今回から、PX-5Vのセットアップについて書きます。日本語だと設置と起動です。
まず、PX-5Vが置いてある玄関からPC部屋まで移動せねばなりませぬ。その家庭内移動方法を順を追って説明します。
PX-5Vの入っていたデッカイ箱は最後まで使います。箱はおまけじゃあないんです。ユーザーはプリンターの箱も買っています。ジャマだから玄関で梱包をといたら捨てちゃう。故障したときにメーカーに送るのに使うから畳んで取っとく人もいる。だけど箱の中の梱包材は捨ててしまう。あの発泡スチロールが無かったら、どうやって送るんだ。
デッカイ箱は中身の梱包材ごとジャマだけど保管しなければならないんです。もし、プリンターが85.000円でデッカイ箱が4.800円だったら、捨てませんよね。
設置サービスのプロ曰く、デッカイ箱は玄関で先ず開封してプリンターが輸送で壊れてないか点検する。次に保証書、説明書や付属品も点検する。インクが漏れてたりすることもあるそうです。
箱の中身を点検して異常が無かったら、プリンター本体を元通りに箱にしまう。この際に付属品は全部取り出して荷物を軽くする。もし付属品を取り出して箱の中に隙間ができてしまったら、梱包充填材を詰め込んでガタガタしないようにする。充填材ってのはプチプチやスチレンのシートとか、うどんの化け物みたいなのもの。手元に無ければ新聞紙をグシャグシャに揉んで丸めて放り込んでもいいです。新聞紙も無ければ、、、パンツでもタオルでもフカフカならなんでもいい。詰め込んだら粘着テープで横方向から先に封して、縦方向にも封をします。
なんでこんなにメンドクサイことをするのか?
EPSONのPX-5Vプリンターは高性能の精密機械なのです。炊飯器や掃除機に積んであるマイコンと比べ物にならないのを内蔵しています。玄関からプリンターを使う部屋に慎重に運ばなければならないのです。
通常、日本家屋の廊下やドアの幅は2尺(66cm)が基準です。腹の出具合や尻の張り具合にもよりますが、15kgの重さのものを抱えて運ぶと、壁にゴッツーンしたり、ドアーにガシャン。ただでさえ持ちづらい形、外装はすべりやすいプラスチック、手がすべって落とすこともある。家庭内の移動が…危険だから、壊しちゃうのを回避するのにデッカイ箱を活用するんです。
だがしかし、この箱は幅が49cm長さは79cm高さは41cmもあります。
我が家を例にとると、玄関と廊下をつなぐ所に引き戸があるので有効幅56cmなり。おまけに廊下は途中でくの字に曲がってる。廊下の端に2階にあがる階段がある。階段は左に90度折れて存在し、踊り場無しのU字形。階段の正面に部屋があるわけじゃなし、さらに狭い2階の廊下を3歩進んだ横にPC部屋の入り口のドア。(;.;)
この無残な行程を還暦過ぎの身の丈172cm体重58kgの爺が運ぶ。
準備体操せず、こんな持ちにくい箱を抱えたら、まだ気温も低いし腰を痛めちゃったり、最悪ギックリ腰にもなりかねません。
安全第一! 決して抱えたりしないでください。
次回(3)は移動~~。ずっと続くよ~~♪

PENTAX K200D+DA 55-300mm F4-5.8ED
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「EPSONの新型プリンター PX-5Vを体験してきた。」 《別窓表示》(2011/2/8)
「EPSONのPX-5Vをモニターします。(1)」 《別窓表示》(2011/3/2)
エプソン プロセレクションブログ、けんたむさんの記事「プロセレクションブログ、4年目に突入しました!」《別窓表示》や、プロセレクションブログにトラックバックされた記事が参考になります。
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