萩桔梗されど花野の女郎花
萩桔梗されど花野の女郎花 細見綾子
綾子がこの俳句を詠んだのは昭和60年だが、平成29年になって嫁の私はこの俳句を実感した。
墓所に昨年、苗を植えた女郎花が満開に咲いた。
墓石よりも高く、雄々しく咲き誇っている。
桔梗もある。同時に花期を迎えている。
萩は無いが、宿根草のセンダイハギは植えてある。まだ花期ではないが。
ポール・スミザーさんに墓所の植栽を頼んだとき、花の指定はしなかったし、義父母の俳句はご存知なかったはずだ。なんという偶然。
女郎花がこんなに力を感じさせる花だとは知らなかった。
この風景に遭遇できたことに感謝しかない。
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