カテゴリー「珈琲」の36件の記事

2018.07.11

我が家のコーヒーミル。

ほぼ毎日、珈琲を飲む。
たいてい朝の一杯から始まる。
お湯を沸かし、豆を挽いて、ハンドドリップで淹れる。
コーヒーメーカーは捨ててしまった。
ハンドドリップで淹れる方が断然おいしいし、淹れることを面倒だと思わないので。
豆は手挽きのミルで挽く。kazeの遺品のザッセンハウス、サンティアゴ。

ザッセンハウスのコーヒーミル

私がお嫁に来たときにはすでに古めかしい存在感で鎮座していた。いったい何年前のものなんだろうか。
ミルの部分はまったく壊れる様子がない。
ただし、木箱の部分は数回壊れている。引き出しの取っ手が外れ、引き出しの面や底板も外れたことがある。その都度、自分で補修してきた。
本来は膝に挟んで使うように作られているが、私はテーブルの上に置いて使っている。ちょっと力はいるが、ぐいと左手で押さえて、右手でハンドルを回す。ガリガリと快適。
kazeが工夫して豆の挽き具合を調整するネジを針金で固定してしまったので、粗めにしか挽けないがブレることもない。この道具を愛している。

と言いながら、珈琲の道具には興味があるので、他のミル、手動も電動のものも常にチェックはしている。
そんな我が家に新しいミルがきた。懸賞で当選したのだ。

ハリオ、セラミックコーヒーミル・ウッド。

ハリオのコーヒーミル

美しい形、しかし使いにくい。
握りにくいし、力が入らない。ザッセンハウスの3倍回さないと豆が挽き終わらない。ギアの性能が低いということだろう。これだと電動式のミルが欲しくなる。
これは机に置いて使うものだが、私は膝に挟んで使う。面倒である。
ひとつだけ、ザッセンハウスに勝っている点がある。
挽いた珈琲の粉をドリッパーにそそぎやすい。
こちらは挽き具合が調整できるので、細かく挽きたいときのために持っておこうとは思う。
愛してあげられなくて、ごめん。

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2018.05.07

コーヒーのイベント。

情報には疎いのに、たまたま知ることができたので、ゴールデンウィーク後半はコーヒーのイベントに行ってきた。

5月5日、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されている「福田利之展|吉祥寺の森」の関連イベント「カッパとウサギのコーヒー屋さん with ロカリテ」でおいしい珈琲を1杯、無料で飲ませていただく。この展覧会はお勧め。5月20日まで。

カッパとウサギのコーヒー屋さん

福田さんとは吉祥寺の街などでよく出会う。その度に図々しく話し掛けてしまう。嫌がられたことがない!素晴らしいお人柄。
作品は作品集、ポストカード、日用品をいくつか所有している。


5月6日、狛江の泉龍寺で開催された珈琲参道へ行く。
コーヒーとフード、音楽を楽しむイベント。
知り合いから豆の買い物も頼まれた。

狛江 珈琲参道

なのになのに、お金を入れ忘れて千円くらいしかなかったバカな私。。
今流行の嫌いな味のコーヒーを飲んだり、口直しにコーヒーを飲んだり。
ここはkazeと来たことのある場所で、思い出すのはちょっと辛かった。
それでも境内の写真を当時の面影を追いかけて数枚撮る。和の要素の写真、私は苦手。kazeはすごく得意だったが…。
短い滞在をそれなりに楽しむ。

帰りにこのイベントに絡んで特別開放された緑地保全地区に寄る。
緑豊かな環境が小さな森のように維持されている場所だ。

狛江 緑地保全地区

緑を撮るのはワクワクする。

狛江 緑地保全地区

人工物と自然。

狛江 緑地保全地区

こういうとき、いつも思ってしまう。
kazeと一緒に来たかったな。

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2018.03.19

美美と、もか。

kazeから受け継いだものはいくつかあって、珈琲もそのひとつ。
kazeはフライパン自家焙煎の名手だった。

kazeがいなくなって、好みの珈琲豆を探すべく、たいへん苦労したわけだが…。
なんと、旧宅の近くに大変良質な自家焙煎珈琲屋さんを見つけることができた。
ただ、そこの店主は宣伝嫌いのネット嫌い。
だから、ブログに珈琲のことは書かなくなった。

まあ、たまには他の店の珈琲豆も飲んでみたくなるわけで。
きょうはそのことを書きたい。

昨日、彼岸入りで墓参りをしたのだが、良いことがいくつもあった。
墓参りばかりしていると思われるかもしれないが、今の時期はまだ少ない方だ。
山野草の苗を植えたあとは週に2回は水やりに行く。
花が咲く時期には嬉しくて開花を見に行く。
昨日の墓所では、アサマフウロ、ミヤマオダマキ、ホソバチョウジソウ、オニユリの新芽が出ていた。これで9種の芽が出たことになる。
芽吹きの季節は力を感じて元気がもらえる。

墓参りの帰り、寄り道しようとして道に迷った。
おかげで満開の杏の花に出会った。
梅や桜は普通に外を歩いていれば見られるし、桃は節句の時には花屋さんに必ず置いてある。しかし、杏は見つけなければ出会えない。
旧宅の庭にあった杏を私は大好きだった。2品種あったのだけれども。

たどり着いたいつもと違う駅の近くで、コーヒーイベントをやっていた。
多くの出展者の中で心惹かれたのは、ネルドリップのお店。
そのお店で、珈琲好きならたいてい知っている超有名店の豆が買えた。
福岡の美美(びみ)の豆である。
写真の左がその包装袋。

美美ともかの珈琲豆袋

「珈琲ドリップのこつ
 ー水から沸き立て鎮めたお湯でー
  始め点滴
   蒸らしが要
  エキスを出したら
  へそからのの字
  泡ぶた落さず
  濾せば 美美」
と書いてある。ネルだけじゃなく、ペーパードリップでもこつは同じ。
そして、店主とちょっとマニアな話をしたら、かの名店、吉祥寺もかの包装袋をくれた。写真の右のもの。
もかはカリスマ店主が亡くなられて、だいぶ前に店は閉じた。レアものの袋である。
kazeと一緒に豆売りのみになった時代に店を訪ねたことがある。
残念ながら定休日だった。

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2016.02.15

冷めた珈琲。

昨日はあんなに暖かかったのに、この寒いこと。
お供えの珈琲を下げて、昨日はそのまま飲んだが、今日は温め直した。

珈琲とチョコレート

珈琲豆の種類によっては、冷めてからの方が甘味が増したりする。
冷めるのを待って飲んでみてと、豆屋さんにアドバイスしてもらうこともあるのだが、
私は温かい珈琲が好き。
冷めてからがおいしいと言われる豆は買わないようにしてしまう。

朝、多めに淹れた珈琲をkazeと分け合ったら、
冷めてしまった半分は思い出を含んだ味になる。

ブタのチョコレートは幸福のお守りだそうだ。
tutto bene!=すべてうまくいくよ!

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2015.05.04

あしたの楽しみ。

GWで混雑する中、お茶と買い物に出かけた。
よい店好きな店はどこもいっぱい。
珈琲は有名店の豆を使っているけどイマイチ、けれど食べ物はおいしい店へ入った。
チーズスコーンが、とてもおいしい。
お水を2杯もらって、珈琲の味がけむりくさいのは忘れよう。
その後、ペットショップや雑貨屋をのぞいて、ウィンドウショッピングを楽しむ。
おしゃれな雑貨屋で買ってしまったのは珈琲豆。
中川ワニ珈琲という人気焙煎人のブレンド豆である。
5月1日に焙煎した新鮮な豆が買えた。
あしたの朝、飲むのが楽しみだ。

ナガミヒナゲシ

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2015.04.19

珈琲、大好き。

今年に入って胃の調子がいまいち良くなかった。
4月初めに検査を受けて結果待ちなのだが、検査後に、だんだん良くなってきた。
しばらくの間、控えめに飲んでいた珈琲を、また多めに飲むようになった。
たまたま、買い物と頂き物が重なって、6種類もの珈琲豆が家にある。
その半分は熟成させたオールドビーンズ。
豆の味が何より珈琲のおいしさを決めると思う。

家で飲むのはハンドドリップで200cc前後と決めて、あとは外の珈琲。
「サードウェーブコーヒー」には懐疑的だったが、不味い店もあるし、おいしい店もある。当然のことだ。

噂のブルーボトルコーヒーは頂いた豆を家でドリップして飲んだ。
信頼するプロのアドバイスに従って、テキトーに(じっくり丁寧にと真反対の淹れ方)
かなり薄目にドリップする。
おいしいではないか!
店舗へも行ってみようと思う。

写真は西荻窪のどんぐり舎。好きな店だ。

どんぐり舎

どんぐり舎

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2014.03.31

4杯目の珈琲。

昨日はマグカップ4杯の珈琲を飲んだ。
ちょっと飲みすぎたと思う。
その4杯目の珈琲は、買ったばかりの豆を味わうためだった。
デパートで買った未知の豆。アメリカ産。

珈琲にはお金を惜しまない。
高くてもいい。
逆に安価で良い豆もあるから、価格で偏見は持たない。

賞味期限が袋売りの珈琲豆にしては短めの設定だった。
鮮度に気を使っている証拠だから選んでもいいと思った。
あとでネットで調べたら空輸品だった。
アメリカでは有名なカフェの珈琲豆らしい。

インテリジェンシアコーヒー

インテリジェンシアコーヒー、340g、2,800円(税別)、5月5日までの賞味期限。
浅煎りで慣れない味だが、けっこうおいしい。
パッケージが美しいね。

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2014.01.24

おいしい珈琲。

うつ病の薬がようやく減った。
通院2年目にしてだ。
ここまで長かった。

帰路に寄った店の珈琲がおいしかった。
豆を買った。
家でもおいしく淹れられるかどうかはわからない。

豆のグレードと鮮度に気遣い、
浄水した水を沸かして湯の温度を下げ、
ハンドミルで粗目に挽いた豆を
三角すいのペーパードリップで落としていく。
kazeに習ったように。

ネルドリップ
写真は別場所で撮ったもので本文とは関係なし。

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2010.09.23

SCAJ2010。 > kuu

スペシャルティコーヒーイベント SCAJ2010 《別窓表示》へ行ってきました。
おっちゃんも行ったことがなくてアンテナ張ってなかったのですが、ip2005さん 《別窓表示》のブログで開催日時を知って、招待券までいただきましたので二人で遊んできました。

コーヒーは嗜好品ですし好きな人ほど独自のウンチクがある世界で、人がおいしいというものにケチをつけるのも無粋なんでしょうけど、他の来場者や出展者と情報交換したところ、「おいしい!」「まずい!」に一致するところも多々ありました。なので一意見として、おいしかったところ、面白かったところのレポートをアップしたいと思います。
別行動でそれぞれ疑問を持ったブースに突っ込みを入れました。見た目重視で選んだ人材なのか?答えられない人も多かったし(派遣やコンパニオンが多いらしく…)、中の人でも答えに窮すると黙ったり不機嫌になったりして、楽しくない 遊べない 企業としてどうなのか!と思うブースもありました。写真はたくさん撮りましたが、感じの悪かったブースの写真は外しました。(もちろん、すべてのブースで話したわけじゃないし、試飲したわけではないので、他にも感じが良くおいしかったところはあるでしょうけれども)
写真はクリックで拡大します。JavaScript ONなら、1枚ごとに閉じなくてもサムネイルクリックで次の写真が拡大します。(閉じるときは拡大写真上でクリック) 撮影はkaze777とkuuの混ぜこぜです。
※撮影・掲載許可はいただいておりますが、それはここでの話ですので無断転載・無断使用を禁じます。

SCAJ2010イベント規模は年々縮小傾向で、出展者は減ってきたそうですが、それでも会場ではイヤになるほどのコーヒーを試飲できます。勧められた全部を飲むべからず、というのがポイント。まずかったら遠慮なく残しました。
入場口にあるココは感じがよいです。

SCAJ2010ココで飲ませてくれるコーヒーをイチ押しします!
フレンチプレスの弱点を感じさせない上に、どのブースよりおいしかったと思いました。(うるさ型5人程の意見です)

SCAJ2010そのコーヒーを追及して淹れてる中の人。おっちゃんと談話中。
ココは派遣を使わず、他のスタッフも話せるし、いい感じです。
試飲用には隣の有名店の豆を使っています。

SCAJ2010今、一番おいしい豆はハワイコナだと思うのですが、会場でハワイコナを飲ませてくれるのはたぶんココだけ、端っこの方。
社長さんは熱心で知識豊富です。※用意してる豆の量に限りがあるそうなので、試飲できない場合があるかもしれません。

試飲のおすすめは以上2つ。(^^;;

SCAJ2010kaze777の楽しみは最新の焙煎機を見ること、焙煎機の機械屋さんと詳しい話をすることでした。
※この写真は焙煎機屋さんではありません。コーヒー以外のものを試食させてくれる貴重なブースです。ほぼコーヒーしかないので菓子持参が良かったかもと思いました。マジ。

SCAJ2010アメリカ製の焙煎機、ディートリッヒ。
美しいです。

SCAJ2010ドイツ製の焙煎機、プロバットの焙煎後に豆をクーラー&クリーナーする箇所。羽根の構造が独特です。
ココの中の人は詳しいお方です。

SCAJ2010試飲していませんが(^^;)美しいブースでした。
絵になる感じに演出されていました。

SCAJ2010ピカピカの機械がぎっちり並んだところはどこも目を引きます。
個人ユースというより業者向けのイベントです。でもコーヒー好きなら楽しめます。

SCAJ2010原産国や生産者の出展もありました。
会場は国際色豊かです。このイベントで年に一度、交流をあたためることを楽しみに来日される方々もいるそうです。

SCAJ2010スタッフの笑顔が会場の雰囲気を作ります。

SCAJ2010カッコイイ外人が多いのです。
このブースに出入りしているイベントのナレーター役の人など、ジゴロ的な超カッコ良さで目を引きました。

SCAJ2010環境も、安全も、世界経済も大事。

日本の行政は何故か立ち遅れ。アレコレ想像しちゃうね。

SCAJ2010おっちゃんの聞いたところ、南米もアフリカも、現地では生産者でさえ、コーヒーを飲まないそうです。
「コーヒーは売るものであって、自分たちで飲むものではない」
では何を飲むか。

SCAJ2010「tea」という答えが多かったのですが、この写真のものを飲むところもありました。
これはコーヒー豆を取り出した殻で"キシル"と言います。煎って砕いたあと煮出して飲むのだそうです。薄いけどコーヒーの味がするそうです。

写真はないが言及したいこと3点。
・グアテマラコーヒーズのブースで無料配布している冊子の内容、イラスト、写真がいいです。2冊あって、「PORTRAITS of QUALITY」と「Green Book」
・コーヒーやカフェまわりの書籍を販売していました。品揃え豊富で、kuuの欲しかった本も置いてあったので買いました。「たぶん彼女は豆を挽く」「東京カフェを旅する」
この2冊についてはいずれ別エントリーを書く?かな?
・まずいコーヒーにあたってしまったら、おいしいお水でリセットしませう。会場内、浄水の試飲できる場所は1ブース。端っこの方です。

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2010.09.04

定期健診。 > kuu

年に一度の定期健診に行ってきました。おっちゃんと一緒に。
kuuはまだ体調イマイチなのだけれど、検査に引っ掛かるような感じはないので、回復のお墨付きをいただきたい気持ちでこのタイミングにしました。

以下、ビロウな話です。


毎年、難儀するのは便検査です。
2回分、採らなきゃならんのです。なるべく受診前3日以内に、と言われています。
kuuは便秘体質でして、おっちゃんは下痢体質…(でも夏は便秘ガチ)。
ふたりで足並み揃えて、というのがより難しく…。。
以前、おっちゃんは出ないからと持っていかずに怒られたこともあり。
採取してから行くと言うわけにはいかず、検査は予約して行くのです。
1回分出して、それから予約して、2回目を採取です。
しかし今回、おっちゃんは1回しか出ませんでした。
kuuは検査当日に早起きしてお腹のマッサージを続け、冷たいお水を飲んで2回目をガンバリました。Σ(;・∀・)

他には尿検査、血液検査、胸部レントゲン、心電図、メタボチェック、身体計測、問診をします。便検査・血液検査は結果待ちで、あとは大丈夫でした。(*^o^*) 眼科検診は別に眼科で受けます。

すぐにわかる範囲で引っ掛からなかったので取りあえず、ホッとしました。
7月8月と不健康話が続いて、ご心配くださった皆さま、ありがとうございました。^^

さてさて、きょうの写真は何にしようかと思って…。

8月に仕入れた珈琲の生豆は3種類で計40キロでした。
直接、商社から買うので輸入されたまま無選別の状態で購入します。夏は冷暗所に保存しないと虫がわく場合があるので、先にチェックして小分け分別します。そのときに見つけた珈琲豆以外のものです。

珈琲生豆に混入していた異物

コーンと石が入っていました。

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