kazeの手。
昨日の続きを書こうと思う。
kazeが拾ってきたもののことを。
まず、私。
私たちはインターネットのチャットで知り合った。
乳がん手術後すぐのことだった。
それを、「ネットに可愛いのが落ちていた」と言ってくれた。
(可愛いの、と自分で書くのは、はばかられるがkazeが言っていたので…)
そして、多くの建材。
建築現場でゴミになっている端材などを貰ってくるのだ。
たいてい、職人さんと長話をしたのちに貰うことになる。
ほとんどはそのまま置かれていただけだが、ときどき、何か自作のおりに使われた。
代表作は今、家にある大きくて頑丈な机。
120cm×90cmのダイニングテーブルだ。
木材と細いアルミ管を使っているが、すべて拾ってきた材料でできている。
kazeはA3のプリンターを置くために作った。
ガタツキのないのが自慢だった。
そのことをブログに書くつもりで私に写真を撮ってくれと言った。
材料ばかり撮ったが、2枚だけ作成中の手が写っていた。
2011年4月のことである。
| 固定リンク
最近のコメント