カテゴリー「書籍・雑誌」の19件の記事

2018.04.29

脚註名句シリーズ 細見綾子集。

細見綾子の新しい本が出た。
「脚註名句シリーズ 細見綾子集」 俳人協会発行

脚註細見綾子集

綾子の俳句の中から300句が棚山波朗氏によって選ばれ、綾子のお弟子さん、孫弟子さんたちが句の鑑賞を書いてくださっている。
執筆者が多いので、取りまとめは大変だったと思う。
棚山さんと編集事務局を担当してくださった蟇目良雨氏に御礼申し上げる。
「解説・評伝」を書いてくださった下里美恵子氏他、各執筆者の皆様にも感謝します。

読んでいくと、知っていることと違うところが何箇所かあって、私が知らないだけなのか、事実が伝わっていないのか?と考えた。
本人はもう故人だし、事実でなくても、伝わっていくことが公的真実となるのかもしれない。

「脚註名句シリーズ 沢木欣一集」も出版される予定だ。

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2017.11.29

「泥の好きなつばめ」

細見綾子賞の審査員をしてくださった辻恵美子さんが、10月に綾子に関する書籍を出版された。辻さんは細見綾子(と沢木欣一)のお弟子さんである。

「泥の好きなつばめ 細見綾子の俳句鑑賞」辻恵美子著(邑書林)

素晴らしい本だ。綾子を好きな人はもちろん、細見綾子を知らない人に魅力を分かってもらいたいと思ったとき、読んでいただくならこの本だと思った。たんば青春俳句祭でお会いした丹波市長にも差し上げた。

綾子の俳句は大好きだけれど、自分は俳句をしない素人の私の立場で一番面白いと思ったところは、200句の俳句鑑賞文の中に、「同じ系列の句」というのが書いてあって、そういう俳句の読み方をしたことがなかったので、新たに綾子俳句の理解を深めることができた気がするのだ。
また遺族としては、細見綾子略年譜に辻さんが調べて書いてくださって、初めて知った事実というのがあって、過去に発表された略年譜とは違った感動があった。
選ばれた200句には私の好きな句は全部入っていて、綾子のエピソードが満載で、親しく感じながら読ませていただいた。
今、この本を出してくださったことに深く感謝したい。
義母と私を繋げてくださった。

「泥を好きなつばめ」のカバーには綾子の生家の写真が使われている。
下の写真も綾子の生家。先日、丹波で撮ったものだが、山茶花が満開だった。

綾子の生家

これと同じ山茶花は武蔵野の旧宅の庭にもあった。
だから、とても懐かしく思って花を見上げた。
このブログの過去記事で同じ山茶花の写真を探したら、その日の文章に書かれた生活に思い出がありすぎて泣けてきた。kazeのいた日常がどんなに幸福にあふれていたか…。

私の勝手なセンチメンタルにお付き合いくださる方はお読みください。
「山茶花の咲いた庭。」

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2014.12.02

全句集、重版。

全句集はおかげさまで初版売切れとなりました。
ひとえに、義父母を慕い熱心に句作を続けてくださった皆さまのおかげです。
年内に重版も決まりました。
ありがとうございます。

重版の『細見綾子 全句集』 略年譜には、一箇所、加筆があります。
『平成十八年(二〇〇六)
 五月、名鉄犬山ホテル庭園内に、「木曽川を見おろして城冴え返る」句碑立つ。』

お求めでない方はぜひ、『沢木欣一 全句集』もご一緒にお申込みください。
角川学芸出版では、お申込みいただいた方から順次、発送するそうです。

チョコレートコスモス
このこだけ色が明るかったチョコレートコスモス。

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2014.09.12

全句集。

沢木欣一、細見綾子の全句集が出来上がりました。

全句集

角川学芸出版から。
装丁は羽良多平吉さんです。
風茶房での販売は未定ですので、
どうぞ、結社や本屋さん、ネットでお買い求めください。

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2014.08.25

『綾子の一句』と全句集

ふらんす堂から『綾子の一句』岩田由美著、が出版された。
ふらんす堂のホームページで昨年連載されていた細見綾子の俳句鑑賞である。
あとがきで言及されている句には私の好きな句が多い。
改めて、細見綾子の普遍性を思う。
腑に落ちる言葉がやさしく語りかけてくるというか。
いや、時には厳しく詠まれるのだが。
会いたかったな、とつくづく思う。

お求めは本屋さんか、ふらんす堂ホームページからこちらにてどうぞ

『綾子の一句』

そして9月には、『沢木欣一 全句集』『細見綾子 全句集』が刊行される。
多くの方のご協力を得て、美しい本に仕上がった。
俳句は「真」でもなく、「善」でもなく、「美」だと言った綾子の言葉にふさわしく。
こちらは、またお知らせする。

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2010.06.12

今なら、『東大のがん治療医が癌になって』を無料で読めます。 > kuu

乳がん術後検診へ行くプラス面のひとつは、「ロハス・メディカル」という医と健康のフリーマガジンが貰えることです。6月号の特集は「禁煙 なぜできない」。おっちゃんは避けて通ってましたが…(笑)。これは新号が出てバックナンバーとなった時点でネット上でも読めるようになります。ご興味のある方は時期が来たらアクセスしてみてください。サイトトップはこちら。ロハス・メディカル 《別窓表示》

過去の特集で面白いと思ったのは、2009年6月号(vol.45)の「昔も今も医食同源 栄養の過剰と欠乏」 《別窓表示》
他にもいろいろタメになる記事はありますよ。

さて、6月号の裏表紙の宣伝で知ったのですが、現在絶版の書籍、「東大のがん治療医が癌になって」を6月17日までの限定でPDFファイルで無料公開しています。kuuはまだ全部は読めていないのですが期間限定公開なので今、ご紹介します。
アクセスはこちらから、現時点で上から2つ目です。
「東大のがん治療医が癌になって」 加藤大基/中川恵一(著) 《別窓表示》

内容は、東大病院放射線科治療部門に所属していた医師が34歳の若さで肺癌患者になり、肺の切除手術を受け、患者になって気付いたことや医療の矛盾を書いた専門家の闘病記です。それにプラスして医学的・医療制度的な解説を上司にあたる医師が書いています。
先に読んでいるkaze777の熱烈おすすめです。

カフェ
kaze777撮影、Canon EOS Kiss X4+EF 50mm F1.8 II

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2009.08.18

ツユクサ観察。 > kuu

ツユクサ「ツユクサってのは青色が鮮やかで黄色い雄しべが可愛い花」
この程度の認識しか持っていなかったのですが、メガネツユクサの記事 《別窓表示》を書いたときにリンクを張ったページの記述が興味深かったので、その文章を追いかけるように庭のツユクサを観察しました。振り返ればツユクサをちゃんと見たのは生まれて初めてです。植物に興味を持ったのが老眼になってからというのがネックでして、小さなものは写真に撮って拡大しないと見えないのです。知りたいと思わないと細部写真は撮りませんしね。(^^;

興味を持ったのはこの箇所です。

ツユクサの花序も花の構成もなかなか複雑だ。苞を開いてみると、なかには基部からV字形に分かれた2本の柄がある。上側の柄は細くてふつうは花の痕跡をつけるだけ、下側の柄(花序の柄)はずっと太く、正常の花を1~3個並べてつけ、下の花から柄をのばして順に咲く。1番目の花はたいてい両性花だが、2番目の花は雄花となるケースが多く、3番目の花は、あればいつでも雄花になる。同じ花序の花が翌日続けて咲くことはない。

(中略)雄しべは3本ずつ2輪に並ぶが、正常な雄しべは外輪の下側の2本だけ。外輪上側の1本と内輪上側の2本は、やくが変形して黄色いチョウ形の仮雄しべとなり、長さは正常な雄しべの3分の1ほど。残る内輪下側の1本は人の字形の仮雄しべで長さは正常な雄しべの半分ほどである。正常な雄しべはもちろん、人の字形の仮雄しべにも正常な花粉ができる。雌しべは1本、成熟すると2つに割れて、半だ円形で黒褐色の4個の種子が飛び出してくる。雄花には雌しべはあるが実らない。

野の植物100選 《別窓表示》 > 夏 > ツユクサより引用

すると、こういう写真を撮りたくなるわけです。

ツユクサ
1番花のツユクサ。

ツユクサ
翌日咲いた2番花のツユクサ、1番花は閉じています。

それで、おっちゃんに「ねえ、ねえ、知ってる?」と。(^▽^*)
おっちゃんは知りませんでしたが、このことを書いてるサイト(ブログ)はたくさんありました。「ツユクサ 両性花 雄花」で検索すると尊敬すべき観察記録や超わかりやすい写真を見ることができます。

「野の植物100選」は面白い観察であふれているので、記述元の書籍をたどってみました。すると!この書籍は「アレコレ知りたいシリーズ」という全6巻のシリーズ本で、他の本もなかなか興味深いのです。

「ゾウも飼いたいワニも飼いたい」
「チョウも飼いたいサソリも飼いたい」
「サメも飼いたいイカも飼いたい」
「見つけたい楽しみたい野の植物」
「自慢したい咲かせたい庭の植物」
「採りたい食べたいキノコ」

残念ながら絶版なので中古品でしか手に入りません。kuuはアマゾン マーケットプレイスで「自慢したい咲かせたい庭の植物」を買いました。庭にある植物の剪定時期や水やりのコツなど、たいへんタメになりました。季節別に分類されていて、「夏の植物」のところにはこう書いてあります。

夏に花咲く植物は「暑くても平気」か「雨が好き」です。

「自慢したい咲かせたい庭の植物」伊丹清(旺文社)p.111 より引用

この一文だけで、この本のステキさが伝わると思いますがどうでしょう。
ポケットサイズの図鑑的な本で子供でも読みやすいように平易な文章で書いてあるところがkuu好みです。シリーズ全部欲しいところだけど、プレミア価格になっちゃってる本もあるんです。(>_<)


6巻まとめて買うと箱付きなんですって。

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2008.03.28

たったひとつの花。 > kuu

枝を落とした辛夷昨年、ケーブル線に引っかかっていたので枝を落とした庭の辛夷(こぶし)。
冬に右のような姿になりました。
花芽の確認ができなかったので、今年は咲かぬと思っていたのです。

ところが、

辛夷

たったひとつですけれど、花が咲きました。
この辺りは辛夷の木を植えているお宅が多いので、ご近所の満開の辛夷の大木に見惚れていたんですが、やっぱりウチの木に愛着があって、このひとつを美しいと思うのでした。
今年は辛夷の花の撮影はこれだけにしよう、と思いました。

こういう一期一会に恵まれるのはとても嬉しいものです。
桜が満開になりましたが、どこにでもある桜、誰でも撮りたい桜、ではない撮影をしたいと思います。毎年そうは思ってますけど、なかなか難しいです。

小学館ウイークリーブック 週刊『日本の歳時記』 《別窓表示》の第1号の特集は「桜咲く」。掲載されている写真は当然ですが素晴らしいです。誰でも撮りたい写真です。(^^;
創刊号は190円とお買い得。俳句や日本の季節に興味をお持ちなら、ずっと(全50巻)買ってもいいんじゃないかと思います。

ついでに。
前記事のタイトルは「落花。」として、杏と椿の写真を載せましたが、季語で言うところの「落花」は散る桜のことになります。他の花の落花を表現するときには、その花の名前も一緒に詠むようです。おっちゃんと知り合う前は、こんなことも知らなかったのですけれども。(^^ゞ
上記の本を読むと、そういうことにも詳しくなれます。こういうものは全巻定期購読すれば、そうとう博識になれるはずなのですが、なかなかそれができません。たいてい途中で止めちゃうでしょ。全部読んで一通りおぼえたら、おりこうさんになれるはずなんです。
がんばれ!じぶん。。。

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2008.03.03

きょうの花は桃。 > kuu

桃のお節句ですね。(*^。^*)
NHKラジオ深夜便のMOOK本、『誕生日の花ときょうの一句』によると、3月3日の誕生花は「モモ」で花言葉は「気立てのよさ」だそうです。きょうの一句として、細見綾子の

ふだん着でふだんの心桃の花

の俳句が掲載されています。
きょうは、おっちゃんの撮った桃の花の写真を見てください。
(※JavaScript ONなら、クリックで写真がポップアップします。拡大写真上のクリックで閉じます。JavaScript OFFや対応していないブラウザの場合、別窓で表示されます。)

花桃花桃(観賞用の八重咲きの桃の花)。
2004年3月、近所の野川公園にて撮影。義母・細見綾子もよく行った公園だそうです。

桃の花桃の花。
2004年4月、桃の名産地、山梨県一宮の桃畑にて撮影。この写真はトリミングして「俳句と写真」と「言葉は花」 《別窓表示》に掲載しました。

桃の木桃の木。(でっかく拡大します)
同日、山梨県塩山の荒れた果樹園で撮影しました。桃の花の付き方の特徴がわかると思います。枝を挟んで花が2つ並ぶんです。

梅と桃の見分け方は、こちらの専門サイトに書かれています。
「ウメとモモ 7.モモの花の観察」 《別窓表示》白岩先生の植物教室 《別窓表示》より)「モモの花芽は節に3個、中央は葉になる芽で、両側が花の芽」だと。

『ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句』には、366日分の花の写真も掲載されています。花の特徴が1枚でわかる、美しい色のくっきりした素敵な写真ですので、本屋さんでご覧ください。自分の誕生日の花を調べたり、その日にふさわしい俳句も読めます。

Amazonの商品ページへ 「ラジオ深夜便 誕生日の花ときょうの一句」 《別窓表示》
3月8日の時点でAmazonには画像イメージがないようなので、見たいときはこちら 《別窓表示》

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2007.09.15

『アルカサル-王城-』13巻(完結編)を買いました。 > kuu

昨日(9月14日)が発売日だったのに、ついうっかりしてました。
だけども、本日、無事に買えたのです。

連載の中断から13年の月日が経っています。
kuuが12巻を最後に読んだのが、もう8年くらい前かな。細部の記憶がありません。1~12巻は今の家に引っ越すためにダンボールに詰めて、そのままどこかで埋もれています。ここでその12巻を発掘するか、先に13巻を読んでしまうか、迷う。。。

ついでに、買い損ねていたこれも一緒に買いました。

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