カテゴリー「社会人学生」の64件の記事

2018.04.03

大学と墓所。

本日は大学聴講のガイダンスがあった。
聴講を始めて16年目になる。
kazeと一緒に大学へ通っていた頃は本当に楽しかったな。
以前はレポートを出し、発表もして、先生に質問をいっぱいしたし研究室にも遊びに行ったし、学生さんとの個人的な交流も楽しんだ。
人付き合いの上手なkazeがいてくれたおかげだ。
ひとりになって、うつ病になったせいもあるけれど、受講の数も減ったし、なるべく話を聴くだけの授業を選んでいる。疑問があっても先生に質問しないし、誰とも交流しないでサッと帰宅する。
kazeは情けなく思っているかも…。
辛いときは休み休みだったけれど、それでも、なんとか続けてきたんだよ。
最近は講義内容も書かなくなってしまったけれど、ためになる話もあるので、できれば今年度は書いていきたいと思う。書くためには熱心に聴くし、書けば復習になってブログと記憶に残るから。

大学の事務局は随分進化した。
昔のガイダンスは1時間以上かかったし、偉い人がやるのにミスも多くて閉口した。今年は段取りが良く、15分で終わった。しかし、いかにも新人という事務局員が説明して、頼りないし自信なさげで声も小さくて面白みがない。
なんだか昔が懐かしい。
事務局長と険悪になって、その後仲良くなったりしていたから。

大学は家と墓所の中間地点にあるので、きょうもお墓参り。
センダイハギとキキョウの新芽も出て、結構育っていた。この陽気だものね。
これで11種が発芽した。
12種目はどうやら絶えてしまったようだ。
場所が女郎花に近くて、丈夫な女郎花に負けたかな?
1年目から最初に咲いてくれたベロニカさん、ありがとうね。

雑草も目立ってきたので草取りをした。
写真はメインに写っているのが球根で植えられて3年目を迎えるツルボ。
周りにたくさんある小さい緑が雑草。これをチマチマと抜き取った。
赤丸で囲んだのは去年の種から育ったツルボ。
球根育ちと種育ちで全く違う。

ツルボ

あまりに小さくて丸の中が分かりづらいので、種から育ったツルボの写真を。

ツルボ

これは我が家のベランダの鉢植えだ。
ツルボは可愛いからベランダでも種から育ててみたのだ。
ベランダの方が先に発芽して育っている。
お墓のはあまりに小さくて細くて、雑草と一緒に5本くらい間違えて抜いてしまった(悲)。
日焼け対策をしていなかったので、1時間くらいで切り上げた。
まだ4分の1くらいしか、草取りできていない。。

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2016.01.27

犬猫の行動学から。

きょうは今期最後の授業の日だった。
試験は無いので、新しい科目での授業が始まる4月まで、長い春休みとなる。
面白かった講義のことだけ書いておこう。

『伴侶動物学』
犬や猫などを人間の伴侶と考え、いわゆる愛玩動物とは区別して考える。
犬猫の行動学、がんを罹った動物のケア、血液型や輸血、獣医療裁判など、
毎回違った講師を迎えての興味深い内容だった。
獣医学生向けの講義だったが、一般飼い主にも役立つ情報はあった。
記憶に新しい本日の分からお伝えすると、
・不安や恐怖心から攻撃的になっている犬を叩いてしつけるのは間違い。
・恐怖を感じた犬は逃げるか、戦うかを選択せざるを得ない。
・飼い主との順位を犬に分からせなければしつけは出来ないは間違い。
・犬より人間が先に食事をしなくてはならないというのも間違い。
・人間が優位だと分からせるために一緒に寝てはいけないは間違い。
・犬は人間を異種のものと分かっている。犬の仲間とは思っていない。
・猫は単独動物ではない。群れないというが、猫にも社会性はある。
・猫同士で顔の舐め合いをするように、人間に撫でられる場合も首から上が好き。
・すり寄ってくるのは人間に対する挨拶であってマーキングではない。
・尾を上げるのはフレンドリーな気持ちのあらわれ。
・一緒に寝る猫たちは仲が良い。
・猫にとって遊びは成長するために大事なこと。よく遊んであげるべし。
・子猫(離乳期)の頃にいろいろな味を食べさせるのがよい。味を記憶する。
・記憶した味は大人になっても拒否しない。例えば療法食であっても。
・母猫の妊娠・授乳期に栄養が不足すると、その子猫は攻撃的な性格になる。

花

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2015.07.31

前期終了。

前期の大学の講義が終わった。
9月末まで、長い長い夏休みである。退屈だ。
後期は抽選に当たれば2科目2大学へ通うけれど、1科目かもしれない。

今期は中東の政治と外交について学んだ。現代史である。
パレスチナ問題、911、アラブの春、イスラム国など、話題性に富んだ授業だった。

東京ジャーミイ内

イスラムのことを手っ取り早く理解するのに良い雑誌が出ている。
先生に教えていただいたのだが、今、書店で買えると思う。
『TRANSIT(トランジット)特別編集号 美しきイスラームという場所2015』
(講談社 Mook) 掲載写真が美しい。

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2015.07.13

東京ジャーミイ再訪。

代々木上原にあるモスク、東京ジャーミイへ行ってきた。
去年も行ったが、大学の授業の一環としての見学。
今回は日本語ガイド付きの案内に合わせて行ったので理解が深まったと思う。
イスラム教を多くの日本人に知ってもらうため、見学を大いに歓迎しているそうだ。

撮影は礼拝している人々はダメだが、建物などは許されている。
今回、手軽だからと50mmレンズのDP3を持っていったのは失敗。
礼拝場内は広角レンズがいいし、望遠で細部を撮るのも面白かったろう。

ミナレット(尖塔)
東京ジャーミイ・ミナレット(尖塔)

礼拝場外観
東京ジャーミイ・礼拝場外観

礼拝場入口扉
東京ジャーミイ・礼拝場入口扉

礼拝場内
東京ジャーミイ・礼拝場内

礼拝場内
東京ジャーミイ・礼拝場内

昨年の記事はこちら。(標準ズームレンズで撮影している)
「東京ジャーミイ。」
「イフタール。」

今週の金土(7/17・18)に「東京ジャーミイ・イードフェスティバル」が開催される。
面白そうなので行ってみようかと思っている。

見学等の詳細はHPにて。
東京ジャーミイ&トルコ文化センター

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2015.01.21

来期の目標。

今期の大学の授業が終了した。
「文化交流史」と「昭和のサブカルチャー研究」という講義だった。
勉学の友が欲しいなあ、と思いながら通っていたのだが、
積極的な行動が取れず、少し質問をしたくらいで受身なまま終わってしまった。

kazeは気軽に積極的に他者と話す人だったので、彼と一緒にいると
自然に人と話す機会が多くなったのだが、私一人ではダメだなあ……。

kazeは話題が豊富で、何でもよく知っていて、話すととても面白かった。
話して面白い人に自分がならないと誰にも相手にしてもらえないのかもね。
知識があるとか、いい気持ちにさせてくれるとか。
知らないことを知りたくて大学に行っているので、知識は無理だなあ。
せめて、来期はもっとフレンドリーに行こうと思う。

東京国立博物館内

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2015.01.12

東京国立博物館 東洋館。

大学の授業の一環で東京国立博物館、東洋館へ行ってきた。
東洋館は本館ほど混みあわない。
しかし、全部の展示を見ると満足感とともに非常に疲れる。

菩薩立像

色絵人物文鉢

三彩女子俑

太環式耳飾

ガネーシャ坐像

楣(まぐさ)横梁

課題は東洋館の中で興味を持った作品についてレポートを書くこと。
レポート対象は上の写真の中にはないのだが、中国の仏像で書くつもり。

本館も覗いたが、気力切れとなった。
また、行こう。

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2014.07.09

イフタール。

イスラム教では現在、ラマダーン月(断食月)で、
日の出から日没まで断食を行っている。
イスラム教の授業で、今度はモスクのイフタールへ行ってきた。
イフタールは「断食明けの食事」である。
「断食を解く食事」、「断食を破る食事」と同意。
イスラムの人たちにとっては断食後の恵みに感謝する食事となる。
東京ジャーミイでは、信徒でなくとも予約をすればイフタールがいただける。
男女別々の席となる。

トルコ料理なのだろうか、イスラム法上で食べられる物であるハラール食で、
パン、主食、スープ、野菜と肉団子のトマト煮、デザートが振舞われた。
お腹いっぱいになる量で、少しスパーシーだが普通においしい。
デザートはひたすら甘かったが。

東京ジャーミイ

東京ジャーミイへ行く前に、みんなで新大久保のハラールショップへ寄った。
見学を兼ねて、先生の心遣いでモスクへのお土産を買うためだった。
目下嵌まっている生アーモンドを安く売っていたので買った。
生アーモンドはネットか、製菓材料店で割高で買っていたので嬉しい。

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2014.06.04

東京ジャーミイ。

イスラム教の授業の一環で東京ジャーミイへ行ってきた。
東京ジャーミイは日本最大のモスクだ。

東京ジャーミイ

トルコ様式の美しい建物。装飾と光の取り入れ方が素晴らしい。

礼拝のとき、響き渡るクルアーン(コーラン)は荘厳であり、
信者でなくとも、敬けんな気持ちになる。
祈る人々は撮影できない。

見学は自由。5人以上の場合は事前に申し込む。
女性は肌を出さない服装でスカーフを持っていくこと。髪を覆う必要がある。

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2014.05.29

イスラム教。

今期、大学で聴講しているのは中東の宗教、おもにイスラム教についてである。
イスラム教と聞くと、戒律が厳しく断食や巡礼などが大変そうと思っていた。
しかし、原典を学ぶと、断食は「病気の者や旅行中は別の時にすればいい」だとか、
「出来なかったら貧者への施しで償いをする」と書いてある。
巡礼は「身体的・経済的な負担も大きいので可能な者だけが行えばよい」とされる。
「アッラーは楽なことを要求し、無理を求めない」のである。
意外なことに融通が利くのだ。

原典とはイスラム教の聖典コーランなのだが、とても興味深かった。
大相撲の大砂嵐が力士であるのは大変なことだと思っていたが、
個人の考え方次第で、やり方はありそうだ。
イスラム教をもっと理解したい。

写真は中近東文化センターに展示されている「イランの貴婦人像」である。

イランの貴婦人像

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2014.02.01

ようこそ。

以前、kazeと一緒に何度も行った中近東文化センターで
古代エジプト史の講座を受けた。
文化を知るにはまず言葉ということで、「ようこそ」を習う。
古代エジプト語で イーウィ
現代のアラビア語で アハラン・ワ・サハラン
何度も繰り返されたのに覚えられないのでここで復習。
ネットだとここがわかりやすい。

行きはバスに乗ったが、帰りは最寄駅まで30分歩くことにした。
途中にあるのが旧宅。
我ながらしつこいと思ったが見に寄った。

愛猫みっけの母猫、みけがいた!

みけ、わかるかな?

小さくて分かりにくいかな。
おまけで、みけの子猫時代の庭での写真を再掲。(写真上の再クリックで閉)

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