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2008.11.08

自家焙煎のアラビックコーヒー。 > kuu

中近東文化センターで試飲したアラビックコーヒー 《別窓表示》の味が忘れられず、家でもやってみようと、おっちゃんがアラビックコーヒー豆を自家焙煎しました。

アラビックコーヒー用に焙煎した珈琲豆アラビックコーヒー用に焙煎した珈琲豆。超浅煎りです。浅煎りの度合をわかりやすくするため、普段の焙煎の珈琲豆を濾紙の中に入れています。

アラビックコーヒーの淹れ方は、こちらのサイト 《別窓表示》の「アラビック・コーヒー」のページを参考にしました。

これだけ浅煎りだと豆が硬いので、普通の家庭用ミルでは刃こぼれして挽けません。我が家の業務用ミルでもキツかったです。金槌で叩き潰すか、石臼で挽くべきでしょう。

あとは手順を追って作りました。カルダモンは粉末のものを買ってきましたが、本当はもっと粗挽きがいいんだと思います。参考ページには珈琲豆とカルダモンは同量と書いてありますが、粉末カルダモン使用の場合はもっと少なくていいと思います。我が家は珈琲豆の1/15くらいの量で作りました。

アラビックコーヒーこれが我が家のアラビックコーヒー。色は中近東文化センターで飲んだものとほぼ同じ。だけど、サフランと薔薇水がない分、つまんない味でした。豆の香ばしさとカルダモンの香りを感じる薄い飲み物です。おいしいというには一味足りないかなあ。
でもでも、眠気ふっとび、口中すっきり。他にもいろんなことを感じましたが、個人的感想の域を出ないのでここに書くのは控えます。アラビアのような暑い国で、精神と体に必要とされた飲み物なんだな~と思いました。

ときどき、飲もうと思います。おいしさを追求しながら。
お茶うけは、かの国ではデーツ(ナツメヤシの実)ですが、もっと身近なもので合う味をおっちゃんが発見しました。黒糖です。ちょうど頂き物の、いい黒糖(ブロック状)があったので指先ほどに砕いたものを舐めながらアラビックコーヒーを飲みました。暑い国の飲み物には暑いところで生産されたものが合うんですね。

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コメント

 そうか、風土に合っているんですね。じめじめした裏日本の冬にあう飲み物は何だろうなあ。柚子の香りの葛湯とか? でも、頭を覚醒させるためにはやっぱり深煎りのコーヒーでしょうか。ちょっと事情があって、チョコレート断ちをしているので、最近は和三盆の粒を舐めながら、コーヒーを飲んでいます。

投稿: みょうが | 2008.11.09 08:31

◆みょうがさん、こんにちわ。
チョコレート断ちかあ。よほどのことなんでしょう。
コーヒー断ちされるよか身体によろしい。キッパリ。

裏日本の冬に合う飲み物・・・なんだろ~?、いや、なんだったんだろ~?

思いついたのは飴湯。
最近ぜ~~んぜん見ない。代用品はあるみたいだけども。ちなみにkuuは知らなかった。
あの鼈甲色のぬくもる飲み物はどこにいったんだろうか。

商店街から消え去ってしもうた店のひとつかもしれない。
鋳掛屋、鍛冶屋、糀屋、仕立屋、染屋、団子屋に飴屋。

今となっては再現するのは難しい。
だいたい材料の赤飴じたい売っとらんもんなあ。

投稿: 風茶房の・おっちゃんkaze777 | 2008.11.09 17:59

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