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2018.03.19

美美と、もか。

kazeから受け継いだものはいくつかあって、珈琲もそのひとつ。
kazeはフライパン自家焙煎の名手だった。

kazeがいなくなって、好みの珈琲豆を探すべく、たいへん苦労したわけだが…。
なんと、旧宅の近くに大変良質な自家焙煎珈琲屋さんを見つけることができた。
ただ、そこの店主は宣伝嫌いのネット嫌い。
だから、ブログに珈琲のことは書かなくなった。

まあ、たまには他の店の珈琲豆も飲んでみたくなるわけで。
きょうはそのことを書きたい。

昨日、彼岸入りで墓参りをしたのだが、良いことがいくつもあった。
墓参りばかりしていると思われるかもしれないが、今の時期はまだ少ない方だ。
山野草の苗を植えたあとは週に2回は水やりに行く。
花が咲く時期には嬉しくて開花を見に行く。
昨日の墓所では、アサマフウロ、ミヤマオダマキ、ホソバチョウジソウ、オニユリの新芽が出ていた。これで9種の芽が出たことになる。
芽吹きの季節は力を感じて元気がもらえる。

墓参りの帰り、寄り道しようとして道に迷った。
おかげで満開の杏の花に出会った。
梅や桜は普通に外を歩いていれば見られるし、桃は節句の時には花屋さんに必ず置いてある。しかし、杏は見つけなければ出会えない。
旧宅の庭にあった杏を私は大好きだった。2品種あったのだけれども。

たどり着いたいつもと違う駅の近くで、コーヒーイベントをやっていた。
多くの出展者の中で心惹かれたのは、ネルドリップのお店。
そのお店で、珈琲好きならたいてい知っている超有名店の豆が買えた。
福岡の美美(びみ)の豆である。
写真の左がその包装袋。

美美ともかの珈琲豆袋

「珈琲ドリップのこつ
 ー水から沸き立て鎮めたお湯でー
  始め点滴
   蒸らしが要
  エキスを出したら
  へそからのの字
  泡ぶた落さず
  濾せば 美美」
と書いてある。ネルだけじゃなく、ペーパードリップでもこつは同じ。
そして、店主とちょっとマニアな話をしたら、かの名店、吉祥寺もかの包装袋をくれた。写真の右のもの。
もかはカリスマ店主が亡くなられて、だいぶ前に店は閉じた。レアものの袋である。
kazeと一緒に豆売りのみになった時代に店を訪ねたことがある。
残念ながら定休日だった。

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