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2008年12月の15件の記事

2008.12.31

ペンタックス K200Dを買いました。(その10) > kaze777

そもそもはキヤノン 5D MarkIIを買うつもりでした。だけどねえ。機械屋の良心てのか変なものが私の中にあって、異音のする精密機械なるものを許す余裕が存在しなかった。シャッター音てのはシャキンとかシャカという音であって、バコーン、ビィーーンではないんだな。
ネットの情報によれば、個体差もあってシャキとしか鳴らないのもマトモなのもあるらしい。なんぼ写ればいいもんであっても異音は許せん。あらゆる機械で異音は故障のサインです。出荷前の製品検査はどうなっとるんじゃ。新車買って、アクセル踏むたんびにバコーン、ビィ~ンなんて鳴ったら突っ返すでしょが。店舗の自動ドアが開くたびにパッコンだったらどうします? そのエエカラゲンな店には二度と行かない。気持ち悪いもの。
あ~~~あ~と思ってたら。アメリカのカメラ専門サイトより黒点問題の指摘。ここでも紹介できんくらいのボロクソ。口汚く罵ってあって訳したくない。
今や「ノイジィーカメラ」と書いてあります。なんでも20Dから出てたそうな、50Dでひどくなってきて5D MarkIIで誰でもわかるようになったんだとお。
キヤノンは「ファームウエアで修正します」とキッパリ言うておりまするが、無理だろうなあ。構造上の問題だもの異音も黒点も。

そんなこんなでキヤノン10D及び交換レンズ群はkuuさんの猫沼専用化しとるし、手元にはDP1だけ。この性分で使いこなしたけども…。フルサイズ換算で16mmの単焦点では限界がある。手持ち無沙汰に陥ってネットをあちこち物色あげく捜し出してきたのがK200D。
ペンタックスのフラッグシップはK20D。これの廉価版がK200D。機能はほぼ同じ。画素数が10MでISOが1,600まで使えれば充分。キットレンズはF 3.5-5.6と暗いけどもISOを400にすればF 2-4ぐらいの感じで撮れます。室内ノーストロボでいけるんじゃ。

ようやく本題にたどり着きました。本日はストロボの話。ファインダーの左側にある「うぷ」を押すとシャコーンと出てくるアレ。光が足らないときに光を人工的に補う機能。これ、上級装備なんです。あたりまえのようにオマケについてます。部品代安いから。
先に言うときますが、自由自在に使いこなせたら上級者。写真館を経営してるようなプロでも怪しいのがいっぱいいます。芸術系の大学では「照明学」として成立しています。単なる明かり、或いは灯し、それから色による演出も含みます。

5章『ストロボの活用』(分厚い仕様説明書P.127参照)にあるように通常はデフォルトのAUTOで充分。ペンタックスのストロボはよくできているので信頼してよろしい。しっかり読んでください。スローシンクロは覚えちゃってください。(P.131)とっても便利なものなんだ。
K200Dに付いているのはガイドナンバー13のオマケストロボです。ISO800にすると約37。37÷4=9 F4で割れば9mですが実用範囲は2m~5mくらい。1m以内の接近距離で使う場合はなんぼAUTOでも光量過多になってマッシロケ~。Fn押して光量を補正してください。ヒマな時に暗いところで色々やってみて感覚的に覚えておくこと。使いこなせば、夜祭の山車なんぞが綺麗に撮れます。
説明書に書いてないこと蛇足。こういうときはレンズフードは忘れずにはずす。ストラップは確実に腕に巻きつける。電池は余分に持っていくこと。

一眼レフには底なし沼がいくつかある。代表がレンズ沼、そして光沼。やってもいいけど3灯+アイキャッチ+大中小金銀レフ板くらいでやめときなさい。キリないし、300万円位すぐ飛ぶ。
アマチュアとプロのカメラマン、カメラ資産どこが違うのか? レンズいっぱい持ってるのはアマチュアで、照明関係いっぱい持ってるのがプロ。ベンツのゴーロクマルとかダッジバンなんかのアメリカンボデイのごついの乗ってるプロが多いのは機材が重いから。発電機やらバッテリーやら重いものばっかし200~300kg積む。国産車じゃサスがへたるし、ハンドルよれるわブレーキ効かないわ怖い目に合う。

裏技をひとつ。「照明の落とされた深夜のショールーム、マネキン人形が通りの向こうを見つめている」この状況でストロボ焚いたら真っ白け、雰囲気ぶちこわし。
じゃあどうやるか? 肉眼でやっと見える程度の光ではAFはおろかMFでもピント合わせは無理。そこでストロボをアップさせてシャッター半押し。ストロボが予備光をパパパと光らせてAFが合わさる。ストロボをしまい、絞り優先で深度を決めてシャッターを切る。

マネキン
ISO800 F 3.5 1/3秒

注意点は小動物と乳幼児には使わないこと。とても嫌がります。飼い主の気付かないうちに目の見えなくなった愛犬やカメラを向けるとヒキツケ起こすお嬢さんの話を聞く。強烈な閃光なので考えて使ってください。盛り場で酔っ払いに焚いて殴られたりも。暗闇でパシャパシャやってると己の眼をやられてピントがどこに来てるのかがわかんなくなったりもする。当然、運転中のクルマなどに焚いてもいけません。大袈裟と思うなら自分に向けて焚いてみれ、どんなに嫌なものかよくわかる。

わからないことあったら、気楽にカキコしてください。丁寧に答えるよお。

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2008.12.29

木登り猫さん。 > kuu

木登りしている猫の姿が大好きです。上手なこ、下手なこ、いろいろいるけれど、メス猫は大きくなると移動のためにしか登らなくなるんじゃないかな、と思っています。

みけと栃の木

これは夏の終わり頃。栃の木は樹皮がざらざらで登りやすいのです。それに、この木は屋根や塀に移動するのに便利な近道。

るんと栃の木同じ栃の木、葉っぱが黄色くなった頃。
木から屋根に飛び移る写真は何度も失敗しています。いつか撮れるといいな。

さんと杏これは杏の木。傾斜があって登りやすいのです。
子猫時代は栃の木と杏が修業場所。大きくなったらこの木にはあまり登らないでほしいというのが本音です…。でも、木登りを止めさせたことはありません。なんせ猫は真剣だし、見ている人間を楽しませてくれます。オス猫は追いかけごっこの延長で、よく木に駆け上ります。

てんと棗我が家の庭は今頃、鳥がたくさん来ます。鳥を追って木登りする真っ当な猫の姿。
これは棗の木で、4メートルくらいのところまではするすると登ります。

ぽんと棗上と同じ木、同じ日の写真、幹の太いところまでは2匹一緒に登りますが、細いところには1匹ずつ交替で行きます。経験で学びましたね。^^

右サイドバーに載せている猫たちの話は、また来年にでも。

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2008.12.28

ペンタックス K200Dを買いました。(その9) > kaze777

DP1の使い方もわからないことが多くて困ったけど、しばらくかかって使いこなせた。いずれにせよ新しい考え方を導入したカメラは慣れるまであれこれやってみないと真価がわからない。

設定が面倒くさいというか、どういうふうにしたらいいのかが説明書にハッキリ書かれてない。後継機種のK-mにしても、「設定を楽にできるようになりました」と書かれてはいるが、じゃあいったいどうしたらいいのかはない。上位機種K20Dも似たようなもんだ。ペンタックス社のカラー或いは伝統なのかもしれない。
3章の『使ってみよう』までは使い方の説明なんだけど、4章の『いろいろな撮影』(分厚い仕様説明書P.73参照)からは機能の説明。こういうことやああいうこともこんなこともできますと延々で、こういう場合はこうせいとか、ああせいはない

量販店ではボデイ価格が39,800円ポイント15%なんて情報もある。安くなったもんだ。この12月に生産終了になってしもうて、もはや市場には流通在庫のみ。今年の3月発売の機種なのに…。写らないから暴落したわけじゃない。設定がよくわからん。それだけだ。メンドクセーは嫌われる。
じゃあ他社の売れてるカメラは簡単なのか? そんなこたあない。ネットの情報板では連日「教えてください」がいっぱいある。

K200Dだって、デフォルトの設定のまんまでもシャッター押すだけで撮れるんです。だけどカタログに新機能とか書いてあるから、誰だって使いたくなる。それを使いこなしたくて・・・いろいろやってみたけど、わかんなくて結果デフォルトなんて人が少なくないんじゃないかな。「ISO800や1,600の高感度撮影やってはみたけど、画面が荒れて使い物にならなかった」「カタログでダイナミックレンジが素晴らしいと読み設定してみたけど、どうもなあ」なんてね。
盛りだくさんの機能が使いこなせなくて手放しちゃうんじゃつまらない。使ってる人が少ないから教えてもらうことも少ない。私自身、使いこなした結果を書いているわけではない。まだ研究段階。これからひとつひとつやってみて気付いたことや感想を述べていきたい。

表参道ヒルズや教会で撮った分の設定は、JPEG記録サイズ10M。ISO感度AUTO 200-800。DL(ダイナミックレンジ)200%。CUSTOM IMAGE雅(MIYABI)彩度-1。色相0。コントラスト+1。ファインシャープネス+1。長時間NR オン。高感度NR 微弱。
高感度設定ではDLはノイズがかぶるので、使っちゃダメと言っているサイトもあるけれど、これなら合格じゃないかな。白飛びも黒潰れも回避してると思う。前記事ラストの闇夜の教会の写真、十字架の両側の森と奥に広がる空のグラデーションはグ~~。
写真はブログ用にサイズ変更はしておりますがフォトショップ等の現像ソフトで弄っておりません。

「天然の風 : 静物カテゴリ」 《別窓表示》
「天然の風 : マネキンカテゴリ」 《別窓表示》に5枚ずつアップしました。

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2008.12.25

ペンタックス K200Dを買いました。(その8) > kaze777

めりいくりします。

先日の雨の日はクリスマスも近いので車は混んでるだろうと思って、電車で表参道へ出かけた。天気は崩れると聞いてはいたが、どえれ~吹き降り嵐だよ。明治神宮側から246の方向に大粒の雨を伴ったビル風が吹き抜けてゆく。色とりどりの傘に風に煽られたスカートを抑えつつ・・・なんてのは絵になるんだろうが。度を越すと歩いてる姿がほとんどない。もちろんカメラマンの姿なぞない。やったぜい!表参道独占!! だけども傘なぞ用をなさない。ダウンジャケットの襟を立て、歩道の欅の大木を風除けにしてバランスを保ちながらイルミネーションに飾り付けられた夕闇の風景を撮る。
防塵防滴の特性の高いペンタックスK200Dだからできるんで、ほかのメーカーのじゃできん。
突風が吹いてきて欅の幹が揺れ始めヤバイので表参道ヒルズのなかに避難。クリスマス前の一番いいときなのにパラパラとしか客がいない。携帯やコンデジで撮ってるかたはチラホラいたけど一眼レフは私だけ。
まず真っ赤な絨毯にペターンと尻を落とし、寝っころがったりしながら、みごとなイルミネーションを撮る。なんでもスワロフスキー社のクリスタルからなるツリーとタワーだそうな。何人も警備員いたけど知らん振りしてくだはってました。
表参道ヒルズのイルミネーション表参道ヒルズのイルミネーション表参道ヒルズのイルミネーション表参道ヒルズのイルミネーション表参道ヒルズのイルミネーション
サムネイルをクリックすると大きな写真が出ます。(拡大写真上のクリックで閉)表参道ヒルズのWinter illuminationは1月18日(日)までやってます。

益子で陶芸やってた頃に野鳥撮影専門の女流プロと知り合い、数回山に連れていかれたことがある。甘い話じゃないよ。撮影助手兼荷物持ち。普段はの~んびりさんなんだが、山に入ったら猿。音もなくサササと山を走り回る。本人は小柄で腕力ないから70-200なんだが、助手は120-600にエキステンダーX2・・・モー大変。
あれで覚えたんだ。プロはしゃがんで撮らない。じべたに寝転がる。

ひととおり撮って向かいのGYREに移動。MoMA店内で撮ってたら店員が飛んで来て手でバッテンして日本語でなんかゆうとる。「全館撮影禁止」なんだと。
「知りませんでしたスイマセン」じゃあ芸がない。こういう時は外人になりきる。文化人ならではの方法がある。負けずに手でバッテンして「ピュンピューン。ジャポナ ショパーズ ビュウチー ポオジング オケーオケー」抑揚を付けて言うてみる。たいがいこれで引き下がるんだが。ここは堅固で英語のしゃべれる女性を連れてきて「カメラ ノオ なんやらや」
さすが国際都市です。たいしたもんです。”文化人マケナイ!” 中南米あたりのスパニッシュな抑揚を付け、大げさな身振り手振りで「ノイ~~ナ ケ イ~ テ~シ ウ===ド メ ク~ ボンヘ ウ~ト=」文化語で抗議。言葉通じなきゃあきらめます。
kuuさんは知らん振りで、あっちのほうで文房具などをいじくってました。二人でやれば面白いのに付き合いが悪い。

1階のシャネルでマネキンを撮ってたら、店内で小柄なイタリア人が「ビューテホォー!」とかささやきながらローライの2眼レフで女店員を撮ってた。外人はなんもいわれない。フォトフリーウエルカムなんだよな。


さて、昨夜のイブは近所のICUの教会でクリスマスミサに参加。年に1度のクリスチャン。ほとんどの日本人の風習かもしれん。
1番前の真ん中、かぶりつき席にkuuさんと着席。本格的なパイプオルガンの鉛のパイプまで5メートルほど。演奏が始まってすぐに思った。「2階席に座るんだった」迫力充分ちゅうか喧しい。さすがデカイ教会だけあって合唱団もハンドベルの楽隊もベテラン。生は良いものです。
私は遠慮なく懐からK200Dを取り出してカシャカシャやってました。ストロボを使わなければ、せいぜい牧師様に睨まれる程度。
ハンドベルの演奏教会

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2008.12.23

ペンタックス K200Dを買いました。(番外編) > kuu

おっちゃんの連載が想像以上に長く、ちゃんと続いているのを喜びと期待を持って見守っております。kuuの出番がないので、隙を見てしゃしゃり出てきました(笑)。

きのう、東京は昼間はめちゃんこ暖かく、でも午後には雨になり気温が下がるという予報でした。おっちゃんがつぶやきました。「こりゃ、人出は少ないな」 ・・・いや~な予感。。案の上、夕方になったら都心へ撮影に出かけると言い出しました。それも電車で。orz
先日の真夜中は、閑散とした人の気配のない撮影を楽しみましたけど、イルミネーションは消灯していたし、ビルの中には入れないので撮れるシーンが限られてましたから。今回は街のキラキラを撮影するのが目的です。

クリスマスイルミネーション、いろんなところでやってますが、おっちゃんは「撮影目的のカメラマンが大勢行くようなところに興味はない。行き交う人々が素敵じゃなくちゃ。真っ黒装束で周囲に迷惑なくらい装備を抱えてカメラ構えたおじちゃんは絵にならん」
あはっ!自分たちも撮影なんですけどね(笑)。それで、表参道と恵比寿に行くことにしました。

おっちゃんは今、 K200Dでいろいろ撮って試してみたいんですよね。街撮りなら、DP1の方がいい絵になるのはわかっているんだけど…。そこでkuuがDP1を持って行きました。小さなカメラで邪魔にならないですから。

そんなにたくさん撮らなかったんです。慣れないカメラなので、「シャッター押すだけでいいように設定しといてね」と頼み、それじゃ、テンションが上がらないですよね。しかし、そんな中でも30枚くらいはまあまあ撮れて、1枚はおっちゃんに絶賛されました。(^^ゞ

表参道ヒルズ

クリックするととても大きくなります。「大きなサイズで見てもらいなさい」と言われたので。(再クリックで閉、ディスプレイ環境によっては大きく表示されないようです)

傘が飛ぶほど風雨が強くなったので恵比寿には移動せず。←説得しました。撮影後、表参道でラーメン食べて、GYREのブルガリでお茶飲みました。高いくせに不味い珈琲&紅茶でした(・A・)イクナイ。トイレは必見とのこと。←おっちゃん情報w

おっちゃんが撮影したデータは多すぎてパソコンの容量を超えてしまい、画像整理に四苦八苦しております。(で、kuuが出てきたと)

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2008.12.21

ペンタックス K200Dを買いました。(その7) > kaze777

深夜徘徊、行ってきました。表参道をめざし午前2時過ぎに出発。懐にDP1を忍ばせ、首からはK200D。朝方冷え込むといけないのでダウンジャケット着用。表参道に3時過ぎに到着。二人でウロウロしながらカシャカシャカシャ。毎年クリスマスイルミネーションはここへ来る。ディスプレイのセンスいいし、まちがいない。

表参道ヒルズに果物をふんだんに使った素晴らしいクリスマスデコレーションを発見、テンションあげてバリバリ撮った。(写真上のクリックで拡大、拡大写真上のクリックで閉)

246を越えて青山プラダビルへ移動。昼間だと人通りがけっこうあるし、まず撮影に専念できない場所なんだが、さすがに午前4時、誰もいない。kuuさんは疲れたとかでクルマの助手席で休憩。ソロでバリバリ撮りまくる。ビルの警備員さんも好意的で撮影スポット教えてくれたり感じが良かった。(写真上のクリックで拡大、拡大写真上のクリックで閉)

20分くらい撮ってたら、3人連れの自転車のお巡りさんがやってきた。「キタナー」と思ってたら、「お疲れ様で~~す」と愛想がいい。若いお巡りさんが「お、K200Dだ!」「キットレンズ手持ちですかあ~~」なんでも署のカメラクラブ員、K20D愛用者ですと。
あれこれカメラの設定を尋ねてくる。「ISO 200~800ダイナミックレンジでシャッター1/3くらい、あっちの暗い店のマネキンは1.3秒だあ」と答えたら、「ゲーーーそんなん無理やあ」と、あきれとる。
「拳銃射撃とおんなじ。深呼吸や息を止めは禁忌。静かに息をしながら、利き手の小指・薬指・中指の3本の指と親指で銃把を軽く握り、効き目で狙いをつけ、もう片方で周囲を確認しつつ、人差し指を引き鉄にかけたママ茹で卵を握るように力を加えれば、弾は吸い込まれるように的に当たる。兵庫県警の射撃の神様が言ってました」「毎月練習に参加して半年もマジにやれば、当たるようになるし、カメラもブレなくなりますよ」
にこやかに写真談義を聴いていたお巡りさんも並んで姿勢を正して敬礼してくだはりました。(^@^)

青山墓地から溜池を抜け、銀座のショールームを撮影して6時頃に帰宅。久々に充実した作品が撮れたように思います。DP1は持っていったけど不景気の省エネのせいか暗くて、ほとんど使えなかったな。

「天然の風」 《別窓表示》に5枚アップしました。

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2008.12.20

ペンタックス K200Dを買いました。(その6) > kaze777

K200Dを買ってから2週間になる。驚いたことに電池が減らない。いつ空になってもいいように予備は持ち歩いているんだが、未だにマンタンのまんま。液晶もストロボも使わないこともあるだろうけど、サンヨーエネループがいいのか、K200Dが電池を喰わないのか、どっちもどっちもなんだろう。

クルマの車検があがってきた。そろそろ徘徊にでかけてみたい。クリスマスイルミネーションに染められた深夜の東京。私ひとりだと不審車両。kuuとふたりだと芸術活動。歩きながらブルゾンの懐からカメラ出してチャカチャカっと撮る。三脚とストロボは使わない。人様が寝てる時間帯に派手にストロボを焚いたり。ごつい三脚据えて長玉でジィーーーーと窓辺狙ったりするから通報されるんだよ。好かれるカメラマンになろうよ。嫌われそうなことをしちゃイカン。

こういうときに便利なのがオートブラケット機能。(分厚い仕様説明書P.124参照) 露出補正なし・マイナス補正・プラス補正の3枚を自動でやってくれる。私の露出設定ステップは1/3EV。
デジカメはフィルム代を気にしないでいいのが最大の利点。プロユースの機能がバリバリ使える。小気味よい3連射のリズムは被写体に高揚感を与えられるので、女性のポートレート撮影なんかに活用したらいい。うまくいけばですが・・・髪をかきあげたりのポージングやジャケットくらいは脱いでくれるかもしれない。

暗室

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2008.12.18

ペンタックス K200Dを買いました。(その5) > kaze777

写真は本来、晴れた日に外で撮るもの。室内や暗い場所には向いてない。撮影に具合のいい光は10時2時。晴天の標準設定はISO100、絞りF8、シャッタースピード1/250。
人間の視野と遠近感に忠実な50mmレンズを取り付け、この設定で撮ってみる。その結果が標準になるから、しっかり頭に叩き込んでおいて、あとは応用。
フィルム時代はこれでよかったんだが、デジカメは現像にあたる部分を兼ね備えているから設定をせなならん。

【本日の設定例】
撮影時の表示方法 : オフ
撮って確かめてはやらない。集中がおろそかになっちまう。テンション上げて撮りまくる。

カスタム設定チェック
1、露出設定ステップ : 2
2、ISO感度ステップ : 2
3、測光作動時間 : 1
4、AFロック時のAE-L : 1
5、測距点と露出の関連付 : 1
6、ブラケット撮影順 : 1
7、ホワイトバランスの微調整 : 1
8、スーパーインポーズ : 1
9、リモコン時のAF : 1
10、長時間NR : 1
11、高感度NR : 2
12、撮影時のOKボタン : 1
13、P時の電子ダイヤル : 1
14、M時のグリーンボタン : 2
15、充電中のレリーズ : 1
16、ワイヤレス時の発光 : 1
17、ストロボ発光時のWB : 1
18、プレビュー方式 : 2
19、ISO感度常時表示 : 2
20、回転情報の記録 : 1
21、画像の自動回転 : 1
22、キャッチインフォーカス : 1
23、絞りリングの使用 : 2 (絞りリング付きレンズ使用時のみ)

FnボタンからOKボタンを押し、撮影モードを「雅」に。
ちょいと色合いが派手目なので彩度をマイナス1にした。

ボデイ内手ブレ防止装置グ~~~。2秒まで撮れたあ。^ム^
ISO 200-800のダイナミックレンジにしておけば、蝋燭の灯で手持ち、充分いけるな。

話は変わりますが、「2008年デジタルカメラ人気投票」12月24日まで25日発表。
https://cgi2.impress.co.jp/watch/dc/vote/2008.htm 《別窓表示》
デジイチはペンタックス K200D、コンデジは シグマ DP1に投票しますぞ。応援してね。

写真上でクリックするとそれぞれ拡大します。(拡大写真上のクリックで閉)

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2008.12.15

ペンタックス K200Dを買いました。(その4) > kaze777

押入れ、箪笥、引き出し、あちこちごそごそ。どっかに大事にしまい込んだはず。。。2時間は捜しました。あったのです。足元の箱の中に。smc PENTAX-M 40mm/F2.8。
1976年11月に発売されたASAHI PENTAX MX と同時購入したレンズです。K200Dを買う理由のひとつは、これだったのです。

K200D+smc PENTAX-M 40mm/F2.8ペンタックス社の写真機屋の意地。「現在までに作られた全てのレンズが使えるカメラづくり!」そんなメーカーはペンタックスだけ。30数年前に安給料を貯めて買ったレンズが使える喜び。有難いねえ。

10年ほど前にMXの具合が悪くなって新宿のサービスセンターへ持ってった折に付けていたのもこれ。カメラのほうはシッカリ修理費を取られましたけど、レンズのほうは何度も落としたり、バイクでこけて路面でひきずったりでボロボロ。
「こんなになっても使えるものなんだあ。凄い…」と、あきれられまして。「部品あったから直るとこは直しといたよ」
絞り、ピントリング及びマウントと前玉が新品になって帰ってきた。鏡筒がゆがんでるのでピント合わせに抵抗あるけど使えます。

本日は午後より、kuuさん同伴で買い物とお茶を兼ね近所を写楽散歩。久々のレンズゆえ半分以上ボツでしたが、なんとかなりました。

1年間のメーカー保障が終わったら、大改造してMXそっくりにしてみたい。サイズも似たようなもんだし可能じゃないかな。搭載ストロボもぎ取り、電池を単4にしてやれば・・・なんてね。^-^

写真上でクリックすると少し大きくなります。(再クリックで閉)

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2008.12.14

ペンタックス K200Dを買いました。(その3) > kaze777

今日おもしろいことがありました。
若い頃につるんでいた仲間達が旧友親睦会だけじゃもったいない、なんとか社会還元型の事業をしたいと計画していたのです。それで発起人のメンバーが近所のファミレスに集まったから是非にとお呼びがかかりました。東京は朝からジャジャ雨、予定は無いこたなかったんだけども、キャンセルして出かけました。

見慣れたメンバーの中に、面識のないカッコイイ美女がおられました。先にアッチに旅立ったナイスガイの彼女だったんだ。
「メンバーじゃないけど、いいよね。」誰も反対はしない。
雨降ってるのに、ごっついバイク乗ってきとる、めちゃカッコイイおばたん。若い頃はファッションモデルだったそうで、どう見ても170はあるのがヒールの高いライダーブーツ履いとる。まるで芸能人。
彼女の現在の旦那様が会社の写真クラブで熱心にやっておられる。ほんでまあ、風茶房のURLを教えてあったので昨日見てたら、旦那が横から覗いて記事を熱心に読みはじめた。例の90万円の新型カメラを買おうと悩んでおられたそうなんです。が・・・コロッと宗旨替え・・・買うそうです。ペンタックス K200D (=・ω・)人(・ω・=) 仲間じゃ♪

このカメラを使いはじめて驚いたことがある。普及機種ゆえファインダーがペンタプリズムじゃなくてペンタミラーなんです。ですが、ですが、そこいらのカメラのファインダーより遥かに明るいのです。マニアルで簡単にピントが来ます。

上位機種のK20Dのバージョンアップ版K30Dが来夏に発売になるそうです。おそらく他社APS-Cサイズぶっちぎりの画質になるでしょう。

写真上でクリックすると少し大きくなります。(再クリックで閉)

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2008.12.13

ペンタックス K200Dを買いました。(その2) > kaze777

ペンタックス K200Dって価格はチープだけど内容はディープ! なんとも多機能。
分厚い使用説明書が2冊。(約15mm+6mm) ペンタックス語で書かれていて、読みにくい。さまようこと3日。わからんとこは声に出してブツブツ。。どうもなあ。機械モノに精通しとる者にわからんのだから、初心者にはきびしい。

かくなるときは、古来の学習法が最も良い。皆目わからんでも、大きな声を出して10回読む。これが効果的なのです。あたしゃこれで文学部卒でありながら自動制御機器の仕事をしていた。

わかったことは項目別に盛りだくさんに記述してあるつうこと。初級、中級、上級と分けて書けばいいものを、ひっくるめて書くなよお。一般消費者のことが全然わかってない技術畑のアホ共めがよくやる失敗の例。

それでも初期設定できました。やっとかっと。。。

AFモード : AF.C
測光方式 : 中央重点測光
測距点切替 : 中央
記録形式 : JPEG
JPEG記録サイズ : 6M
JPEG : ★★
RAWファイル形式 : PEF
色空間 : sRGB
RAWボタン : 撮影毎に解除オンJPEG→RAW+
モードメモリ : 全項目オン 
焦点距離入力 : 無設定

ISO感度設定は200-800ダイナミックレンジ適用。
カスタムイメージは雅・MIYABIモード。
キャッチインフォーカスはオン。
露出設定ステップは1/2EVから1/3EVに切り替える。
高感度ノイズリダクションは微弱。
手ブレ補正は常にオン。

老爺心ですが、写真をうまくなりたいかたはピクチャーモードを使わないこと。これはK200Dに限らず、どの一眼レフカメラでも言えます。ちなみに私はAvを多用します。

写真上でクリックすると少し大きくなります。(再クリックで閉)

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2008.12.12

ペンタックス K200Dを買いました。(その1) > kaze777

手元にDP1しかないつうのも、なんともはや寂しい。10Dはkuu用になってしもうて…。ネットを物色しておりましたら。K200Dが暴落しとる~~! あのキタムラが投売りしとるでないかい。
DA18-55mmF3.5-5.6ALII とのレンズキットが、どんなんでもOKのカメラ下取りで1万円引きになって税込み48,000円。ボディはassemblred in philippines、レンズはassemblred in vietnam。なんとなくグローバルな気分。
近所のヨドバシで記憶媒体SDHC4GBとサンヨーエネループ充電器&単3電池8本を買う。7,000円ちっと。

なにはなんでもともかく撮る。
設定はデフォルト。モードはAUTO PICT。手ぶれ防止はON。

楽しくなってまいりました。小まめに散歩してバリバリ撮ります。

写真上でクリックすると少し大きくなります。(再クリックで閉)

PENTAX K200D 《別窓表示》

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2008.12.05

脳しんとう。 > kuu

ドジりまして、こけて頭を打ち、脳しんとうで気を失いました。。すぐに専門病院へ行って頭部のCTと骨のレントゲンを撮り、その時点では異常はなし。様子を見て、その後も大丈夫なので大事はないのですが、どうも頭がすっきりしません。1週間くらいは調子悪いみたいですね。おまけに病院にインフルエンザの患者さんも来ていて、待っている間にうつったのか、鼻水と微熱が…。

倒れたとき、おっちゃんはいなくて、見知らぬ方々に親切に介抱していただきました。m(__)m 意識が戻って、救急車を呼ぼうかと言われましたか、20分後に待ち合わせしていたのでお断りして、おっちゃんに病院に連れて行ってもらいました。すでに時間外診療の時間でした。こういうときは、素直に救急車を呼んでもらった方がいいと思いました。というのは、自力で脳神経外科に行ったせいか、頭のことしか気にしてもらえず、あとになってみれば腰も痛い(涙)。脳神経外科のある大病院でないと、時間外にCTをすぐ撮ってもらうことはできないようですので、行ったところに間違いはなかったんですけどね。
しばらくは、おとなしくしています。( ´・ω・`)

写真はおっちゃんがDP1で撮った国際展示場前です。

国際展示場前

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2008.12.02

画像拡大スクリプト変更のおしらせ。

当ブログの画像拡大スクリプトを変更しました。エラーがありましたら教えてください。
導入したのは「cabel.name: FancyZoom 1.1《別窓表示》 少し弄っています。今までのものとの変更点は、
・拡大画像は画面の中央に表示されます。
・何枚かの写真が並んだ時、1枚ずつ閉じなくても、次に見たいサムネイルをクリックすると拡大画像は切り換わります。
(※ JavaScript ONで動作します。閉じる方法は今までと同じ、拡大写真の上でクリックします)

過去の記事にも新しいスクリプトが効いていますので、「1枚ずつ閉じてください」と書いてあるのは必要ないことになります。順次、修正します。

カスタマイズするときは毎度なんですが、今回もfacetさん 《別窓表示》にたいへんお世話になりました。ありがとうございました。^^

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2008.12.01

猫の遊び道具。 > kuu

市販の猫用おもちゃは、すべてどこかへ持っていかれました。おもちゃを買っていたのはポッポという猫がいたときの話です。仲良くしたくて、気を引こうという下心ありあり。おもちゃの引っ張り合いを何度したことか。そしていつも、持ち去られたのです。。

時代は移りまして、市販のおもちゃでなくても、猫は何でも遊び道具にしちゃうと学びました。特にオス猫は遊びたがりですね。

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手作りおもちゃで遊ぶさん。古靴下と紙袋の紐で作ったネズミもどきです。これは、みんなに人気ありました。このときの物は雨でずぶずぶに濡れて捨てたのですけど、こんなんで良ければ何個でも作れます。

いつの間にか庭にあった小さなサッカーボール。てんのお気に入りでした。誰かがくれたのか? 自分で盗ってきたのか? 自力でおもちゃを見つけてくるんですねー。今も庭のどこかに転がっているはずです。

猫は植物で遊ぶのも好きです。赤松の松ぼっくりを取ろうとしているぽん。脚立の上から背伸びして前足を伸ばしても届かず、悔しそうに見上げていたので、ググッと届くように枝を下げたところです。kuuは左手で枝を下げ支え、右手だけで撮影しています。もっと面白いシーンがありましたが、たいした写真が撮れなかったのです(涙)。

焼却前の朴落葉の上にぽん。落葉を火ばさみで掴んで運ぶと、猫たちはそれをずっと見ています。たまに落とすと、空中でキャッチしようとします。ぽんは一番上手です。この落葉は遊び道具の"山"なんです。

何もなくても、高い所に上れば楽しいのかも。屋根の上でくつろぐさん
うしろの木は、すっかり葉の落ちた朴の木です。

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