イスラム教。
今期、大学で聴講しているのは中東の宗教、おもにイスラム教についてである。
イスラム教と聞くと、戒律が厳しく断食や巡礼などが大変そうと思っていた。
しかし、原典を学ぶと、断食は「病気の者や旅行中は別の時にすればいい」だとか、
「出来なかったら貧者への施しで償いをする」と書いてある。
巡礼は「身体的・経済的な負担も大きいので可能な者だけが行えばよい」とされる。
「アッラーは楽なことを要求し、無理を求めない」のである。
意外なことに融通が利くのだ。
原典とはイスラム教の聖典コーランなのだが、とても興味深かった。
大相撲の大砂嵐が力士であるのは大変なことだと思っていたが、
個人の考え方次第で、やり方はありそうだ。
イスラム教をもっと理解したい。
写真は中近東文化センターに展示されている「イランの貴婦人像」である。
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