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2016年1月の10件の記事

2016.01.31

みっけ、回復。

みっけは動物病院へ再診して血液検査。
数値の異常は良くなっており、ヨカッタネ。
不調の原因は不明。軽い風邪を引いていたとか、何かストレスが掛かっていたのか。
様子にかかわらず、定期的に検査を受けるようにと言われる。(年に4回!)
試練だなあ…。
みっけにとってもだが、嫌がる猫を病院へ連れて行くのは簡単なことではないのだ。
今回は鼻に軽い擦り傷が出来ていた。
キャリーの中で暴れて逃げ出そうとしたせいか。
いつもはあまり鳴かないのに、高い声で鳴き続け、
鼻と肉球を真っ赤に充血させて汗をいっぱい掻くのが痛々しい。

みっけ

みっけ、ソファーの真ん中で眠る。
みっけに用意した場所は奥のフリースの上で、真ん中は私の席なのだけれど。

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2016.01.29

黄色い果実。

ご近所に高さ6~7メートルの柑橘の木があって、
果実は12センチくらいだろうか、けっこう大きい。
一体、何の実なのか?と常々思っていた。

グレープフルーツ

先日、そこの家人が外出するところに出会わせたので尋ねてみた。
いただき物の立派なグレープフルーツの種を植えたらここまで育ったものだという。
そして、ひとつくださった。
1週間くらい、追熟した方がよいとのことで、窓辺に置いて待った。

グレープフルーツ

おいしかった。売り物になる味である。
グレープフルーツを食べたのは何年振りだろうか。
10年以上前になるが、ヨーグルトに入れるのが気に入って、
毎日二人分、せっせと剥いていたのを思い出す。
今は糖質を制限しているので果物はあまり食べない。
今年はダイダイを取り寄せるのも止めてしまった。
食卓に彩りがない。
もう少し、楽しみのようなものを迎え入れた方がいいかもしれない。

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2016.01.27

犬猫の行動学から。

きょうは今期最後の授業の日だった。
試験は無いので、新しい科目での授業が始まる4月まで、長い春休みとなる。
面白かった講義のことだけ書いておこう。

『伴侶動物学』
犬や猫などを人間の伴侶と考え、いわゆる愛玩動物とは区別して考える。
犬猫の行動学、がんを罹った動物のケア、血液型や輸血、獣医療裁判など、
毎回違った講師を迎えての興味深い内容だった。
獣医学生向けの講義だったが、一般飼い主にも役立つ情報はあった。
記憶に新しい本日の分からお伝えすると、
・不安や恐怖心から攻撃的になっている犬を叩いてしつけるのは間違い。
・恐怖を感じた犬は逃げるか、戦うかを選択せざるを得ない。
・飼い主との順位を犬に分からせなければしつけは出来ないは間違い。
・犬より人間が先に食事をしなくてはならないというのも間違い。
・人間が優位だと分からせるために一緒に寝てはいけないは間違い。
・犬は人間を異種のものと分かっている。犬の仲間とは思っていない。
・猫は単独動物ではない。群れないというが、猫にも社会性はある。
・猫同士で顔の舐め合いをするように、人間に撫でられる場合も首から上が好き。
・すり寄ってくるのは人間に対する挨拶であってマーキングではない。
・尾を上げるのはフレンドリーな気持ちのあらわれ。
・一緒に寝る猫たちは仲が良い。
・猫にとって遊びは成長するために大事なこと。よく遊んであげるべし。
・子猫(離乳期)の頃にいろいろな味を食べさせるのがよい。味を記憶する。
・記憶した味は大人になっても拒否しない。例えば療法食であっても。
・母猫の妊娠・授乳期に栄養が不足すると、その子猫は攻撃的な性格になる。

花

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2016.01.19

月命日。

月命日なので残雪で足元が悪いのは承知の上で墓参りへ行った。
墓所では、山桜の木の下を左に曲がるのだが、
曲がってお墓までの通路にはひとつの足跡も無かった。
それは美しい雪で、kazeとの数々の雪の思い出がよみがえるのだった。

帰り道はバスに乗って遠回りした。
車窓から見えた野川は両側に雪が残って、やはり素敵な風景だった。
かつてのkazeのように、雪を歓迎してカメラを持って出るべきだったのかも。

私は写心よりも食い気。
バスを途中下車し、kazeと何度か行ったコメダ珈琲店へ寄る。
メニューが変わって、モーニングでkazeの大好きな餡子が頼みやすくなっていた。
ここの珈琲は好みと少し違うのでミルクを入れるのはkazeの真似。
思い出はいろんなところに宿っている。

花

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2016.01.17

幸せな土曜日。

昨年11月に、うつ病のメイン薬の投薬が終了し、
だんだん元気になってきたのを自覚している。
まず、喜怒哀楽が戻ってきた感じがする。
テレビを観て泣くことが出来るようになった。
くだらなくても面白ければ大笑いする。
それから積極的に出掛けられるようになった。
夜の外食を一人で出来る。少しワインも飲む。
誘っていただいて久しぶりに映画へ行った。
年末には6時間超えのジャズコンサートにも行った。

昨日は早朝から映画と初日の舞台挨拶を楽しんだ。
『の・ようなもの のようなもの』
一昨年の秋にエキストラとして参加した映画だ。
ポジティブな気持ちになれるあったかい作品だった。
細かいところが面白いので、もう一度観に行くと思う。
いったん帰宅して、みっけの様子をみてから、「森のRuhuna café」へ行った。

森のRuhuna café

写真はパンナコッタと珈琲(モカ)。
極上においしかった。
こんな珈琲が毎日飲めたら、本当に幸せだ。

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2016.01.15

みっけ、通院。

みっけは2日続きで病院へ通った。
食欲がなく、便秘で、体重が300g減ったので心配になって連れて行ったのだ。
血液検査の結果、慢性膵炎の疑いが出て、
他の病気も疑いつつ、エコー検査、マッサージ、点滴、注射などしてもらう。
食べないことによる脱水症状が一番怖いとのこと。
便秘は食べれば解消されるだろうと。

治療の結果、療法食も施され、食欲は少し戻り、便秘は治った。
特に問題がなければ2週間後に再診すれば良いと言われた。

元気はあったので大きな病気は疑わず、「念のため」に連れて行ったので、
正直、大袈裟なことになって想定外だったが(高額な診察料にもビックリ!)
みっけは猫白血病のキャリアなので、今回はこれで良かったと思う。
病院は怖くて嫌いだけれど、行く度に慣れてきた気がする。

検査や治療のためとはいえ、小さな体に何度も針を刺された。
よく頑張ったね。偉い、偉い。

みっけ

先生や待合室で一緒になった飼い主さんに
「お目目の大きいこ」と言われた。

みっけ

そう。
とても可愛らしいのだ。

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2016.01.09

爪とぎは4つ。

猫に家具や壁で爪とぎをされたくないので、爪とぎは4つ置いている。
例外として、旧宅から持ってきた椅子の座面での爪とぎは許しているのだが、
みっけは物わかりの良い猫で、他の場所での爪とぎはしない。

ガリガリと盛大に音を出してストレスを解消するのは麻縄の爪とぎ。

みっけ

あとの3つは段ボール製で感触が好いのか、居場所にもなっている。

みっけ

下の爪とぎには、ときどき”またたび”を振りかける。
そりゃ~もう、スリスリして転げまわる。消耗頻度が高い。

みっけ

サークル型の爪とぎはサイズがぴったり嵌まり、よく寝床になっている。
もちろん、爪もとぐ。

みっけ

みっけは4つを使いこなしているのである。

かつて庭猫たちは庭木の幹や切り株で爪とぎをしていた。
外の猫だろうが、飼い猫であろうが、何ら変わらない習性なのである。

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2016.01.06

椿。

旧宅の庭には椿が10本ほどあった。
その半分は道路際にあり、義母が椿の生垣を望んだからだと聞いている。
しかし、義母が庭の椿を俳句に詠むことは少なかったようだ。
全句集から探してみた。

 椿切るために光れる鋏欲し 綾子

これは昭和41年の作。
その前年40年に、義父のこういう俳句があった。

 誕生日椿の図鑑妻に買ふ 欣一

気の利いたプレゼントで羨ましい。
この頃、たくさんの花を咲かせていたのだろう。
私の見ていた頃は庭は藪化していたが、それでも多品種の椿が咲き、写真を撮ることでも楽しませてもらった。7品種を確認しており、ブログにも何度も掲載している。

義母の俳句をもうひとつ。

 つぼみで摘みコップで咲かす紅椿 綾子(平成7年)

椿

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2016.01.03

今年はたくさん書きたいと思っている件。

精神衛生上のことを言うと、
ブログは書かないより書いた方が調子が良い。
けれど、そんなに書くことがない。
何かあっても、記事を書くほどに昇華できない。
それほど心が揺れ動かないから、とも言える。
消極的な気持ちの助けになるのは写真。
撮った写真を見て欲しいという気持ちはあるのだ。
しかし、載せる写真を選ぶのには困っている。
以前はkazeを頼りにしていたから。
自分で選んだとしても、確認はしてもらっていた。
ときどき、「まだそんな写真を選んでいるのか!」と怒られたっけ。
ちゃんと選ぶと「わかってるじゃないか」と褒められた。
その繰り返しが写真修業だった。

元旦に食べたおせちの記録
おせち

記録と書くときはイマイチと思っている。

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2016.01.02

アカゲザル。

このブログの過去記事をときどき読み返す。
kazeは記事はあまり書かなかったが、コメントのお返事は書いていた。
読んでいると、言葉から記憶がよみがえり思い出す事柄も多い。
昨日読んだ中にkazeのこういう言葉があった。
「写真は光のパズル」
kazeはそのパズルを楽しんでいた。
私も楽しもう。
昨年の秋以来、あまり撮らなくなっていたのだが、撮りたい気持ちが湧きあがってきた。しばらく使っていなかった望遠ズームレンズを付けて近所の動物園へ行った。

申年のサルを撮りたい。
単純だが…。
新年イベントで飼育担当の方のガイドがあったアカゲザル
ニホンザルと同じ哺乳綱サル目(霊長目)オナガザル科マカク属だが外来種。
ニホンザルよりひと回り小さい。尾は長い。下半身の毛が赤っぽい。

毛繕いをするアカゲザル。
アカゲザル

竹筒の中に餌が仕込んであって、揺すると出てくる。
アカゲザル

お正月なので特別にフルーツをもらった。金柑を食べている。
アカゲザル

フルーツは金柑の他、イチゴとブドウがあって、観客みんなで一斉に投げた。
一斉に投げないと強いサルがたくさん取ってしまい、弱いサルはありつけなくなる。

井の頭自然文化園のサルはこのアカゲザルのみ。
第一位のオス(いわゆるボスザル)はリン。体が大きい。
メスの一位(裏ボス)はアマナツ。いいものをたくさん食べているので毛並みが良い。
リンとアマナツの写真は魅力的に撮れなかった。
今度行ったとき、見分けられるかなあ?

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