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2018.11.12

「第18回たんば青春俳句祭」細見綾子賞の入賞作品。

11月10日、丹波市柏原で開催された「第18回たんば青春俳句祭」へ日帰りで行ってきた。
しばらくしたら、丹波市のホームページに結果が発表されるが、ここで先に細見綾子賞について掲載させていただく。

大 賞
柿熟れて綾子生家の俳画めく
兵庫県 松下孝裕様

選者賞 茨木和生選 
秋祭綾子寄進の太鼓打ち
兵庫県 山尾カツヨ様

選者賞 板倉西逈選  
田の神を山に帰さむ稲架を解く
岐阜県 大西誠一様

選者賞 辻恵美子選  
爽やかや軸に立ちたる綾子の字
富山県 成瀬真紀子様

他に入選句は12句あるが、そちらの発表は丹波市のホームページの更新をお待ちいただきたい。(更新が分かったら、お知らせします)
大賞の松下孝裕様には、細見綾子句集『存問』、限定100部の特製本(自筆茶掛付き)を副賞として差し上げた。
昨年より投句数も増え、入賞者の方が会場にいらしてくださり、盛会だったことを喜びたい。


さて、「たんば青春俳句祭」には、小学生の部、中学生の部、高校生の部、当日受付の俳句ラリーの部もある。そちらの結果も丹波市からの発表を見ていただきたいのだが、一句だけ、ここで紹介したいと思う。

4部門の入賞は当日に公開選句されるわけだが、会場で渡された入賞候補の入選作品集を見ていて、とても惹きつけられる句があった。私は俳句の素人であるが、細見綾子や沢木欣一の俳句の読者として、俳句に親しんできた。俳句に求めるものは共感と、言語表現の圧倒的な美と、新鮮に感じ入る言語体験、身体に染み入るようなリズム、だろうか。もっと考えれば、出てくるかもしれない。

その俳句は、俳句のプロの三人の選者の先生方にも選ばれて、高校生の部の大賞を取った。だから、素人から理解され好感を持たれ、かつ、プロの厳しい目でも選ばれる句なのだ。

高校生の部 大賞
夏の果クレヨンの青短くて
兵庫県立氷上西高等学校三年 新居知己様

彼は俳句が好きで続けて詠んでいるそうだ。これからもずっと俳句を続けてくれると祈りたいし、俳句でなくても、他の表現で頭角を現すかもしれない。お名前を記憶に留めておこう。

たんば青春俳句祭

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