンズは50mm F1.8、ただいまkuuはこのレンズのレッスン中です。キスデジは壊れたまま、40Dの後継機をしつこく待ってます(笑)。

言葉で語らず、お散歩写真。

お散歩

途中の道沿いの畑に、ひまわりがたくさん植えられていました。おっちゃん、そこで「カメラ貸して」と撮ったのがこれ。

ひまわり、kaze撮影

咲いてる花もいっぱいあったのに、つぼみが好きだね~。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.07.23

甘酢漬けの梅。 > kuu

今年の梅仕事のご報告も残りわずかとなりました。って、まだあるんかい!(^^;
ここでも何度か登場した「お多福 らっきょう酢」 《別窓表示》、これの700mlのパッケージに青梅の甘酢漬けというのが書いてあったので作ってみました。
700mlの容量のものは3月~6月の販売期間限定商品だそうで、それにはらっきょう酢を使ったレシピがいくつか書いてあるのですが、1Lペットボトル入りのものには、らっきょうの漬け方しか書いてなかったので、ここに書き取ったものを公開します。自分用( ..)φメモ。

◇青梅の甘酢漬け
〔材料〕
・青梅 1kg
・お多福らっきょう酢 700ml

〔漬け方〕
(1) 青梅は、水洗いしてヘタをとり水気をよく切ります。青梅に色がつく程度(2~3日)陰干しします。
(2) (1)をお多福らっきょう酢に漬け込みます。
(3) 2~3日間は、時々梅を混ぜてください。
(4) 1ヵ月くらいでおいしくいただけます。

~お多福 らっきょう酢の700ml パッケージより~

1ヵ月以上過ぎてから味見しました。
まず、梅の実はものすご~くふくらみます。見ためは花マルです。
味は「いいんじゃないの?」という感じ。(^^;;
梅がたくさんあって、甘いのもしょっぱいのも、もういいや!ってときにイイかも。梅干より簡単に作れて味もおだやかですし。

甘酢梅、シロップ梅

写真の後方に並んだふっくらした2つが甘酢漬けの梅です。左は青梅、右は黄色い梅を漬けたんです。味の差はあまり感じません。どっちもイケてます。大きさの比較で前に並べたのはシロップ漬けの梅の特にふっくら漬かったもの。漬ける前の大きさは、それぞれ前後のものが同じくらいだったのですよ。味は・・・そりゃシロップ漬けの梅のほうがおいしいですってば。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.22

餌の時間。 > kuu

先日、おっちゃん(kaze777)はひさしぶりに古巣のチャットへ行きました。懐かしい人もいたし、初めての人ともワイワイ♪
お話した方々に風茶房を見ていただいて、「猫かわいい」と言ってもらったそうなので、今回はちっちゃいときの写真を引っ張り出してきました。母猫のお乳を飲みつつ、見守られてカリカリを食べ始めた頃です。(小さな写真にマウスを重ねると大きな写真が切り換わります。JavaScript ONの場合に動作します)


餌の時間

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.20

今朝の庭。 > kuu

おっちゃんの紫陽花の写真が気に入っていたのでトップバナーに長く使ってましたが、梅雨明けして夏草の写真にしました。今朝撮った露草と赤まんま(イヌダテ)、露草の色が濃いところを探しました。

こちらはムラサキツユクサ。

ムラサキツユクサ

数本しかないので抜かないように注意してます。もうヤブ蚊が増えてきて、雑草抜きもとどこおりがち。。だけど、今年は蚊は少ないみたいです。ガマさんのおかげかもしれません。1ヵ月前には、2cmくらいに成長したチビガエルに会いましたが、その後、とんと見なくなりました。100匹以上は庭に散らばったと思ってるんですけども。
セミは木曜に初鳴きを聞きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.17

しっぽの短い赤トラ猫。 > kuu

以前、「しっぽの長い赤トラ猫。」 《別窓表示》という記事を書きましたが、今回はその弟猫です。短いといっても中くらいの長さはあります。くしゃっと、よれたような可愛いしっぽ。お鼻にホクロみたいな点があったので、てんと名付けました。(小さな写真にマウスを重ねると大きな写真が切り換わります。JavaScript ONの場合に動作します)


子猫のてん

1、2枚目は生後36日で、初めて人間の前に出てきたところです。
活発で好奇心と勇気があって、きれい好きで世話焼きで、食欲旺盛ないい猫です。いい猫というのは猫好きな保険屋のおじさんにも言われました。えへん。
餌の時間、そうじゃなくても餌かもしれないと思ったときも、kuuが外へ出ると、まっさきに駆け寄ってきます。おもちゃで遊ぶのが上手、というか、こっちを遊んでくれてるのかも。

最近の写真。いつの間にかホクロは消えました。もう5ヵ月です。

最近のてん

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.07.16

麦味噌、麦飯、ネコマンマ。 > kuu

白椿さん 《別窓表示》と味噌交換のお約束をして、白椿さんからは早々にいただいていたんですが、こちらからお送りしたのはつい最近のこと、すみません。m(__)m
麦味噌と米味噌白椿さんちからやってきたのは麦味噌でした。写真の右手前です。愛媛の麦味噌はおいしい、という話は聞いたことあったんです。麹の量が多く、甘く香り豊かで麦の粒々がかわいらしい。モロキュウなどで、そのまま食べるのがツウでしょうが、我が家は味噌汁にも使っています。米味噌と合わせます。左側がそれ、我が家の定番、刑務所作業製品の味噌です。じっくり熟成させて作るので、こちらも甘めです。

麦の粒々が残る麹の香り高い味噌汁。これに麦を混ぜて炊いたごはんを入れてネコマンマすると、すごく合うんですよ。麦&麦!
ネコマンマ状態の写真は美しくないので(笑)、写真は混ぜる前です。

麦飯、麦味噌汁

このときの具はニラとナスでした。
あとね、青紫蘇とキュウリとゴマの味噌汁もウマいです。キュウリは軟らかくなるまでちゃんと煮ます。青紫蘇はたっぷり入れなきゃいけません。ゴマはすりゴマを常備してないのでギュッとつぶして入れます。
この場合、ダシは「いりこ」を推奨。我が家には今ちょうど新鮮ないりこがありますので、煮立っても取り出さず、そのままいただきます。小さくてもお魚の味、ちゃんとします。ものによっては(古いときなど)苦いので、そしたら頭と腹わたは取り除きましょう。というか、古くなったら捨てろ!と横でおっちゃんが言ってます。目安はそのままで食べられるかどうか。

麦味噌の新しい味わい方は白椿さんちの写真をクリック、つまみ系!
「黒髪に簪: 祝45才、不在。」 《別窓表示》

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2008.07.14

赤紫蘇シロップは果汁で作ろう。 > kuu

おっちゃんが赤紫蘇を買ってきました。シロップを作って欲しいのだそうです。しかし、、昨年作ったのが、まだ残ってるって知らなかったのかな? 濃く作って冷蔵保存してたので一年経ってもまだ大丈夫なんです。

今まで、リンゴ酢で作った梅シロップを飲むとき、赤紫蘇シロップを少し足していました。風味が豊かになり、色も美しいのです。今年はリンゴ酢の梅シロップは少ししか作らなかったので、赤紫蘇シロップは作らないって思ってたんですけどね。買ったからにはもったいないので、3日経ち、しなびちゃいそうになって、ようやく重い腰を上げました。
赤紫蘇の包装袋に「赤しそジュースの作り方」というのが書いてありますが、一昨年、昨年と作ってみて思うところがあり、今年は少し変えました。

一昨年に作ったときは、加える酸味はリンゴ酢でした。
昨年は、リンゴ酢のものと、クエン酸とリンゴ酢の混合、2種作りました。
今年は冷蔵庫に保存してあった橙(ダイダイ)の果汁で作りました。

今年のと、昨年のもの(2種類)、3種並べて、単純に水で薄めて飲み比べました。
結論、果汁イチオシです。ウチはたまたまあったから橙果汁でしたけど、レモンや他のものでもおいしくできると思いますよ。生の酸味の強い柑橘類から搾った果汁ならば。
おいしいってのはコクがあるってことで、それは複雑でいろんな味を感じることだと思うのです。橙果汁で作った赤紫蘇シロップは、まさしくコクがあります。後味もいいです。
比べて飲んじゃうと、リンゴ酢のものはキツイですね。手軽にできますけど、ウチは酢では2度と作らないと思います。
クエン酸とリンゴ酢の混合のもの(クエン酸 6 対 リンゴ酢 4)は酸味を強く感じますがさわやかなので、お子様が飲みやすい味はこれかもしれない。工業的に作った味っぽいというか、さっぱりしています。包装袋に書いてあった酸味の材料、最初が「クエン酸」なのが納得できました。

では作り方です。
〔材料〕
・赤紫蘇の葉 1袋(葉だけを取ると200gくらい)
・グラニュー糖 500g(上白糖でも可、量はお好みで加減)
・橙の果汁 120cc(他の柑橘類でも可、レモンなら3個分相当)
・水 2,800cc(ウチの鍋に合わせた量) 

〔作り方〕
・赤紫蘇の葉はよく洗い、ステンレスのザルに入れる。
・水を張ったボウルの中に上記のザルを入れて揺する。細かい葉を落とす。
赤紫蘇を煮出す・鍋に湯を沸かし、ザルごと入れて3~4分、煮出す。(これで漉す手間を省く)
・葉を取り出して、グラニュー糖を入れる。
・果汁を入れる。(色が鮮やかに変わる)
・好みの濃さに煮詰める。
・熱いうちにビンに詰める。

煮詰める時間によってシロップの濃度が変わります。濃いほうが保存性が高まります。
目安として、(予想です)
・2~3分煮詰めると、そのまま飲めるジュース。
・6~7分で2倍希釈くらい。
・20分で3~4倍希釈。

赤紫蘇シロップこれは5分煮詰めた赤紫蘇シロップ。1.5倍希釈と中途半端なものになりました。とほほ。ジュースのつもりが、そのまま飲むには甘すぎました。我が家の水はまずいので、割り水は湯冷ましを作んなきゃいけないのです。その手間を省くため、ジュースにしたかったのですが…。

2,400ccくらいできました。熱いうちに牛乳瓶に詰めて常温に冷ましているところです。保存は冷蔵庫で。
あっという間に飲んでしまう予感です。

赤紫蘇シロップ(ジュース)は酢で作っている方が多いとお見受けしますが、一度果汁で作ってみてはどうでしょうか。

【追加関連記事】
「無糖の青紫蘇ジュース。」 《別窓表示》

| | コメント (8) | トラックバック (2)

2008.07.11

ビン蓋の開けかた。 > kuu

手作りのジャムやシロップをビン詰めしてプレゼントすることがあるのですが、脱気したり、固く閉めたりするせいか、「ビンの蓋が開かないよお~」と言われることがたまにあります。その都度、説明してたんですけど、同じことを言うのもアレだし、ここに書いておきます。
ガラスビン(ソーダガラス)の蓋が固くて開かないときは参考にしてください。

◆ビン蓋の開けかた◆

〔1〕 ゴム素材のもので滑り止めをして、力を逃がさないようにする。
 a、蓋開け専用グッズを使う。
 b、両手にゴム手袋をはめて開ける。
 c、蓋の周りに輪ゴムを何本か巻き付ける。

これで開かなければ、

〔2〕 蓋(カナモノ部分)だけを温める。これはカナモノ部分だけを熱膨張させて蓋をゆるめる方法ですので、ガラスの部分も一緒に温めてしまわないようにご注意ください。
 a、やかんの水蒸気などを、ビンを回しながら蓋のふち部分に当てる。
 b、鍋に少量の湯(蓋の高さ分)を沸騰させ、数秒ビンを逆さに入れる。 蓋部分だけを熱湯に浸けて温める。

いずれも、温めた蓋は熱くなっていますので火傷しないように布巾等を使って開けてください。

〔2〕をしたあとに〔1〕の方法で開けると、より簡単に開くでしょう。

【注意】ソーダガラスは耐熱ガラスではないので、直火に当てたり、急に熱い湯に浸けたり冷やしたりすると割れることがあります。ビンを再利用のために煮沸消毒するときは、水から入れて熱してください。


〔2〕のbの方法を「熱湯で蓋を温める」と簡単に説明したときに、湯の量が多かったか、温め時間が長かったせいかと思うのですが、どうやらガラス部分まで温めてしまったようで、「どうしても開かない」と連絡をいただいたことがあります。なので知ってる人には今さら感のある説明でしょうが、書いておけば、どなたかのお役に立つこともあるかな、と思いました。

他にも、「叩く」「蓋に穴を開ける」「ビンと蓋の間に隙間を開ける」などもありますが、割れると危険だし、中身が食べられなくなったり…、変形してビンの再利用ができなくなる可能性があるので気を付けてください。

ついでに。
食品を詰める前にビンをきれいする方法について。
水からの煮沸消毒が確実です。ビンが大きすぎて煮沸できない場合、アルコール消毒がよく言われています。梅酒なら焼酎で拭く、とかですね。
また酢でも消毒可能です。梅シロップの場合、我が家ではシロップに使う酢で殺菌します。水洗い後、酢をビンに少量入れて蓋をして振り回します。その酢は消毒が済んだら空けて、他で使用します。

水

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.07.07

青梅ジャムのアク抜き。 > kuu

オレンジ色に熟した梅で梅ジャムを作りたかったのですけど、昨年同様、完熟梅が手に入りませんでした。orz
今年は梅ジャム作りは諦めようかと思いましたが、先週、青梅1キロ130円で売っているのを見つけてしまいました。安い♪ では青梅ジャムを作りましょう!となりまして…。

青梅ジャムをおいしく作るにはアク抜きがポイントです。今回は庭にある薪ストーブで作った木灰汁でアク抜きをしました。昔ながらの梅酒は藁の灰汁で青梅のアク抜きをしたそうなので、庭木を伐採して燃やした灰で作ったものでも同じように使えると思いました。我が家はおっちゃんの自家製うどんや餃子の皮のために木灰汁を常備しているのです。
要はアルカリ作用でアク抜きをするってことです。『灰汁を用いたアク抜きは、アルカリ作用で組織が軟化されアク成分の流出を促し、アクの一成分である酸類を中和して除くことができる』と、大学の調理科学の授業で習いました。

◇青梅ジャムの作り方
・青梅は水で洗い、ヘタを竹串などで取り除きます。これを 1日(24時間くらい)、水で薄めた木灰汁に浸けます。
青梅木灰汁に浸けた青梅
見事に黄色に変化しましたよ。 驚きました。
この段階で梅の味を確認しました。アクはまだまだ残っていました。苦味と酸味を感じて口当たりが悪いのです。
※浸水の濃度はどのくらいが適当か始めてでわからなかったのでph9くらいの木灰汁を約4倍の水で希釈しました。これではアルカリ濃度が薄すぎたかもしれません。

・梅をざっと洗って鍋に入れ、水替えして火にかけます。(普通の水でOK)
・湯の温度が高くなり、1つ2つ梅が上に浮かんできたらすぐ火を止めます。
・湯の温度が自然に冷めたら、新しい水に替えて梅をさらします。
・半日後、味を見ました。いい感じにアクは抜けていました。^^
※味見して、まだアクを感じるようなら、もう一度水替えして半日置きます。自分の舌で納得のいくまで、水替えを繰り返しアクを抜きます。だけど、まったく舌に感じないほどアクを抜くと風味が落ちるように思います。
※時間はかかりますが、火にかけて浮いたアクをのぞく方法より、自分の舌で確認ができるため失敗がありません。
※灰汁やアルカリ水がなくても、この方法を繰り返すことによって普通の水でもアク抜きは可能でしょう。アルカリだからと言って重曹を使うのは味が悪くなりそうなので避けたいと思います。

虫食いや痛んだところを取り除く・納得のいく味にアクの抜けた梅、虫食いや傷んだところがあれば、ここで取り除きます。(痛んだところをナイフで切り取りましょう)

果肉を潰しながら漉す・梅をザルに入れ、下にボウルを置いて、ヘラで果肉を潰して漉します。

梅ピューレ・下に置いたボウルで受けた梅ピューレ。これがジャムの素材です。

・ピューレの重さを量って、その50%のグラニュー糖を用意します。アクの少ない青梅ジャムの場合、糖類は50%が適量と思っております。
※検索すると、梅ジャムの糖類の分量は少ない場合は20%、多い場合は200%との記述がありました。すごい開きがありますよね。これは青梅のアクが多いときには甘くしないと味が調わないからだと思います。
※我が家では、アクを取った青梅ジャムの場合は梅の50%のグラニュー糖。完熟梅ジャムの場合は、40%のグラニュー糖で作ります。

・このピューレをステンレスかホウロウなど酸に強い鍋に入れて 1/3のグラニュー糖を加え、中火にかけます。焦げないように鍋底はかき回し続けます。
・沸騰して白いアブクが出たらそれがアクですので取り除きます。
※しかし、このやり方なら、アクはほとんど出ないはずです。極少量のアクなら風味とも言えますから全体に溶け込ませてもいいと思っています。

・グラニュー糖をあと2回、 1/3ずつ溶かし入れます。火が強いと思ったら弱めましょう。熱いピューレが手に跳ねると火傷します。
・適度に煮詰めたら出来上がりです。我が家では熱いうちに煮沸消毒したビンに入れて蓋を閉め、ビンを逆さにして簡易脱気します。
※出来上がりの判断ですが、まだゆるくシャバっとしているくらいで大丈夫だと思います。トロリとするまで煮詰めると冷めたときに固くなってしまいます。1回目の沸騰から(アクを取ってから)5~7分くらいかな。


さて、裏ごししたとき取りきれなかった種周りの果肉、これをこのまま捨てるのはもったいないと思いまして、甘さ控えめの梅ペーストを作ることにしました。

◇種入り梅ペーストの作り方
・漉しきれなかった果肉の重さを種ごと量ります。甘さはお好みですが、35%のグラニュー糖を用意します。このくらいだと、そのまま食べて甘すぎない甘みを感じます。
・鍋に種入り果肉と半分のグラニュー糖を入れ、少量の白ワインを掛けます。
※分量の目安:1キロの梅の種周りの果肉が430グラムでグラニュー糖が150グラム、白ワイン60ccくらい。お好みで適当に。お酒は日本酒でもいいかも。

種入り梅ペースト・しばらく置いて砂糖がなじんだら火に掛けます。焦げないように鍋底をかき回します。
・沸騰したら残り半分のグラニュー糖を入れ、2~3分かき回して出来上がり。熱いうちにビンに詰め、同じように脱気します。

この余剰品、梅の旨み成分がジャムより強いと感じました。生の完熟梅を食べたときの味ととてもよく似ています。種をペッペしながら食べます。ジャムに比べたら持たないと思いますので、お早めに。

青梅ジャムと種ペースト

ヨーグルトに青梅ジャムと種入り梅ペーストを載せました。青梅ジャムが黄色いのが悲しいです。ですがアク抜きが程よく、味がいいので結果満足しています。青梅ジャムはトーストにも合います。

【参考サイト】
「青い梅のジャム : ニュース : グルメ : YOMIURI ONLINE」 《別窓表示》 水替えしながらアク抜きする方法はこちらで学びました。

【関連記事】
「杏色の梅ジャム。」 《別窓表示》 2年前の完熟梅ジャムの記事。
「青梅の味。」 《別窓表示》 生の青梅を食べた感想、青梅ジャム作りを失敗したこと、青梅の毒について調べたことなど。
「青梅のジャム。」 《別窓表示》 この記事の1年後にアルカリの力を借りず、水だけでアク抜きして青梅ジャムを作った。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.07.06

猫の手。 > kuu

猫の手

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008.07.04

梅シロップ3種。 > kuu

今年の梅仕事は梅の購入計画が思い通りに行かず、妥協しつつ行いました。梅仕事と言っても、梅シロップと酢漬けとジャムだけ。
きょうはシロップのことを書きます。我が家は酢を入れます。

梅シロップ3種

左から、内堀醸造の「ぶどうとブルーベリーの酢」を使ったシロップ、黒酢のシロップ、リンゴ酢のシロップです。どれも冷凍した梅1キロ、氷砂糖1キロ、酢1カップの割合で作っています。3倍の水で薄め、漬けた梅を入れて撮影しました。実際飲むには3倍では甘すぎるので水を足しました。

お味は「ぶどうとブルーベリーの酢」が一番おいしくて、次にリンゴ酢、そして黒酢となります。ただし、これは水で薄めたときの話。お湯割りなら黒酢がおいしいし、ヨーグルトに掛けるのも黒酢がいいと思います。
作り方がまとまっているエントリーはこちら。「シロップ漬けの梅。」 《別窓表示》

黄色くなった追熟梅で作ると梅がシワシワにならずにそのまま食べておいしい甘い梅になります。冷凍梅で作るとシロップは10日ほどで飲み頃になりますが、梅をおいしく食べたいなら3週間は待った方がいいと思います。
梅がシワシワにならないってことはエキスがシロップにあまり出ていないってことですから、我が家では青梅と追熟梅を混ぜて使うようにしました。これでうまくいきます。追熟梅でもシワが出ちゃうことはありますが、まあ自然のものなので梅の熟し具合によるのかと思っています。

実験のつもりで今年はブドウ糖でも作りましたが、なんだか溶けが悪く、まだどんな具合になるかわかりません。

今年の成果1、「いろんな酢でシロップを作ってみると楽しいよ♪」

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.07.03

草木に囲まれて。 > kuu

庭の草木に囲まれた子猫の写真をまとめました。5月~7月に撮っています。緑の様子と子猫の大きさで、いつ頃か、わかってしまうでしょうか。(小さな写真にマウスを重ねると大きな写真が切り換わります。JavaScript ONの場合に動作します)

草木に囲まれた子猫


草木に囲まれた子猫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.02

新鮮なおやつ。 > kuu

おっちゃんが「肉の話。」 《別窓表示》に書いたように、ネット通販で牛豚肉のブロックを買うようになって、めったに車でスーパーに行かなくなりました。野菜は近所の農園で調達するし、日用品はこの辺りの商店でも用は足りるので、車を出して買いに行くようなものは、猫餌のカリカリと鳥胸肉(これも猫用です)と米だけ。もちろん車で出たら、それなりにいろいろ買うのですが、上記3点が切れない限り、わざわざ遠くに出かける必要が無いのです。6月はkuuが家を空けたせいもあって、2度しか車でお買い物しませんでした。車を使わないで済むのはいいことです。

地産地消というけれど、近所の野菜の何がいいって新鮮なこと。朝採りトウモロコシがきょうのおやつでした。3分間塩茹しただけ。そのジューシーなこと! 「明日もぜひ買ってきなさい」と、おっちゃん。あったらね~。行って見ないと何を売ってるかわからないのは、けっこう楽しみでもあります。去年の小玉スイカの味が忘れられない…。ベタベタ甘くない、水分いっぱいの野菜のような、でもスイカでした。

きょう、去年より3日早く、庭のヤブカンゾウが咲きました。

ヤブカンゾウ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.01

第6回、さめがめ杯。(2008年7月開催)

風茶房主催のゲーム大会、第6回「さめがめ杯」を開催いたします。

ゲーム会場はこちらです。
http://hpcgi3.nifty.com/kaze-sabou/2008same/wsame.cgi
参加者は上記URLの参加ルールを必ず全文お読みください。無用なトラブルを避け、気持ちよく遊んでいただくための決め事です。

このエントリーは入賞についての詳細説明です。
また、コメント欄でご質問やご意見を伺います。

◇入賞について(ランキングは100位までです)
下記の記録の方を入賞とし、風茶房より賞品をお送りいたします。
順位が、1位、99位の方。
最大連結数が、一番大きい数字の方。数名が同じ数字の場合、全員を入賞とします。

◇賞品内容
詳細未定です。
風茶房のおっちゃんが自家焙煎した珈琲豆は入賞者全員にお送りします。他、陶器やお菓子などの組み合わせを予定しています。

◇賞品のお届け
8月1日以降に入賞者をこのブログで発表します。8月10日までに名乗り出てください。
次に、入賞者(賞品対象者)からのお送り先のご連絡をお待ちします。送り先の連絡がない場合、賞品は辞退したものとみなします。
賞品の発送準備が整い次第、皆さまにお送りいたします。例年、8月20日頃です。(詳細は対象者と個人的にお打ち合わせのうえ決定します)
賞品は風茶房から発送いたします。個人情報は他へは決して漏らしません。

◇入賞に重複があった場合
同じ人が1位と99位を取った場合、99位の賞品は98位の方へスライドします。それでも重複した場合は、さらに前の番号にスライドします。
最大連結数入賞者が1位と重なった場合は、その分、賞品を豪華にします。

◇賞品の辞退があった場合
受け取りを辞退された賞品は、こちらで活用いたします。
例外として、風茶房の・おっちゃん(kaze777)、風茶房のkuuが入賞したときだけスライドします。(ないと思いますが…1位を取ったら2位の方へお譲りします。99位のときは重複のルールに従います)


素材や『chai*』さんのイラストゲームコマは素材や『chai*』さん 《別窓表示》から特別にお許しをいただいて加工しています。右は『chai*』さんの梅雨をイメージするイラストを組み合わせたものです。

今回はチャットを設けました。管理人がログを読んでお返事します。お気軽にお使いください。保存ログ数は未確認ですがログの保存期間は1ヵ月くらいあるようです。

ゲーム攻略法は、「さめがめ攻略 ~面クリアに挑戦してみよう!」 《別窓表示》を参考になさってください。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »